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世界一周 day186【プリシュティナからコトルへバス移動 コトル到着🇲🇪】~世界一周新婚旅行~

10/10、昨日の夜行バスの続き。

プリシュティナからコトルへ向かう直通のバスがありました。プリシュティナを19:00に出発して、21:30頃に1度アルバニアへ入国、その後はアルバニアとモンテネグロの国境へ走り続けてます。

前日10/9の23:50、アルバニアとモンテネグロの国境に到着。

バス係員が回収されたままの全員分のパスポートを持って、パスポートコントロールへ行ってました。

30分くらい待ったでしょうか、バス係員から順次パスポートが返される。そして国境管理人が1人乗り込んできて、1人ずつパスポートと顔を確認してました。

そして、バルカン半島のパスポートスタンプ問題について。(更新)

アルバニア空路入国: 入国スタンプ無し
アルバニア陸路出国: 出国スタンプ無し
北マケドニア陸路入国: 入国スタンプ有り
北マケドニア陸路出国: 出国スタンプ無し
コソボ陸路入国: 入国スタンプ有り
コソボ陸路出国: 出国スタンプ無し
アルバニア陸路入国(通過): 入国スタンプ無し
アルバニア陸路出国(通過): 出国スタンプ無し
モンテネグロ陸路入国: 入国スタンプ有り

ここから考察すると、バルカン半島はアルバニア以外はす入国スタンプのみかな?

というわけで....

32ヶ国目 モンテネグロ!!!🇲🇪

0:30、モンテネグロ入国して国境を出発。

途中はウルツィニとブドヴァに停まりつつ、最終目的地のコトルまでバスは走る。

2:45、コトル到着。

あーーーーー、こんなに早く着いてしまったか!!でもコトルまで1本で来れたから、良しとするか。

バスターミナルのベンチは幸い横になれそうなので、屋外で仮眠します。

次の目的地までのバスもあった🤭

因みにコトル発のバス時刻表がありました。自分も参考にしたいので、載せておきます。

全然眠れたわけではないけれど、それなりに仮眠は取れました。

さて、ココでモンテネグロという国と成り立ちについて解説しましょうか。

モンテネグロもこれまでの国同様に、旧ユーゴスラビア構成国です。スロベニア、クロアチアなどの国々が独立していく中、一貫してセルビアとの協調姿勢を貫いてきました。また1992に旧ユーゴスラビア解体後、実はセルビアとモンテネグロの2ヶ国で新ユーゴスラビア連邦を構成。

しかし大きな転機はコソボ紛争。実はモンテネグロにもアルバニア人が多く住んでおり、1998年のコソボ紛争によるセルビアのアルバニア人迫害を非難。ここからモンテネグロとセルビアの関係は悪化していきます。

セルビアとモンテネグロの対立は続くも2003年にEU仲介の元、対等な2ヶ国の国家連合という前提で「セルビア=モンテネグロ」という国家が成立して、一応解決。2006年のサッカードイツW杯とかは、セルビア=モンテネグロっていう名前で出場してましたよね。こういうことか〜って勉強になった。

ただそれでもモンテネグロはセルビアからの分離を望み、EUにより3年後には国民投票が約束されていました。そこである条件をクリアしたら、完全に独立OKとのこと。そしてそれを無事達成。2006年6月にモンテネグロは完全独立、それをセルビアも承認、そしてEUと国連へも加盟。これにより旧ユーゴスラビアを構成していた共和国は、全て単独の主権国家になりユーゴスラビアは完全に解体されました。

そして面白いなと思った小ネタ。
実は日本とモンテネグロは、100年以上交戦関係にありました。は?と思いますが、調べたら面白かった。

モンテネグロ王国は1904年当時ロシアと同盟関係にありました。そして1904年日露戦争が勃発した際には、日本に宣戦布告。その後、ポーツマス会談によりロシアとは講和条約を結びましたが、モンテネグロはそれに参加しなかったため定義上は交戦状態が続くことに。ただそれも2006年にモンテネグロが独立して、日本がモンテネグロを国家承認した際に解消。それによって、正式に交戦状態も解消されました。コレは面白い。

そういえばコトルはめちゃくちゃが猫が多いです。全然警戒心0の猫が居た。

さて8:00、流石にバスターミナルも混み合ってきたしブラブラお散歩。

近くのカフェでコーヒーを飲みにいきます。

2つで€3.6なり。コトルは高い高い言われてるから覚悟してたけど、意外とそうでもないか...?

10:00、今日のAirbnbのホストに連絡したところ「もうチェックインしていいよ!」とのことなので、ありがたく宿に向かう。

コトル湾が本当に美しい!!!
この雰囲気、僕はかなり大好きです。

そして停泊してるMSCの豪華客船、仕事柄MSCだ〜ってどうしても見てしまう。

10:30、歩いて10分ほどの今回の宿に到着。
チェックイン。

1人1泊2800円なり。中国人も韓国人もわんさか居る大観光地のコトルで、この値段のこのクオリティなら100点でしょう。

狭くて屋根裏気味ですが、悪くない感じです!

洗濯第一弾を回して、作業カタカタ。

13:00過ぎ、お買い物兼お散歩へ。

コトル湾
コトル旧市街
コトル旧市街を囲む城塞

良い雰囲気です。

ヨーロッパ感はめちゃくちゃ強くなって、物価もバルカン半島の中ではトップ。

因みにコトル旧市街は世界遺産に登録されてます。登録名は「コトルの自然と文化歴史地域」です。

アドリア海が湾として内陸に入り込み、また周囲を急峻な山に囲まれた天然の良港。古くは古代ローマ時代から発展してきて、ビザンツ帝国、ハンガリー帝国など色々な王国に支配されながら発展。最盛期は14世紀のセルビア王国ですが、いつの時代でも海運貿易と拠点として発展してきました。立場としては、ドゥブロヴニクとも距離も近くて似てますね。

城壁に囲まれた旧市街内も時代を追うごとに発展。また中の探検は後日行ってみましょう。

15:00、スーパーで買い物して帰宅。
軽く昼ごはんを食べました。

16:00、流石に眠過ぎるので昼寝。
昨日バスの中では結局しっかり入眠出来ず、コトルのバスターミナルについてから1.5hほど仮眠しただけ。流石にふらっと倒れそうなくらいに眠たくなってました。

18:00、起床。

少し作業カタカタして、シャワー浴びて、
日本vsサウジのW杯最終予選を見ながら晩飯作り。

ボロネーゼを作りました。

23:00、就寝。
明日は少し早起きして仕事です。

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