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世界一周 day199【FKツルヴェナ・ズヴェズダ/パルチザン・ベオグラードのスタジアムへ🇷🇸】~世界一周新婚旅行~

10/23、5:30起床。

今日も早起きしてお仕事の日。
朝飯食べたり、洗濯したり、準備したり。

11:00過ぎ、宿を出発。
今日はベオグラードを代表する2つのサッカーチームのスタジアムへ行ってみます。FCツルヴェナ・ズヴェズダとパルチザン・ベオグラードの両チーム。

とりあえず宿近くのパン屋さんでご飯。

「なんて美味しいパン屋さん」に目が行く

地元の人で賑わってました。値段がだいぶ安いのかな?味はまあまあでした。

その後は、そこから歩いて10分くらいの聖サワ大聖堂へ。

外観は凄く綺麗ですね。

実はこの大聖堂、凄く新しいらしいです。建設計画自体は100年近く前からあったものの、世界大戦やユーゴスラビア紛争などにより中断されていたそう。それがセルビア共和国になってから建設が進み、今は内部完成。外側や周りはまだ整備されておらず、まだ現時点でも工事中でした。

中はこんな感じ。

想像以上にめちゃくちゃ綺麗。この内部のモザイク画は、どうやら本当に最近完成したらしいです。数年前の旅行記を見ると、まだ雑然とした内部でした。

さて、ふらっと見学した後は聖サワ大聖堂の前からはバスに乗ります。

ココからはベオグラードにある2つのチームのスタジアムへ向かいます。

10分ちょいで到着。まずはコチラ。

FKツルヴェナ・ズヴェズダのホームスタジアムです。別名はスタディオン・ライコ・ミティッチ、ライコ・ミティッチは第二次世界大戦後に長きに渡って活躍したチームの英雄らしいです。

ユーゴスラビア時代から、バルカン半島のみならず東ヨーロッパでは圧倒的な力を誇ってきたチーム。日本語ではレッドスターベオグラードという名前で通ってます。どうやら言語によって呼び方が変わるらしい。

赤白のチームカラーと赤い星が特徴
ライコ・ミティッチ像

さて、ココは博物館があるので行ってみることに。

値段は1人400ディナールでした。2000ディナール払えば、どうやらスタジアムツアーもやってくれるみたいです。そんなに愛着がある訳ではないので、博物館のみにしました。

基本は自分で見るスタイルですが、係員が暇そうにしてたら質問や説明は全然してくれる感じでした。

基本全てキリル文字

入っていきなり目に入るのは、歴史を感じさせるデカいスタジアム。

奥に聖サワ大聖堂が見える
博物館チケットもパシャリ

めちゃくちゃ最先端な訳じゃないし、どちらかというとかなり古い部類。それでも歴史を感じさせる迫力と大きさは十分。

収容人数は52,000人です。日本の新国立競技場よりも10,000人少ないくらい。尚、昔は立ち見席のみで収容人数は100,000人を誇った時代もあったらしい。規模がレベチ。

もちろん中の展示もいろいろあります。

これは最近の18/19シーズン
チームのレジェンド達
トロフィーの数々が歴史を物語る
有名チームとの試合で交換したペナントたち
真ん中右には若い時のストイコビッチ
ミハイロビッチも有名な選手ですね
1991年 トヨタカップ優勝(@東京, 旧国立競技場)
この後にユーゴスラビア紛争が起こる
1991年 UEFAチャンピオンズリーグ決勝
1990/1991シーズン CL優勝トロフィー
ヨーロッパチャンピオンになってます
これはバルカン半島のチームですね
サラエボ、ザグレブ、リュブリャナなどなど
レジェンドofレジェンド
その中には日本にも所縁のあるストイコビッチ

歴史を感じますね、1987-1992年はまさに黄金時代とも言われる時代。プロシネチキ、サビチェビッチ、ストイコビッチなどなどこんな僕でも知ってるような錚々たる顔ぶれを揃えていました。

1991年には現UEFAチャンピオンズリーグ優勝、その後の日本で行われたトヨタカップ(現クラブW杯)も優勝。東ヨーロッパのみならず、ヨーロッパ全土でもそれだけ力を誇ってたようですね。

