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柔整と時の部屋

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外傷の基礎、機能解剖学、栄養、エクササイズを発信していくマガジン。柔道整復師×トレーナーの経験を活かした内容を医療従事者やトレーナー向けに発信していきます。
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#接骨院

大胸筋を深堀してみる

大胸筋を深堀してみる

深堀シリーズ大胸筋編です!
機能解剖や病態理解をする際、ほとんどの場合で小胸筋にフォーカスされてしまいます。
なので今回は筋トレの象徴大胸筋について深堀していきたいと思います。

大胸筋の基礎まずは大胸筋の基礎からやっていきましょう!

起始    上部(鎖骨頭)  鎖骨内側半分前縁
      中部(胸肋頭部) 胸骨体及び柄の外側縁
               上位6~7肋軟骨
      下

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筋力弱化の原因

筋力弱化の原因

今回は筋肉の弱化です。

私たちが人の身体を評価するにあたって筋の緊張具合を評価をするのは得意ですが、弱くなった筋の評価はに苦手な分野だと思います。
MMTを検査しても原因がまでわからないことが多いのではないでしょうか。
単に使えてないだけだよーと話を濁したり、簡単なパテラセッティングで事なきを得る柔整師も中にはいます。自分もその一人でした笑

それでは筋力の弱化に今回まとめてみたいと思います。

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長腓骨筋を深堀してみる

長腓骨筋を深堀してみる

今回は長腓骨筋の機能解剖についてです!
長腓骨筋は腓骨筋腱炎や脱臼、足関節捻挫に合併して損傷を受けたりと臨床では何かと付きまとう筋肉です。

ではさっそく行ってみましょう!!

長腓骨筋の特徴まず基本から

起始 腓骨頭及び腓骨外側上2/3
停止 内側楔状骨、第1中足骨底
作用 足関節の底屈、足部の回内、外転(外転作用は短腓骨筋の方が強い)支配神経 浅腓骨神経

まず長腓骨筋は短腓骨筋と一緒に外果

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足関節外反捻挫

こんにちは!今回は初の外傷編です。

内反捻挫だと捻ったことを覚えてる患者さんが多い印象ですが、外反捻挫場合「よくわからない」「着地したら痛くなった」など腫脹や圧痛などの症状が強く出ているのに受傷機転が曖昧なことが多いです。

この記事では運動学や解剖学などから受傷機転を読み解き評価につなげる為の足関節外反捻挫の基礎を書いていきます^_^

三角靭帯の機能解剖

まずは機能解剖学からです!
外反捻

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