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世界一周 day216【グダニスクからマルボルク城へ🇵🇱】~世界一周新婚旅行~

11/9、7:00起床。

今日はちょっとだけ早起きして、朝からマリノスを見てました。結果は鳥栖に2-1逆転勝ち、リーグ戦に限っては3ヶ月ぶり&7試合ぶり勝利。まずは現実を受け入れて、勝ってJ1残留を決められて良かったです。あとは「え、あれだけ試合してたのにリーグ戦は7試合しかして無かったの?」というのが、率直な感想。マジでACLに天皇杯にルヴァンに、試合が多過ぎるって...。まあ、とりあえず勝って良かった。

さて、今日は日帰り鉄道旅で、グダニスクから少し離れたマルボルクという街まで行きます。鉄道で30分ほど。

9:15、宿を出発。歩いてグダニスクの中央駅的なところへ。

良い雰囲気、歩いて15分ほどで駅まで到着。

チケットカウンターがあるので、そちらで購入。クレカは使用可能でした。TLKという古い車両種別の新幹線みたいなもので、1人19ズオチでした。

9:52発、時間通りに来て時間通りに出発。

乗り込んだはいいものの、席がない。

同じように彷徨ってる人が何人か居て、鉄道会社のミスで存在しない席番号のチケットが発券されたらしい。あれま、、、、。

まあ、マルボルクまでは30分ちょいなので全然立ち乗りで向かいます。こういう時、日本の満員電車とかで立ち乗りに慣れてる人は強いね。何も役立つことじゃないけど。

デッキで車窓を見ながら向かいます。

さて、マルボルクは特に街自体に見所がある訳ではないですが、マルボルク城という世界遺産のお城があります。「世界の見るべき城25選」にも選ばれるくらいのお城。

13世紀頃から建設されて、ドイツ騎士団にとって政治・軍事・経済・宗教の中心地として重要な役割を果たしたそう。ドイツ騎士団の本拠地であり、中世ヨーロッパでは最大規模のお城です。

因みにドイツ騎士団とは、ローマカトリック教会に認められた団体のこと。病院修道会が起源として設立しましたが、次第に騎士団として闘いに加わる要素も出てきて、マルボルク城が設立された頃は名前の通り騎士団として活動してました。因みにドイツ騎士団は現在でも存在しており、会員1,000名を抱えながら慈善活動をしてるらしい。

マルボルク城は第二次世界大戦によって半分以上が破壊されてしまいましたが、それが修復されて今の姿となり世界遺産に登録。修復は現在進行形で、今もまだ大聖堂は未完成のまま。それだけでもドイツ騎士団とその本拠地が、どれだけの規模を誇ったか伺い知れるでしょう。

因みにマルボルクという名前は、ドイツ騎士団の守護者聖母マリアに由来。元々はマリーエンブルクという名前でしたが、ポーランド語でマルボルクと変わって行きました。

10:30、そうこうしてるうちにマルボルク駅到着。

こじんまりしてるけど、ヨーロッパ風のしっかりした駅舎でココの見応えもありました。

マルボルク城までは、歩いて15分なので徒歩で向かいます。というか徒歩以外、選択肢が無い。

ドイツ騎士団?
まじで何もない
マンホールコレクターになろうかな。

マルボルクの街、本当に何もない小さな街です。

駅前にあった精糖工場。
めちゃくちゃピーナッツの匂いがして、頭おかしくなる

何も無いけど、マックはあった🤩

そうこうしてうちにマルボルク城に到着。

チケットオフィスでチケットを購入して、さてお城見学に行きましょう。日本語はないですが、英語のオーディオガイド付き(絶対付く)で1人800ズオチ(3000円ほど)。

GPS付きで、その場所に行ったら勝手に説明してくれる
ハイテクな新しいタイプだった。

高いは高いけど、観光地なら本当これくらいやってもいいと思うんだよな〜。姫路城もこれくらい取ればいいのに、なぜ即決でやらないのか日本という国が不思議でなりません。旅してから余計に思うけど、日本の未来はお先真っ暗ですね。

