30代のテーマは美④

さりとて、美の追求は続く。

僕が美を追求した先のゴール、つまり理想像は今までアインシュタインの河井ゆずるさんだったが、目標をtimeleszの松島聡さんへシフト変更することにした。聡ちゃんは見た目だけでなく心も美しい。

ココシャネルは言った。
「美しさは、あなたがあなたらしくいると決めた時に始まる」

だから聡ちゃんは美しい。僕はtimelezの歴史や、松島聡の歴史をまだ勉強中だが、聡ちゃんの中で自分らしくいることに振り切ったタイミングはどこかであったはずだ。
U-NEXTでコロナ禍のSexyZoneに密着したドキュメントを見た。ちょうど聡ちゃんがパニック障害による休養から復帰した時だ。その時の彼の輝き方は一際異彩を放ち、その「らしさ」が2024年リリースのAnthemのPVで爆発した。
自分らしくいること。聡ちゃんの場合はきっと人に優しい人間であること。そのせいで自分の心が疲れてしまったとしても、貫き通すと決めた時に人はもっと美しくなれる。

「美しさは、あなたがあなたらしくいると決めた時に始まる」

まずは内面の美に磨きをかけるため、僕も僕らしくいると決めた。
そのためにまずは仕事を辞めた。正確には3月いっぱいまでだが、会社に辞意はすでに伝えた。全ては美のためだ。いまの仕事では自分らしくいられないのでいた仕方ない。「辞める」と伝えたその日から、鏡に写る自分が一段と美しくなった。僕らしい僕にまた一歩近づけたからだ。もう1月のあの頃のような自分はそこにいない。

1月のあの頃

2月はずっと副業でやっていた、小中学生向けの英語コーチングもやめた。自分らしくあるためだ。賃金の割に待機時間が長いので割に合わないと感じていた。そんな時間があるのなら、筋トレをするとか水を大量に飲むなどして、美の追求をした方がベターだ。

「美しさは、あなたがあなたらしくいると決めた時に始まる」

自分を抑圧するような生き方はもうやめよう。また、目先の利益な目が眩むような考え方もやめよう。人生は長く続く。目の前の困っている誰かの手を1人ずつ握りしめて、前へ進む。そして前へ進む。美は一日にしてならず。