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【IVRy入社エントリ】過去と未来を紡ぐ意志

はじめに

はじめまして。こんにちは。
2025年1月に入社した社員番号186の金子拓朗(かねこたくろう)と申します。
MID領域のCustomer Successを担当しております。

本投稿を読んでいただき、ありがとうございます。
入社エントリというものを人生で初めて書きます。
この記事ではIVRyの事業説明などは特に触れず、私がどのような価値観を持って、なぜIVRyへの入社を意思決定したのかという部分にフォーカスをしてお伝えできればと思います。
この投稿を読んでくださった方にとって、少しでも気付きとなることがあれば幸いです。

(※事業について知りたい方は以下をご確認ください)


これまでの自分

大切にしている言葉

私がこれまでの経験からも大事にしている、スティーブ・ジョブスの言葉を紹介させていただきます。

スティーブ・ジョブスのスタンフォードの学生に向けた伝説のスピーチ
「未来に先回りして点と点をつなぐことはできない。君たちにできるのは、過去をふり返ってつなげることだけだ。だからこそ、バラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じ続けることだ。」

動画はこちら

今意味が無いと思っていることも、将来的にどこかで意味あるものになる。だから経験(点)をした方が良いというのは、まさにそうだと考えています。
それに加えて私個人の解釈としては、時間は有限で身体も一つとなると選択できる経験も限られてくるため、その場合にはまだ自分にとって未知でワクワクする経験を積んだ方が、一度きりの人生を豊かにできると考えています。また、繋がっていくと信じ続けるには「意志」が必要だと思っていて、どちらの経験を取るか迷った際には、未知でワクワクする選択をとるという意志を持つようにしています。

私は現在カスタマーサクセスをしていますが、前からやりたいと思っていたわけでもなく、ワクワクする方へ自身の可能性に蓋をせず挑戦をしてきた紡がれた結果として、今はカスタマーサクセスをしているだけで、この先もワクワクする方へ、挑戦を続けていきたいと考えています。

前置きが長くなりましたが、下記にて簡単に私の価値観を創るに至った経験を振り返りたいと思います。

生い立ち〜人生のターニングポイント

出身は東京都福生市という横田基地がある場所で
5人家族で3兄弟の末っ子として愛情深い家庭に育ちました。

兄がサッカーをやっていたこともあり、気付いた頃にはサッカーボールを蹴っていて、高校を卒業するまでボールを追いかけていたサッカー少年でした。ボールを追いかけすぎたのか、受験に失敗し浪人を経験。
まさしく「二兎追うものは一兎も得ず」とはこの事です(笑)

挫折でもあった浪人は私にとって人生のターニングポイントで私の言動がよくも悪くも身近な存在に大きく影響しているのだと痛感した出来事でした。
(母親を泣かせたのは覚えている限り、浪人すると決めたこの時だけ)
これをきっかけに、どうせ影響を与えるなら周囲をプラスに導く行動をとりたいと思うようになり、自分が周囲に対してできることは何かということに目を向け始めました。

アルバイト漬けの大学時代

入学当初はサッカーサークルに入るも、当時は目標の無いお遊びのようなサークルの空気感がなんだか嫌に感じてしまい、ユニフォーム代金を支払うも貰うことは無いまま辞めることに。

そんな自分が夢中になったのはアルバイトでした。
浪人時の経験もあり、自分と同じように「身近な大切な人を悲しませるような経験はしてほしくない」という思いを伝えたく、私が中学生の頃に通っていた集団塾で塾講師を始めました。

