たった4分の運動で800カロリー!?超時短トレーニングHIITの衝撃
たった4分で終了する超時短トレーニングが「HIIT(ヒート)」です。
運動と休憩を数十秒ずつ繰り返すトレーニング方法を、インターバルトレーニングといいますが、HIITもそのひとつ。
20秒の運動と10秒の休憩の30秒で1セット。
これを合計8セット、4分で終了します。
種目は何でもOKですが、大きな筋肉をたくさん使って、心拍数が上がるような運動が効果的。
スクワットやバーピーがいいと思います。
ジョギングを1時間したときの、消費カロリーは400㎉ほどですが、HIITなら4分間の運動でそれ以上です。
運動が終了したあとの24~72時間、カロリー消費が高止まりすることをアフターバーン効果といいます。
HIITはこの運動後の消費量が多いのが特徴。
心拍数が上がる激しい運動は、すぐに酸素の供給が追いつかなくなり、いわゆる酸欠状態になります。
全力ダッシュのあと、ゼーゼーと肩で息をしているときの様子です。
酸素の調達が間に合わなくなった体は、体内に保存してあるエネルギーを借りてその場をしのぎます。
そのぶん運動後にたくさん酸素を取り込み、借りた分の返済をおこなうのです。
エネルギーの借金をした体が、あとから利息をつけて返すイメージです。
ほかにも、発生した乳酸の処理や、傷んだ筋肉の修復などでカロリー消費が止まりません。
HIIT終了後のアフターバーンとして、約800㎉が使われたという報告もあります。
とはいえ各種目を全力でおこなうことが条件のため、そうとうにキツいことはたしか。
そもそもHIITは、アスリート用トレーニングの「タバタプロトコル」を元に作られています。
体力に自信のない人が、いきなりフルでやるのは非現実的。
まずは2セットからやってみて、すこしずつ増やしてみてください。
20秒運動、20秒休憩などのアレンジもOKです。
20秒10秒のサイクルで、音声ガイドをしてくれる、無料アプリもたくさんあります。
種目の指示も出してくれるので、よろしければお試しを。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。