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きょうの金匱要略 12/16 嘔吐噦下利病脈證治 第十七(2)

病人欲吐者 不可下之
(病人、吐せんと欲する者は、之を下すべからず)

噦而腹滿 視其前後 知何部不利 利之即愈
(噦して腹滿するは、其の前後を視て、何れの部が利せざるかを知って、之を利すれば即ち愈ゆ)

嘔而胸滿者 茱萸湯主之
(嘔して胸滿する者は茱萸湯之を主る)

茱萸湯
吳茱萸一升
人參三兩
生姜六兩
大棗十二枚
右四味 以水五升 煮取三升 溫服七合 日三服
乾嘔吐涎沫 頭痛者 茱萸湯主之

※乾嘔 からえずき
※呉茱萸湯の頭痛は偏頭痛が多いそうです

嘔而腸鳴 心下痞者 半夏瀉心湯主之
(嘔して腸鳴り、心下痞する者は半夏瀉心湯之を主る)

半夏瀉心湯
半夏半升 洗
黃芩 乾姜 人參各三兩
黃連一兩
大棗十二枚
甘草三兩 炙
右七味 以水一斗 煮取六升 去滓 再煮取三升 溫服一升 日三

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