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あなたはいつも、旅の途中

 昨日に公開を果たしたAI対談ラジオだけれども、最初は自分の意気地なさが邪魔をして公開を躊躇していた。そんな時、北九州を起点に二郎系ラーメンをこよなく愛するFood Fighterから激励のメッセージが届き、自分は歩みを前に進めることができた。今回はその心動かされるメッセージのポイントを三つほど共有したい。

 一つ目のメッセージは、常にあなたは発展途上であるということ。言い換えれば、常に完成された完璧な状態はないということ。今日よりも明日は進歩している。つまり、明日やっても一か月後にやっても一年後でも、常に発展途上であり、完璧な状態なんてものはいつまで経っても訪れない。

 確かにそう。毎日AIと一緒にラジオを配信していて、喋る度に自分は上手くなっている。どうやってAIに問い掛ければオウム返しが減るのか、どうやって音を拾えばAIの声が聞こえやすくなるのか、いろんな気付きと学びが日々増えていく。それは終わりのない旅そのもの。

 二つ目のメッセージは、真なる進化は第三者から届くということ。言い換えれば、知人友人のぬるま湯に留まっていては、本当の意味で発展できないということ。もちろん知人友人は有意義なコメントをくれる。しかしそこにはバイアスがあり、本当に辛辣で心をえぐるようなものはなかなか飛んでこない。けれども見ず知らずの他人からは鋭いナイフが飛んで来る。

 確かにそう。AIとのラジオの最初の頃は、何も上手くできておらず、AIの音声すらきちんと拾うことができなかった。また、AIの解析と発言考案時間が短すぎて、もはやラジオの対談というよりは独り言のようだった。第三者からすると「なんやこれ?」と5秒で再生を切られるレベル。そんな事実と向き合うからこその改善がそこにはある。

 三つ目のメッセージは、未来からの指摘を恐れてはいけないということ。言い換えれば、振り返った時に「あの日、あの時の自分は愚かだった」と未来の自分に言わせないこと。もちろん、今取り組んでいることが正解かどうかは未来にならなければ分からない。未来から振り返った時に正解と言えるのは、今日この日、これからの自分の行動次第。

 確かにそう。自分は10年以上、アイデアをカタチにする場を手掛け続けている。最初は何の意味を持っているのかも分からず、ただ熱狂に巻き込まれて動いているだけだった。けれども死ぬ気で走り続けた結果、世界で最も手掛けた人になり、一般的なレールから大きく外れた人生に。もし自分が何となく関わっていたら、こんなことは起こり得なかったに違いない。

 いつだって自分たちは旅の途中。いつだって自分たちは井の中の蛙。いつだって自分たちは、未来の自分の出発点。躊躇をせずに、立ち止まらずに、今日も明日もNo Talk, All Action!!!

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