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ケースX

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#同期

#9 ケース2-4

実に女性の会話というのは男から見ると謎ばかりで、なんであの話からその話になってんの?のオンパレードである。

関連するキーワードや出来事など、似たような話が浮かぶと変幻自在にトークテーマが変わり、気づけばこんな時間!なんてことが平気で起こっている。(男の勝手な見解なので全てがそうと言うことではないです)

これは脳内の右脳と左脳を繋ぐ"脳梁(のうりょう)"という器官が男性よりも女性のほうが太いこと

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#6  ケース1-3

あれから3日後。
私と彼は約束の通り食事に向かっている。
ちょっといいとこ選び過ぎた?と思い申し訳ない気持ちになったが、店につき彼は何も言わずに店の方へと歩いていく。

席につき、ビールとつまみ的なものを頼み乾杯した。

3年目となれば会社の愚痴や社会人としてのプライベートの話など話すことはなかなかある。
ほぼ私が話していたが彼は彼なりの言葉で意見を言ってきて、愚痴や悩みに関しても
『僕にはよくわ

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#4  ケース2-2

#4 ケース2-2

※ケース2の続きです。ケース2の2話という感じでケース2-2と表記しております。※

あれからあの店長とは本社で何回か顔を合わせたが特にお互い話すわけでもなく挨拶程度。

そして2週間後には人事異動の内示がでる。
マジで異動なのかなと思いながらも誰に引き継ぐかもわからない引き継ぎの準備をしている自分がいた。

内示は見事にあの店長の店に異動になっていた。
うわっ…マジこわっ、なにあの人、こわいこわ

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#3  ケース1-2

#3 ケース1-2

※ケース1の続きです。ケース1の2話という感じでケース1-2と表記しております。※

あいつマジで!
懇親会の翌日出社した会社にはすでに"あいつ"がいた。

『おはようございます!』

先に出社していたスタッフもいたので皆さんにご挨拶。
あいつはこっちすら見ず、挨拶の声を発しているのかも不明。

『おはようございます。』

真後ろまで行き、さきほどとはワントーン落とした声で挨拶をした私に、

『な

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