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外から引いて見てもらおう
突然だけれども、「外から引いて見てもらうこと」は、アイデアをカタチにする際に限らず人生全般においても重要だと感じずにはいられない。
どうして今回、そう思うに至ったかというと、2018年から六年を経てスマホを購入することになったのだけれども、一歩引いた視点からのアドバイスが極めて役に立ったから。というわけで、引いて見てもらうことの大切さをスマホ購入を引き合いに出しつつ簡単に紹介してみよう。
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一つ目の引いて見る視点は、購入者のライフスタイル。ついつい自分たちはスマホを選ぶとなるとスマホの比較に入ってしまうけれども、そもそもスマホは自分たちの人生のソリューション(より良い人生を送るために貢献してくれる道具)の一つ。
アドバイザー曰く「そもそもタクト氏はゲームとかしないし、写真が撮れてSlackとかChatGPTとか使えれば大丈夫でしょ。高スペックは必要ないやん」といった具合に。この言葉で、自分のスマホはミドルレンジを選ぶことで選択肢が絞られることに。
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二つ目の引いて見る視点は、スマホのブランド。ついつい自分たちはスマホを選ぶとなると、ブランドや知名度を気にしてしまうけれども、そもそもブランド価値と機体性能は関係がない。
アドバイザー曰く「タクト氏は実利を追い求めるタイプだから有名ブランドとかいらんでしょ。そもそも君は他人の目を気にしないし、使えればそれでいいっしょ」といった具合に。この言葉で、自分のスマホはブランド物を除外することで選択肢が絞られることに。
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三つ目の引いて見る視点は、購入のタイミング。ついつい自分たちはスマホを選ぶとなると、次の新しいシリーズが登場するまで待ちたい!と思ってしまうけれども、そもそもいつ新型を導入すべきかは現在の状況や、今後に取り組みたい内容に大きく依存する。
アドバイザー曰く「セブ島でスマホが勝手に再起動を何回も繰り返している状況で、秋とか冬の新商品の発売まで待つとかリスクあり過ぎでしょ」といった具合に。この言葉で、スマホがただの黒い板になってデータ移行できなくなるリスクを回避し、今すぐ買おうと決断することに。
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引いた場所から言葉を授けてもらうことで、自分たちは思い込みから抜け出してより良い意思決定を行えるようになる。ちなみにこのアドバイザーは自分の人生の恩人の一人で、海外に飛び出す時からデバイスを購入する時まで、本当に本当にお世話になっていて頭が上がらない。
それはさておき、自分たちはどこまでいっても自分たちの世界の中で生きている。その世界の外から届けてくれる言葉を大事にして歩んでいこう。