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「発信する勇気」を、まず応援したい。という記事を読んで勇気をもらったお話。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。

manabuさんが猿払村公式noteで書いた記事を読んでくださり、記事で紹介くださいました。今回は、その内容がとても勉強になりましたので共有させていただきます。

記事の冒頭次のように、紹介くださっています。

タイムラインに流れてきた、とある記事から偶然見つけた、
北海道にある猿払村という自治体の公式note。
その運用方針というか、ポリシーを書いた記事が、すごく素敵だなあと思いまして。

相当な時間をかけて思考した、猿払村公式noteの記事だったので。。。嬉しい。嬉しすぎる。

何が嬉しいって、私たちnoteの更新を担当するスタッフの想いが届いているということです。

猿払村公式noteをスタートさせるにあたっては、模索してから半年以上期間をかけてテーマ、目的、内容について検討してきました。

一番避けなければならず、恐れていたのは、noteの運用について記事を投稿することが目的化することでした。

投稿する先に何を見据えて行動するのか、ココがしっかりしていないと記事を書くにも力が入らないでしょうし、読み手に響く記事も書けないでしょう。

そして、スタートさせるからには、長く継続していく取組みにしたい。そう考えてスタートさせないのであれば意味がないとも思いました。

加えて、既に公式Facebookページの運用も開始して6年ほど経過、限られた人員の中で新たな仕事を増やすということは慎重にならなければなりません。

新しいことに挑戦することは素晴らしいことですが、既存事業と共倒れしてしまっては元も子もないことになってしまいます。

そのうえで、慎重に議論を重ね、もっといえばFacebookページの中止も視野に検討したことは事実です。

頻度や内容をじっくりと検討することで、実際には中止には至りませんでしたが、検討すること自体はとても大切な作業だと思います。

当初見込んでいた成果は出せているのか、今後の発展性はあるのかしっかりと向き合うことで、Facebookページの運用にあたっても更なる高みを目指した理想像を固めることもできました。ここは、人員等の体制によって新年度から動き出せればと考えています。


また、次のように行政が目標を設定する難しさと大切さを解説いただいています。

ただでさえ、
行政が扱う分野というのは、
ビジネス領域ほど明快に定量的な目標を立てられないことも多くて。
特に、「地方創生」とか「持続可能なまちづくり」とか「関係人口」とか、近年になって市民権を得たような概念であればなおさら。

でも、だから「目標を立てなくていい」ということには絶対にならない。
「定量的な測定が難しい」からこそ、しっかりと目標が設定された上で、それが客観的に検証できるようになっていないといけない。

今回の私の記事の内容でいくと、アウトプットとアウトカムの二つの視点で目標や目指す姿をお示しいたしました。

アウトプットとアウトカムについては上の記事をご参照ください。

アウトプットは、2点ついて言及しました。
・週に1回の投稿を継続していく
・フォロワー1,000人を目指す

アウトカムが、4つのコトと1つの理想について言及。
・猿払村民に猿払をもっと好きになってほしい
・猿払を好きな人にもっと好きになってほしい
・猿払を知っている人に猿払を好きになってほしい
・猿払を知らない人に猿払を知ってほしい
●そして、選択されるマチへ

アウトカムで表現したことを達成するために、アウトプットで表現したことを実行していきますという意思ですね。


そして次のとおり、記事への勇気と決意を感じていただき、応援したくなるというお言葉。。。ありがたい。

それがさらに、自治体職員という立場で、なおかつ実名を使って発信するということは、それだけでも大きな勇気・決意がいることだし、
それだけこの施策に熱意をもって取り組もうとされているのだなあ、と感じて、これだけでももう思わず応援したくなってしまいます。

自治体職員という立場で、なおかつ実名を使って・・・ということについても少しご説明をしたいと思います。

自治体がSNS運用をする際に、迷う点としては個々の感情や想い、考えなどを含めるのか、または含めないかということがあると思います。

発信はするけど、コメントには返信しませんとか。個別のメッセージには返信することはできませんという運用方法もあります。

一方で、SNSの特徴でもある双方向性を最大限に活かして、コミュニケーションを大事に運用をする方法もあるでしょう。

どちらが良い、悪いということではなく目指す姿、目標によっては運用は変わっていいということです。


続けて、こうも解説いただいています。

「フォロワー1000人」という目標の立て方の是非とか、意地悪くツッコもうと思えば議論の余地はいろいろあるでしょう。
でもまずは、こうやって表沙汰にする、発信するという決意・意気込みを応援したいし、これからどんな物語が綴られていくのか、楽しみに見ていたいな、と思います。

ここはおっしゃる通りでして、何をもって1,000人なのということを突っ込まれると返答に少々困ってしまいます。一歩ずつということで、当初は100人という目標にしようという考えもありました。

ただ、次のことを掲げておいて100フォロワーで達成できるかよ!という、自分でツッコミを入れざるを得ない人数とも思いました。
・猿払村民に猿払をもっと好きになってほしい
・猿払を好きな人にもっと好きになってほしい
・猿払を知っている人に猿払を好きになってほしい
・猿払を知らない人に猿払を知ってほしい
●そして、選択されるマチへ

そこで、300や500という数字も脳裏には浮かびましたが何か、腑に落ちるものえはありません。そこで、思い切って「0」を一個足してみました。

どうあがいても、年内には達成できそうもありません。いや、ただ何もしていないうちからあきらめるのもどうだ。

「理想を形にしていくためには、それくらいの決意とそれを達成するための努力が必要なのでは!」と、最終的にはスタッフと相談のうえ決定しました。

現状では、掲げた年内に1,000フォロワー達成は限りなく厳しいですが、年があけたとしても変わらない目標として、まずはそこを目指していこうと思います。

年内の達成は難しいと判断せざるを得ないものの、継続していけばきっと達成できるとも思っています。


最後は、こうまとめてくださっています。

数値は「目指す姿」の具現化として後からついてくるものであって、
決して先立つものではない。
目指す姿が実体として立ち現れたとき、どんな数値にどんな変化が起きていて、その先行指標にはどんな数値が現れてくるか?
そんな未来の姿にどれだけ想像を働かせられるかが、「数字」をリアルなものにできるかどうかのカギになるのかもしれません。

課題があって、目指す姿があって、取り組む事がある。継続は大事だけど、振り返って、変んかすることを恐れないことも大切。

manabuさんが表現してくださった、カギ@「未来の姿にどれだけ想像を働かせられるか」ということにも向き合っていきたいと思いました。

manabuさん、この度は記事をお読みいただき、そして記事を書いてくださってありがとうございました。


初心を忘れることなく、取り組んで参ります。引き続き、お付き合いいただけますと幸いです。


本日も最後まで読んんでいただきありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。


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新家拓朗プロフィール



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