Final Fantasy XIV 黄金のレガシー 感想部:ふまじめ編
黄金のレガシーのメインクエスト走り終わったので雑記を書いていく。こっちは考察とか抜きにしてその場で書き散らした方。
2024-08-12:ヤクテル樹海までのサブクエ感想追加。
▼真面目に黄金の考察した方
(かなり長いので欲しいところだけ摘んで読んでください)
『遺産』。
先人たちが遺した有形・無形のものごと。
人の後に残るもの。人の足跡が残し、拾われていくもの。
『記憶』。
ものごとを忘れずに覚えていること。また覚えておくこと。生物に過去の影響が何らかの形で残ること。
人が人を憶えているということ。人が文化を憶えているということ。
『連なる』。
列になって並び続く。
人が人の後に並んで行くさま。人と人が並んでいる様子。
動物は死ぬと死体が残る。それを元にして数が数えられるので、人間が死ぬと「名前」が残るから人間は「名」で数えられるんだよ、なんて与太話がこの世のどこかに存在する。
黄金のレガシーとはそういった、人が去った跡、『遺る』という言葉の物語だ。
……
……あの冒険書き出すのなんかアレだから、マムージャ族がエロかった話だけして終わりで良い?一人前の略奪者になった記録とか必要か?
メインクエスト
【~継承の儀】
夏休みの新たなる冒険とは何なのだろう?
百歩譲って、ツアーガイドがいるのは良い。そこに同僚が引っ付いてくるのも……まあギリギリ良い。問題はこの旅は最初からこの国を覆う雷雲に立ち向かう英雄譚であることが最初から確約されているようなものだったことだ。
王位継承戦となんだが楽しい祭りみたいに言っていたが、しかし、その実「勝たせちゃいけねぇ奴がいる…!」なんて王女が息巻いている時点で、それは否応なしに真剣な顔をして挑まなければならない政争だ。そんなことに軽いノリで巻き込みに来てほしくはない!!やめろ!!旅行させえ!!
バクージャジャ初登場。「メスネコちゃん」などという問題発言と本人の太もも大開放の攻めた股間の下着でいきなりかっ飛ばした薄い本っぷりを見せつけてくる。マムージャ族はエロい輩しかいない。こんなのエッチすぎる。
王女が一番人気がない。広場に残った数少ない爺婆に手に握られて出発する様は王ではなく田舎の娘の出立である。国民はあくまで「強い王」を欲している、と伺える。
◆
【~ハヌハヌ族を知る】
ラマチ一行のグダグダ旅その1。バクージャジャと対立してコーナに先を行かれる。
王位継承戦の部分丸々いる?とよく感想で言われている。本編で父親の足跡を知ることが目的だって言ってましたよね?というのは一旦置いておき、プレイヤーの心情を抜きにすると、これは「遺産相続」の話であるために父親の遺すものは全て目を通す義務が存在する、ということであり、必然的に継承式もこういう形をとることになったのだろう。
事前に教育しておけというのはトライヨラ、というよりグルージャジャという80年続く文化への不理解と拒絶となるためツッコまないでおく。ゲーム後半の本筋の方がこれを守れてない気がするが。
「わああ~~申し訳ございません!」
「気にすんなよ。」
「では気にしません。」
のギャグ実は結構好きなんだけどツイッターでは言えません。評判悪いので。
この継承戦、選者に危害を加えることは禁止と明言されたが、候補者同士が殺し合う分には黙認されているように見える。奪えば全部のバクージャジャの言い分に一定の正当性があるの何なんだよ。
えッ?「メスネコちゃんにも使い道ができた」?エッチだ……。
◆
【~ペルペル族を知る】
ラマチ一行のグダグダ旅。今度はゾラージャ兄個人の能力で上を行かれる。
ペルペル族に興味がわかないのでラマチがアルパカに○射されてる!!などと叫びまくって本編をあまり聞いていなかった。後悔はしている。反省はしていない。等価交換を是とする種族はン・モゥがいるのであまり印象を上書きする気が起きないというか……。
ペルペルとハヌハヌを通じたテーマは受け継がれるべき遺産には『文化』も含まれるということ。
◆
【~王として、父として】
壺の試練は……語ることがない気がする……。バクージャジャには人望がない(と本人が思いこんでいる)。
正直コーナから智を感じる場面はない。どれほど装いをクールに決めようと、シャーレアンへの留学経験で粋がってるだけの初々しい帰国子女である。そしてコーナは妹思いでありながら、その一方土着の非効率な文化に理解を示さず、技術と産業さえあれば人は豊かになれると言い放つ。もっと言うなら「計算上正しければ」人心など軽視しても構わないという態度を隠さない。
そして作中でこれを諌めたのはサンクレッドとウリエンジェだった。過去、自分たちも他者の心に真正面からぶつからなかったことがあって。そしてそのせいで今でも心の隅に瑕を残しているから。偶然か、必然か、コーナのメンターとしてはこれ以上ない人選だった。
グルージャジャに王座に呼び出されての唐突な一騎打ち。
エ!?!?!?