また日本に関係のあるところで言うと、なんといっても外せないのがピクシーの愛称で親しまれたストイコビッチ。

1994年に名古屋グランパスに移籍してくると、10年近く活躍して現役引退。監督しても名古屋グランパスで長期政権で、その間に名古屋グランパスをリーグ初優勝に導きました。監督ながら2008年の我がマリノス戦で見せた、伝説の革靴シュートは強烈に覚えてます。

試合結果よりも、革靴シュートだけで全部持っていってしまうスターです。

他にも、大宮アルディージャでプレーしてた元セルビア代表FWムルジャも居ました。セルビアリーグ得点王を2度も受賞してたらしい、初知り。

また、個人的な話で申し訳ないけど、マリサポ的にもレッドスターベオグラードは馴染みのあるチーム。

17-18年に活躍したウーゴ・ヴィエイラは、その前にこのチームでリーグ優勝&リーグ得点王&リーグMVPを獲得。バルサ育ちマケドニア代表のダビド・バブンスキーも、このチームからマリノスにやって来ました。同時期にボンバーの愛称で親しまれた中澤佑二とCBコンビを組んでたオーストラリア代表ミロシュ・デゲネクも、今はレッドスターに在籍してます。

マリサポ的には全員懐かしい名前ですね。少しでもマリノスのために闘ってくれた選手達は、今でも全員マリノスファミリーです。

さてそんなこんなで博物館を後にして、スタジアムショップと外周ぐるりとお散歩へ。

スタジアムショップでは、トヨタカップ優勝記念のトレーナーがありました。東京開催に因んで日本語があったためまさかのお土産にお買い上げ。10,000円弱だったけど、良いお土産💸

スタジアム外周はこんな感じ。

古さが良い味を出していて、とにかく歴史を感じますね。日本では、こういうスタジアムは中々見ないです。

スタジアムは娯楽じゃなくて戦場ってことだね

さて、レッドスターベオグラードのスタジアムはなんだかんだ1時間弱楽しみました。

その後は住宅街を歩いて、パルチザン・ベオグラードのスタジアムへ。

冷静に、ベオグラードにある両チームのスタジアムが徒歩10分圏内っておかしい。それだけサッカーが身近というのが羨ましいけど、問題が多発しないとか疑問です。ベオグラードを本拠地とする両チームは、サポーターもかなり荒い。ベオグラードダービーなんて、荒れるのは当たり前だからどうなるんだろう。

こちらもスタジアムの年季はかなり入っている模様。

レッドスターベオグラードはクラブ活動主体のチームが由来だったのに対して、こちらのパルチザン・ベオグラードは軍隊管轄のチームでした。パルチザンは、フランス語で非正規軍という意味らしい。

スタジアムショップはありましたが、特に博物館などはないのでフラッと外周をお散歩しただけ。

因みに2010年前後はセルビアリーグを6連覇したりと、決してレッドスターベオグラードに後塵を喫しているチームではありません。因みにレッドスターベオグラードは、現在セルビアリーグ8連覇中でユーゴ時代も合わせるとリーグ優勝29回です。

あとパルチザン・ベオグラードに関しては、日本代表の浅野拓磨が所属してました。2-3年前にはチーム得点王で、リーグ得点ランクは2位の大活躍。しかし給与未払いが問題となって、退団してしまいました。

さて14:00過ぎ、中々に楽しんだので歩いて帰ります。

やっぱりベオグラードは都会だな。渋滞もすごい。

14:30、家近くのハンバーガー?ケバブ?屋さんで昼飯。これで1つ450円くらいでした、安い。

その後は帰宅してちょっと休憩。

16:00、自分だけ2ヶ月ぶりの散髪へ。

バルカン半島でありがちな、刈り上げの短いカットになりましたがまあ良いでしょう。旅中は出来るだけ短くしたいですからね。

17:00、夕飯の食材調達。

今日も皆さんお仕事お疲れ様です、っていう感じの帰宅ラッシュでバスは混み合ってました。

19:45、シャワーを浴びて晩飯。
仕事もしてるし寝不足だろ!休んどけ!ってことで相方がまたパスタ使ってくれました。(洗い物はもちろん自分がしました。)

大親友の彼女の連れ、美味しいパスタ作ったお前♪家庭的な女がタイプの俺、一目惚れ♪

23:00、就寝。
明日もお仕事デー。ベオグラードはやる事ないので、午後はゆっくりかなと。

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