見出し画像

きょうの金匱要略 11/30 水氣病脈證并治 第十四(9)

氣分心下堅 大如盤 邊如旋杯 水飲所作 桂枝去芍薬加麻辛附子湯主之
(氣分、心下堅、大なること盤の如く、邊旋杯の如きは水飲の作す所)
桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯方
桂枝 生姜三兩
甘草二兩
大棗十二枚
麻黃 細辛各二兩
附子一枚 炮
右七味 以水七升 煮麻黃 去上沫 內諸藥 煮取二升 分溫三服
當汗出 如虫行皮中即愈
(當に汗出づべし。虫の皮中を行くが如ければ即ち愈ゆ)

※桂薑棗草黄辛附湯は蓄膿症や腰痛にもよく効くそうです。

心下堅 大如盤 邊如旋盤 水飲所作 枳朮湯主之
(心下堅、大なること盤の如く、邊旋盤の如きは、水飲の作す所、枳朮湯之を主る)
枳朮湯方
枳實七枚
白朮二兩
右二味 以水五升 煮取三升 分溫三服 腹中耎 即當

※心下に水があって、食欲がなくなったり、ガスが溜まったりしているのに用いるそうです。

いいなと思ったら応援しよう!