マジ!?1日にたった2時間だけ!食べても太らない奇跡の時間があるって本当?
夜に食べると太りやすいのは、ダイエッターなら知っています。
では食べても太りにくい時間帯は、わかりますか?
真夜中の真逆の時間、昼の14時~16時です。
この時間であれば、すこしだけハメを外しても大丈夫。
ダイエットの手綱をゆるめてもいい、OKタイムです。
なぜならこの時間帯に、体脂肪を増やす遺伝子の活動力が、もっとも弱くなるから。
この迷惑な遺伝子は、人を太らせることが仕事。
時計遺伝子のひとつ、BMAL1(ビーマルワン)です。
逆に夜の22時〜2時が活動のピークタイムで、ダイエットにおいては魔の時間帯。
摂ったカロリーの全部が、体脂肪に変わる時間と思っておいたほうがよさそうです。
じつは人間が太りだしたのは、歴史全体からすればごく最近の話。
人類史の大部分は、食料不足との戦いでした。
冷蔵庫などのない時代は、食べモノの保存ができません。
体脂肪を冷蔵庫の代わりにし、エネルギーを蓄えることが、生き残るために必要だったのです。
危険の多い夜は、なるべく動かないよう睡眠をとり、カロリーの無駄づかいを防ぎます。
翌日以降に備え、できるだけ体脂肪を増やしておくのです。
そのため夜中2時のビーマルワン活動量は、昼15時とくらべて20倍にもなります。
原始時代に身につけた、エネルギー備蓄の生存戦略。
太りたくない現代人は、その機能を逆手にとることができます。
食べたいものは我慢せずに、14~16時に食べておく。
もし食べ過ぎてしまったと感じても、夜ごはんを減らして調整できます。
「鬼のいぬ間に、命の洗濯」
ビーマルワンが寝てる間に、食べてしまう。
1日2時間だけの、許された時間。
「3時のおやつ」はダイエッターに与えられた、つかの間のボーナスタイムなのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。