Photo story No.082 流氷がやってきた。
流氷は風向きによっては、一気に接岸するし、逆に離れることもある気まぐれな奴。予想はできるも、外れることもそれはある。
実際に16日の気象庁による予報では、24日に接岸するという予想がされていた。
そこに、1月19日金曜日、猿払沖に流氷が見えてきたという報せが家族のグループLINEに入る。
風向きと強さによっては、翌朝に流氷と朝陽の写真が撮影できるかもしれない。
ということで、土曜日の朝は早起き。日の出は7時過ぎなので、6時30分には家を出る。
浜鬼志別に出ても、流氷の姿はなし。10km南下した浜猿払にも姿はなし。朝陽も雲で隠れて、踏んだり蹴ったり。
がっかりしているなか、粘っていると僅かな雲間から陽射しが注ぎ始める。ほんの僅かな時間だったが、暗い空から注ぐ陽はとても綺麗だ。
翌21日も、早起きするも天候は思わしくない。朝陽は期待できないため、雪かきを終えてからの出発。
同じく、浜鬼志別では流氷は確認できず。浜猿払でも、寄ってきてない。
けど、確実に寄ってくる風が吹いている。あちこち回って、1時間後に同じ場所に戻ると。。。
ついに!
もう少しで接岸するというところまで寄ってる。車を安全な場所に止めて撮影。風が強くて、涙が出てくる。
海岸沿いまで、判れているのと接岸はしていないので、イマイチ迫力には欠ける。もう少し、寄っているところがないか海岸沿いを再び車を走らせることに。
今度は、北上。
昨日とは逆で、北側の方に向かうほど天候が良くなってきた。雪も降っておらず、撮影環境は良い。
しばらくすると、流氷が姿を現す。でも、量が少ない。一番北の地区を過ぎた頃に、最も多くの流氷が接眼しているところを見つける。
沖の方では、少しではあるが青空も覗く。そして、撮影したのが次の1枚。
2日間にかけて、流氷を追いかけて撮影できて安堵。朝に家を出てから、実に5時間は経過。露出している、顔などは寒過ぎて硬直して動かしづらい状況に。もう、限界。
いつ来たら観れるというモノではないが、ぜひ一度はリアルで体感してほしい。それが、流氷。
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おまけ
帰り際、オオワシが流氷の上で羽を休めている光景にも出会した。いつ見てもカッコいい。
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本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。
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