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新しい学びの形

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教育に対する新たな視点や気づきを探求するマガジンです。従来の枠にとらわれず、現代の教育のあり方や革新的なアプローチについて考察し、深く学べる記事をまとめています。これからの教育を…
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記事一覧

自己分析の仕方とその重要性:自分の弱さに向き合うための具体的方法

はじめに 高校3年生の頃、私は大学受験に向けて漠然と勉強を進めていました。正直、受験を少…

たくと
3か月前
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「子供と向き合う時間」ってなんだろう

1. 理想の響きを持つ「子供と向き合う時間」 「子供と向き合う時間」という言葉を聞くと、多…

たくと
3か月前
6

規律と個性の尊重—多様性を活かしたクラスづくり

規律と個性のバランスへの疑問 「規律」という言葉を聞くと、なんとなく息苦しさを感じる人が…

たくと
3か月前
2

”授業”とかないから。

授業って本当にあるんでしょうか。 「いや、何を言ってんねん。また、おかしなことを言い始め…

たくと
3か月前
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「誰かの正解」と「自分の答え」――変わりゆく学びの場

私たちが学校で過ごしていたとき、そして今、教室ではいつも「正しい答え」を探し求める空気が…

たくと
4か月前
7

かっこつける私、でもそれが私らしさ

私は、よく「かっこつけるね」と言われます。 自分でも認めざるを得ないところです。 「どう…

たくと
4か月前
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正解が書かれた瞬間、子供たちは答えを隠す

ある先生がこんな話をしてくれました。 算数の時間、黒板に正しい答えが書かれると、それまで自分のノートに書いていた答えを子供たちはすっと隠してしまうそうです。その子にとって「正解でない答え」は、見せたくないもの、そして評価されることへの不安の象徴なのかもしれません。 教室では、「正解」に対するプレッシャーが子供たちに大きな影響を与えています。みんなの前で発言することに勇気がいるのは、「正しい答え」でなければいけないというプレッシャーが大きいからです。 「発言しやすい雰囲気」

手を挙げられない子供たちと、先生のジレンマ

教室で先生が問いかける。「この問題わかる人?」 静かに漂う空気。ほとんどの子供たちは手を…

たくと
4か月前
9

教育現場におけるアイヌ民族理解の難しさと多文化主義の必要性について

教育現場において、アイヌ民族について教えることの重要性が叫ばれています。しかし、その教え…

たくと
5か月前
9

AI時代における言葉の力:なぜ子どもたちは「わかりやすく伝える」ことを学ぶのか?

現代の教育現場では、AIの進化により多くの作業が自動化されています。特に文章のリライトや簡…

たくと
5か月前
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表現活動の意義とその価値:子どもたちが自分をさらけ出す場の大切さ

授業の時間、子どもたちは輪になって踊っていた。音楽が流れ、最初は恥ずかしそうにモジモジし…

たくと
5か月前
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自分の言葉で伝えることの価値:AI時代に求められる人間の力

どこかの教室で、子どもたちが机に向かって一生懸命に文章をわかりやすくしようとしている。そ…

たくと
5か月前
4

理論と実践のバランスって大事?教育現場での「なるほど!」な話

教育に関わっていると、「理論が大事なの?それとも実践が重要?」って悩むこと、ありませんか…

たくと
6か月前

「答えのある問題ばかり教えていていいのか?」教師として考えてみる

私はいままで、答えを求めない教育について考えてきました。 以下 関連記事 教師として、どうしても「答えのある問題」に頼りがちじゃないですか?答えがあれば授業もスムーズだし、生徒も安心するし、何より教師自身も「これで大丈夫だ」と思えるから。でも、それで本当に生徒の学びを深められているのか、ちょっと考えてみましょう。 答えを教える安心感に隠された落とし穴 生徒に「答え」を教えることで、教師としての責任を果たしているような気持ちになりますよね。生徒が正解にたどり着いたら「よし