【成績上がらない人必見】分散学習とは何?
今回取り上げる内容は分散学習です.私は1年間宅浪である都内の大学に受かることができました.そこで今回は私が宅浪時代に最も重要だなと思う分散学習についてお話ししたいと思います.
分散学習って?
私たちが普段勉強してきたやり方は集中学習と言われているやり方です.集中学習とは学んだ直後に復習をするやり方のことです.一方分散学習とは復習する日をちょっとずつ伸ばして効率的に知識を身につける復習の仕方です.研究者のピョートルウォズニアックによるとタイミングよく復習する具体的な日にちは
初めて勉強した日から1日後→初めて勉強した日から7日後→初めて勉強した日から16日後→初めて勉強した日から35日後→初めて勉強した日から62日後となっています.
でもこれ通りにやるのむずくね?
と思っているひともいるでしょう.そこでこれを実行するための道具をみな様に伝授します.
学習記録を作る
分散学習をする上で必須なのが1日で新しく学んだ内容を記録することです.これはメモ帳でも自分がいついつに何を勉強したかが分かれば十分です.具体的に下のように書くイメージです.
学生であれば授業の内容も書けば学校の復習もできるので良いと思います.家庭科とかの復習はそこまでがっちりやらなくても良い気もしますが(笑).
いつにどの日の復習をするのかを分かるようにする
次にいつにどの日の復習をするかについてです.1日で5日分の復習をすることになります.なぜなら1日の勉強した内容は5回行うので1日の復習量は5回分となります.わからなくても下のような表をみれば分かると思います.
例えば7月2日に復習するものは6月25日,7月1日,6月16日,5月28日,5月1日の五日間分となります.
1日で5日分も復習するの?
と思うかもしれません.そうです...でも記憶というものはおもしろくて一度勉強した内容を復習するときは最初に勉強したときよりも短い時間で終えられます.これは記憶の想起がはやくなっているためです.ですので1日後の復習は最初に勉強した人さほど変わらないかもしれませんが,62日後の復習はかなりすらすら復習できますのですぐに終わると思います.記憶に刻まれているわけです.これが分散学習の強みです.
予想されることへの対処
分散学習する上で必要なことは先ほど話しました.
今度はこれをしている上での弊害への対処を話します.
1日の復習が終わらない!
これは最初,誰もが経験することかもしれません.これを対処する方法として私が実践していたことは
1日の新たに勉強する時間を短くする
1週間で2日間は新しく勉強はしないで復習のみする日を作る
です.1日の新規勉強が多すぎるとその復習する量も増えます.ですので少し量を減らす必要があると思います.1週間で2日新規勉強をしない日を作ることによって1週間でできなかった復習をそこで回収することができます.多少時間差はありますがやらないよりましです.
おすすめの本
以上で分散学習の話は終わりです.もし質問がございましたらTwitterでお願いします.