もちろん世界遺産も印もありました。

さて、それではオーディオガイドツアースタートということで、マルボルク城を見学していきます。

第二次世界大戦でボロボロになりました。
鉄の門が良い

外周部分。ここまでは無料で入れるっぽいけど、オーディオガイドはしっかり解説してくれます。

ここから入場料が掛かるっぽい。ゲートを潜って、中庭に入っていきます。

こちらが中庭。

病院や生活施設に囲まれていて、まだお城の低い段階。

中ももちろん見学できて、覚えてる限りですが写真と共にどうぞ。

冬のダイニング
下の丸は床暖みたいに暖かくなるそうです。
病院。
1410年タンネンベルクの戦い
ドイツ騎士団はポーランド・リトアニア軍に
敗れて衰退していきました。
ここの回廊は当時からのまま
夏のダイニング
ここは床暖設備がないし、窓多めで今は寒かった
ここら辺は琥珀が有名。琥珀の展示もありました。
琥珀すごいね
ドイツ騎士団のシンボルでしょうか
鉄砲
鉄砲
この武器、なんか強そう。
貴重なステンドグラスの展示もありました。

ここからは、お城の更に上の階層へ上がっていく。

工事中でいつもとは別ルートらしい。

ここの門を潜ったら、お城の1番神聖なエリア。ガイドはこの先は宗教的なエリアになるので、偉い人などしか入れなかったって言ってました。

上のレベルでも色々展示があったので、ハイライトでどうぞ。

えっ?
ローズガーデン
再現したステンドグラス
昔のものは第二次世界大戦で壊滅的だったらしい。
カレンダーごとにご飯も決まってたとか。
メインの大聖堂
レンガは当時のまま、白い壁は戦後に修復したもの
修道員たちのご飯場所
顔ふざけてる?
1番上のレベルにある鳥の銅像。
1番凄いところの中庭
中々カッコいいです
教会の入り口
これも戦前から残ってるものそのまま

さて、13:00過ぎ。そんなこんなで2時間ちょいは滞在してました。

手すりになんか居た。

最後は色々な角度からマルボルク城を見て、帰ります。

とはいっても流石に空腹。先ほどのマックで腹ごしらえ。

各セット、1200円弱
確実に北欧より安くなってて嬉しい!
土曜日だからか子供達で大混雑
今日のハッピーセットの売り上げ凄いと思う
子供には動物のお面を配布してた(笑)

さて14:30、マルボルク駅に向かいます。

因みにマルボルク城はドイツ騎士団の本拠とされていたところで、要は現在のポーランド領土がドイツに支配されていた頃のもの。

マルボルク駅からマルボルク城へと繋がる通りは、お土産屋さんなど一切なく全然観光地の様相がありません。今マルボルクに住んでいるポーランド人にとっては、自国が占領されてたという証でもあるので、興味無かったり全然良い思いはしてないんでしょうかね?ふと疑問に思いました。

さて駅に到着して切符を購入。

可愛い駅舎
窓口でも帰るけど、この券売機でも切符購入出来ました。

帰りは新幹線みたいな種別ではなく、REGという各駅停車で帰ります。値段は1人15ズオチ(600円弱)で、座席指定はないものの少し安くなった。時間は倍くらいの約1時間かかります。

土曜日夕方ということもあり、結構大混雑でした。

16:00前、グダニスク駅に帰ってくる。

もうクリスマスシーズンですね🎄

近くのスーパーでお菓子だけ買って帰宅。おやつじゃなくて、明日の移動のお供ですからね!

一旦宿に荷物を置いて、また昨日と同じスーパーへ向かい夕飯調達。

18:00、宿に帰宅。

シャワーを浴びて、作業カタカタしてたらあっという間に20:00。

夕飯にします。

インスタント麺+ピエロギ(ポーランド餃子)+みかん

たまにはこんなテキトー飯でも良いでしょう。

今日のビール。140円。

23:30、就寝。
明日は久しぶりのFlixbusで、首都ワルシャワまで移動します。

タイミングが良いのか悪いのか分かりませんが、明後日はポーランドの独立記念日。ワルシャワでは大きな集会が行われるみたいで、もしかしたら普通のワルシャワ観光は出来ないかもしれません。事前の情報収集をした上で、集会とはデモみたいな危険が伴うようなものではないので、大丈夫だと思ってます。どちらかというと、自国を愛する人々が一同に集い、みんなで自国を祝いながら行進する感じらしいです。

まあ、ワルシャワまで行かないと様子は分かりません。

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