きょうの素問 瘧論篇 第三十五(2) 2024/2/8
瘧論篇の2回目です。
前回は瘧の病態が、どうして間欠熱のような、発熱と平熱を繰り返すのか、その仕組みについての考察の部分でした。
確かに、通常の病気であれば、発症初期から症状は徐々に重くなり、そのまま悪化して死を迎えるか、あるいは症状のピークを過ぎた後徐々に回復して良くなる、という経過をたどるはずですが、瘧の場合、短期間のうちに、発熱と平熱を繰り返すという点で特徴的であり、どうしてそうなるのか、という考察の対象になったことが伺われます。
今回はその点を黄帝がさらに詳しく岐伯に