私なりの想いを持って始めた塾講師ですが、はじめは全く上手くいきませんでした。生徒の前に立てば、新米講師もベテランの講師も関係なくプロフェッショナルでなくてはならないというプレッシャーが想像以上の精神的負荷となり、スタートから1週間後には全身が蕁麻疹だらけに。
相手が子供なので、大人のようにオブラートに包むことは一切なく、私の実力が鏡のようにそのまま反応として返ってきたことも蕁麻疹の要因です。笑
我ながらよく耐えられたなと過去の自分を褒めたいくらいですが、そんな中でも4年間続けられたのは、今思えば教育の麻薬にかかっていたのだと思います。
ここでいう教育の麻薬とは、真剣に向き合った分だけ、生徒の純粋な反応が返ってくるという奥深さです。
言葉にすれば向き合うとは単純なことですが、実際にはとても難しく、どうすれば上手くいくかという試行錯誤をひたすら繰り返し行なっていました。

具体的には相手の立場を考え、起こっていることの事象を分解・整理して、仮説を立て実行、そして振り返り修正するというサイクルですが、思い通りの結果として返ってきた時のなんとも言えない達成感。
また、思い描いた結果が得られる状態が続いていくと、生徒から私への信頼は増していき、最終的には感謝として返ってくるという経験。
職種は違えど、現在のカスタマーサクセスとして必要な要素は振り返るとこの時に学んでおり、今でもその時の経験はとても役に立っていると感じます。

社会人として働いて様々なことがありましたが、この過度なストレス状況下ですら、乗り越えれば見えてくる景色があると知った経験があったからこそ、これまでも投げ出さず、乗り越えることができたと思っています。
直感によってサークルを辞め、アルバイトに注ぐことで得られた経験は今振り返っても正解だったと思っています。

後述しますが、私の人生のテーマは上記体験から強く来ており、それが昔から変わらず今も私の根底に強く在り、これからも変わることがないものであると考えています。

性格(ざっくりこんな人)

社会人

1社目:株式会社ウィルオブ・ワーク
製造業や物流業といった領域において、人材派遣や人材紹介、業務請負、技能実習生等の人材総合サービスを提供していました。
新規顧客開拓の営業やコーディネーターと呼ばれる既存顧客営業、また首都圏民エリアの営業リーダーを担当していました。

2社目:株式会社CastingONE
採用数最大化・効率化をコンセプトとして掲げ、派遣事業を展開する企業をターゲットとして非正規雇用向けのサービスを提供していました。過去の応募者データ(非正規雇用)の労働者向けにメールやLINE等から再応募の獲得に繋げていくことで、新しい採用手法を創っていくことを、カスタマーサクセスとして支援しておりました。また、オンボーディングの組織立ち上げやオペレーション構築等を行っていました。

転職するにあたり、考えたこと

人生のテーマ

私には生きる上で大事にしているテーマがあります。
「人生の応援団として、イキイキと人が暮らす社会を作る」というもので、このテーマは根底にありつつ、今回の転職における人生の棚卸しを行いました。

今回の転職に求めたこと

私が求めている/大事にしていることは以下でした。

  • ヒットではなく特大ホームランを真剣に狙っている環境
    常に「Giver」で在るために自分自身が成長を続けていたい
    様々なバックグラウンドを持つ人の価値観に触れて共創したい
    高みを目指すが故に発生するカオスを熱くなれる仲間と楽しみたい

  • 自分もワクワクするプロダクトで世の中の常識を覆せるか
    無知が既知へ、当たり前が変わる瞬間に感動は生まれ、社会を豊かにする

  • ホリゾンタルかつ規模を問わないプロダクト
    全業種・全規模に携わることで業界の実態や、世の中の仕組みを知りたい
    特大ホームランを打つ可能性や世の中が変わったという実感を持ちやすい

この上記3つをどれだけ満たせそうかという観点で転職活動をしました。

IVRyとの出会い〜選考を通じて

「IVRyは伸びている会社」として、なんとなく情報は掴んでいましたが、こんな会社あるんだくらいで、当初は電話DXも地味そうだなくらいの印象でした。
以前の転職でもお世話になったエージェントさん(株式会社BOX)から「IVRy」を紹介してもらいました。
最初はそれほど志望の優先順位としては高くなく、確かに伸びている会社だし受けてみようという軽い気持ちでした。

