本棚として図書館を活用する
自宅の本棚から本があふれて、読みかけの本や積ん読本が床に平積みされてませんか?これじゃイカン!ということで本棚を増設しても、数ヶ月後にはまた本が本棚からあふれ出してしまう…… 出来ることなら、そんな状況は避けたいところです。
自宅に本があふれる問題
読書会が習慣化すると、自宅が本であふれかえる問題に直面するかも知れません。そこで、僕がオススメしたいのは、図書館を自分用の本棚化することです。
紙の本か、電子書籍か
もちろん、必要最低限以上は紙の本を所有することをやめて、Kindleなどの電子書籍で読書や読書会を楽しむ、という選択肢もアリだと思います。電子書籍には、紙の本にはないメリットがありますし、Kindle Unlimited なら大抵の書籍が読み放題となります。
それでも、僕は紙の本が好きです。ただ、自宅の本棚は狭い。なので、図書館を本棚として活用する方法に至りました。
蔵書検索サービスで読みたい本をラクに入手する
図書館を本棚として活用する際、最も大きな課題は「読みたいときに読みたい本が読めるのか?」という点です。この課題については、僕の場合は概ね解決できています。
日本全国の市立図書館や大学図書館の蔵書は「カーリル」というサービスで、横断的に検索することが可能です。
「カーリル」を使えば、近隣の市立図書館や大学図書館の蔵書もまとめて検索可能です。同一市内の図書館であれば、貸出予約システムで予約すれば、行政サービスとして本を最寄りの図書館まで配送してもらうことが可能です。ちなみに、近頃はお住まいの近隣の市の図書館でも本を借りることができます。例えば、横浜市民の場合、川崎市・横須賀市・鎌倉市・藤沢市・逗子市・大和市・町田市の図書館が利用可能です。
利用可能な図書館を最大限に活用すれば、大抵の本は借りられる
会社員や学生の場合は、通勤・通学先の会社・学校の所在地でも図書館の本を借りることが可能です。なので、もし自分が住んでいる自治体の図書館に読みたい本が蔵書されてなかったとしても、職場の近くの図書館で本を借りることが可能なのです。
さらに、通勤時に品川区・中央区・千代田区・豊島区・北区を通過する方はそれぞれの区立図書館で本を借りることが可能です。
品川区立図書館では、区内在住・在勤(在学)に関係なく、どなたでも利用カードを作る事ができます。 利用カードは、品川区立の全ての図書館で使えます。
つまり、自宅近くの図書館、勤務先の図書館、通勤経路上の図書館、近隣の市の図書館と、「カーリル」を活用すれば30~100ヶ所の図書館の蔵書を予約できるのことになるので、新刊を除く大抵の本は借りたいときに借りることができる訳です。
電子書籍を図書館で借りるという、新しい選択肢
令和3年3月24日より、横浜市民は電子書籍を図書館から借りることができるようになりました。電子書籍はインターネット経由で借りるので、図書館に向かう必要がなく、いつでもどこでも本を借りて・返却することができます。
サービスが開始されたばかりで、蔵書数がまだまだ少ないという不便さはありますが、返却忘れもないので、とても便利なサービスとなりそうです。
お気に入りの本・必要な本だけを手元に置く
このように、図書館を活用することで何百万冊という本をいつでも読むことができるわけです。そうすることで、自宅に紙の本として蔵書しておく本はお気に入りの本や頻繁に必要となる数百冊に絞り込むことが可能です。
公共の図書館はみなさんがお支払いされた税金で運営されています。ぜひ、図書館を有効活用することで税金に活躍してもらいましょう!!
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