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世界一周 day198【セルビアの首都ベオグラード観光🇷🇸】~世界一周新婚旅行~

10/22、5:30起床。

今日も早起きでお仕事の日です。ベオグラードでは3日連続早起き。ベオグラード=早起きの街みたいな印象になりそうです。笑

さて、ご飯を食べたり準備をしたり。

11:00過ぎ、準備をして出発。
今日は眠気が持つ範囲までベオグラード観光です。とりあえずベオグラード要塞の方に向かって歩く。

ベオグラード、平和だし都会だしこれまでのバルカン半島の街比べたら、圧倒的にヨーロッパ。

肌感覚ですが、バルカン半島の国でEUに入れそうなのはセルビア🇷🇸とボスニア🇧🇦の2ヶ国のみですね。

ベオグラード要塞に向かって歩いてたら、ちょこちょこ観光スポットがありました。

まずはこちら、ニコラ・テスラ博物館。

ニコラテスラはエジソンと並ぶ天才発明家。昔々、テスラvsエジソンの電流戦争があり、結果はエジソンに軍配が上がりました。それでもお互いの発明は素晴らしいもので、テスラが勝っていたら今の世の中にコンセントは無かったと言われてます。結構面白い内容だったので、興味ある人は「テスラ エジソン 電流戦争」とかで調べてみてください。

また余談ですが、テスラはクロアチア生まれのセルビア系アメリカ人。クロアチアとセルビアはお互い自国の人だとか言ってるみたいです。セルビアとりあえず博物館建てて、自国の人アピールをしてるっぽい。

また、テスラと聞いて車を想像する人も多いでしょう。電気自動車のテスラは、創業者イーロンマスクがニコラテスラの敬意を込めて、自動車メーカーの名前にしたそうです。

もちろん入場料は掛かるので入らず。
さて、どんどんお散歩を続ける。

ベオグラードは赤色のトラムがいっぱい走ってる。結構レトロなものが多くて、見ていて可愛いです。

なにか教会が見えてきましたね。
奥の建物は裁判所と郵便局らしい

お次にやってきたのはこちら。

聖マルコ大聖堂です。

100年近い歴史を誇るセルビア正教会の大聖堂で、なんか分かりませんがすごい人たちが埋葬されてるっぽい。ふーん。

お散歩を続ける。

国会議事堂
その前の広場
市庁舎
共和国広場前のベオグラード国立博物館
共和国広場前の国立劇場

ベオグラード、マジで大都会だな。そこらへんのヨーロッパの大都市とぜんぜん遜色ない。バルカン半島へ経て来たからそうなのか、それとも本当にそうなのか、何処から来るかで印象は全然違いそうですが。

その近くにある高級ショッピング通り見たいなところを通って、ベオグラード要塞へ向かいます。

あれはロシア国旗?それともスルプスカ共和国?
因みにセルビアは中国と超仲良しみたいです。

H&MやZARAなど、これまでは見なかったお店がズラリ。都会だなぁ。

近くにはこんな落書きもありました。

「THE ONLY GENOCIDE IN THE BALKAN WAS AGAINST THE SERBS」

直訳すると「バルカン半島で起こった虐殺はセルビア人に対してのみだ」とのこと。震える。

もちろんセルビア人もたくさん殺されたし、戦争なんてして良いことはない。双方の主張があるのも分かるし、否定はしない。けど流石にこれは、本当か?と疑問になる主張ですね。

ユーゴスラビア解体後、スロベニアと戦争して、クロアチアと戦争して、マケドニアと戦争して、ボスニアと戦争して、コソボと戦争して。全部の国を旅して来たから、セルビアは一方的にヤバい国という印象になるのも仕方ない。

セルビアが一方的に悪いとは思わないけど、やっぱり戦争は良くない。それに尽きる。

でも、特にバルカン半島を旅してれば分かるけど、歴史も宗教も民族も複雑に絡み合いすぎて、そりゃ争いは起きてもおかしくないよなとは思います。国を跨げば宗教がコロコロ変わるし、文字も変わるし。ユーゴスラビアはその多様性から『七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家』と言われており、そりゃごちゃごちゃで争いは起きて当然だろう。

さて切り替えてお散歩を続けましょう。

ココの通りにパン屋さんがあったので、1つずつ買って昼飯に。安くておいしかった。ローカルでも賑わってます。

ココの通りの最後にはショッピングモールもありました。

久しぶりのスタバ!

少しだけ物色して退散。

さて、そんなこんなで1時間の弱のお散歩でベオグラード要塞まで来ました。

細かく説明すると面倒なので、一挙にハイライトでどうぞ。

雰囲気の良い公園みたいな感じ
綺麗
軍事博物館
一応要塞
一応要塞
ドナウ川とサバ川の合流地点
なんかの塔
日焼け中
一応要塞
昔の体験も出来るっぽい
ベオグラードは大都会
見晴らしも良い

一応ベオグラード要塞の解説もすると、紀元前から歴史はあるそうです。ローマ帝国やビザンツ帝国、オスマントルコ帝国、ハンガリー帝国などの支配下の元、複雑に拡張されていきました。

ただ、それよりも今は市民憩いの場となっていて、すごく心地良い公園みたいになってました。

こんな教会もありました。

これ何で出来ているとおもいますか?

どうやら純弾でつくられたシャンデリアのライト。これらは全部実際に戦争で使われたやつなんですかね?

他にも軍事博物館の前にはこんなものたちが。

男の子たちはテンション上がるやつですね!

お土産屋さんなんかももちろんあります。
サッカーなどのスポーツのユニホームはよく見ますが、真ん中やや下の黒色Tシャツに人の顔が書いてあるやつ分かりますかね?実はこれ、サラエボ事件を起こした犯人のセルビア人青年です。彼は大セルビア主義の人で、当時はオーストリア=ハンガリー帝国支配下だったから、セルビア主義(オーストリアからの独立と、極端に言えばユーゴスラビア建国が目標だった)を掲げた彼はココではある意味英雄的な存在。面白いな。

14:00過ぎ、眠くなって来たので帰ります。

スラビア広場近くまでバスで帰る。ベオグラードのロゴのモニュメントもありました。キリル文字バージョンですね。

15:00、帰宅。

夕方はまでは昼寝してました。

17:00、夕飯の食材買い出しへ。

市民は帰宅ラッシュで、こういう風景を見ているとベオグラードって都会なんだなと痛感します。(n回目)

帰りに、伸びに伸びまくった髪を切りに近くの床屋へ行きました。しかし予約していく店のようで、明日の時間を言われて行くことに。

19:00、シャワーを浴びて夕飯。

今日は疲れてへばってたので、相方が作ってくれました。相方特製和風ツナパスタ、激うま!

大親友の彼女の連れ、美味しいパスタ作ったお前♪ってやつですね、知らんけど。この歌がわかる人は、たぶん同世代です。

23:00、就寝。

明日も早起きしてお仕事、午後は観光に行ってきます!

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