そんな私ですが、面接の前日にnoteなどを読み漁っていくうちに
「あれ。。。面白そう!」と考えが変わっていったのを鮮明に覚えています。
(考えが変わったnoteはこちら↓)

昨今、SaaS市場も企業数が増えに増え、飽和状態になってきておりバーティカルSaaSが増えてきている中で、まだホリゾンタルSaaSでこの規模の会社があったのか!と驚きました。
SmartHRさんやフリーさんなどが伸びてインフラ化している理由の一つにはバーティカルではなく、ホリゾンタルであること(もちろん他にもある)も大きいと考えています。
そして”電話”というのはIVRyが提供しているサービスの一部であって、本質的に提供しているのは”AI”であり、AIの社会実装によって収集すらできていない情報や活用できていない情報が、価値ある情報へ転換する可能性を持っていること。また真剣にAIを社会実装させることを掲げており、目指している目標がとても高い事を知りとてもワクワクしました。

私が転職において大事にしていた観点を十分に満たしており
気付いたらいつの間にかIVRyの優先度が高くなっていました。笑
(すごく自分でも単純だなと思いましたし、無知って怖いなと思いました)

そんなこんなでIVRyに入りたいと思っていた私の面接は順調に進んでいき
ありがたい事にIVRyを含む複数社から内定をいただくことになりました。

「迷わずにIVRyにしたんでしょ!」とここまで読んでくださった方は
思われるかもしれませんが、最終的に以下の特徴の2社でだいぶ悩みに悩みました。

【企業の特徴イメージ】
・A社:自身の経験を活かせる事業ドメインで絶賛成長中のマルチバーティカルSaaS企業
・IVRy:事業ドメインの知見はないが、絶賛成長中のワクワクするホリゾンタルSaaS企業

どちらも転職軸を満たしていましたが、経験(自分の強み)を活かせるかはとても重要でした。やはり入るからにはしっかりと活躍して貢献したいという気持ちがあるからです。経験を重ねるとCANの領域に居たいと思ってしまうのはよくあることですし、それが正しくないとも思いません。こういった考えが頭を錯綜し、どちらに進むべきか迷うことは往々にしてあると思っています。しかし、こういった時こそ「意志」が必要です。

なぜIVRyに入社をしたのか

最終的な判断をした観点は冒頭でお伝えした「意志」、私の場合は
「どちらが自分にとってより未知でワクワクする選択か」という問いです。

・これまでの知見の無いドメインへの挑戦
・あらゆるバックボーンを持つ優秀な方々が在籍している
・より高みを目指して真剣にコトに向き合っている

上記のような、これまで経験したことがない体験を得られる
今のIVRyに入社をしない選択をすることは、私のCANの領域に留まる
選択であり、それは私にとって衰退を意味するものであると考えました。

未知に飛び込むことで人生を豊かにしてきたという私の中で紡がれた意志があるからこそ、私はIVRyへ入社することを決意しました。

さいごに

これまで私が何を大事にして、何を考え入社したのかという経緯をお伝えしてきました。入社をしてまだ1ヶ月にも満たないため、多くは語ることはできませんが、実際に入ってみて感じるIVRyは「熱量が渦巻く組織」と捉えています。
熱量というのは、叱咤激励が多く飛び交っているなどではなく、
一人一人がプロフェッショナルとして目標達成に向けて高い質×スピードで思考と試行を繰り返している状態、今何をすべきか一人一人の解像度の高い組織であると感じています。

スピード感の早い環境だからこそ、挑戦できる機会は多いですし、コトに真剣に向き合うことのできる仲間が揃っています。
頼もしい仲間と一緒に、IVRyの未知なる価値を社会に提供できることに私はとてもワクワクしています。
一度きりの人生、未知に踏み出して思いっきり楽しみましょう!

We are hiring!

IVRyでは一緒に働く仲間を絶賛大募集しています。
これからやりたいと計画していることに対してまだまだ人が足りていない状況です。IVRyがどんな会社か気になった方はお気軽にカジュアル面談にご応募ください。お会いできる日を楽しみにお待ちしています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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