……これは実質的なワンナイトなのでは????え?ヤッた?お父さんとのアバンチュールが入った??良いんですかこんなことしてもらって??
エロい!エロい!エロい!エロい!エロい!エロい!(発狂)
しかも事後(事後言うな)に娘が部屋に入ってきて怒られるおまけつきである。これは……もうそういうゲームなのでは!?!?頭がおかしくなってきた。元からこのゲームがおかしいのかも知れないのに。グルージャジャ連王の女になっちゃう~~~~!!!!!!
皆さん、マムージャ族にはエロから生まれたエロ野郎しかいません。純然たる事実である。これだけははっきりと伝えたかった。ちなみにお父さんもかなりTバックみたいな下着つけてる。
◆
【~ウクラマトを救え】
クエスト数を稼ぐためだけに生まれた前半最大のダレポイント。いやもう本当にきつい。あからさまについて行ってはいけない人間についていくラマチ。その場で三回待機。からの極めつけの禁断の尾行二度打ち。まじでここ作ったやつ憶えておけよ。
画面に映るあらゆる人間の思考が沼になっていく様子を見せられていく。とりあえず銃撃とうとかも思いつかずにその場でおろおろするコーナ。船で逃げられてピンチなのにわざわざ同じマナティを餌まいて連れ戻そうとかしてる場合か。狂うかと思った。
うわあ~~ッウクラマトが姫騎士みたいな捕まり方してるよ~~ッ!!
バクージャジャのエロボディが画面に映るだけでもうなんか嬉しくなってきた。自分はマムージャに頭を壊されているんだ。
◆
【~最強のトラルヴィドラール】
オルコ・パチャの南方でヨカフイ族と出会う。『肉体の死は人の終わりを意味しない』というトラルにおける法則を会話の中で提示される。『記憶』こそが人の生命を人生として形作っている。そして、人が死ぬ時は人に忘れられた時である、と。
『記憶』こそが『遺産』たり得る。継承戦、というより黄金のレガシーの中で間違いなく一番重要なテーマである。
重要なことだが、ヨカフイ族は半ケツがチャームポイント。
バクージャジャがマリパで最下位になったから荒らしを始めている人になっている。王位って言葉の意味分かる?そして相変わらず「父と比べて自分がどうか」にしか興味がないゾラージャ。
ヴァリガルマンダを暴力で粉砕した。どんと来い大幻獣。
◆
【~笑顔を守るための戦い】
突然の料理対決。バナナ?を探し求めていた気がする。でも考えてみると部族同士の歴史的和解と、その時振る舞われた料理って直接は関係なくない?というか仮にも王族なのにここまで歴史知らない人たちは一体何。
ウクラマトの出生の秘密。本来トライヨラの部族の中の族長候補になるはずだったというなら王に名乗りを上げることの正当性が少しは補強されるが……父は娘を無言のうちに優しく突き放すことを選ぶ。そしてウクラマトもまた無言のうちにこれを受け取る。建前上は無かったことにされた目に見えない繋がり。だがしかし、そこに確かに『遺されたもの』は存在する。
こういうところはちゃんと良いこと言ってるんだよな~、黄金。
◆
【~黄金郷に至る道】
最後の試練、ゾラージャとバクージャジャの決定的な瑕が明らかになる。
ゾラージャは一人で王として成立することに固執している。なぜなら自分はあの覇王の実子だから。『王の才覚』の全てを受け継いでいるはずなのだから。自分の人生は王になるためにあるのだから。
バクージャジャは王になるために半ば人工的に作られた双頭の身体である。それが故に王であることに固執する。自分は『王の身体』を持っているのだから。自分の人生は王になるためだけに与えられたのだから。
こう読むとウクラマトとコーナが完全に蚊帳の外感出てきたな……。明らかに主人公に据えられるべきなのはこの二人のどちらかだと思うんだけど。
天深きセノーテ、兄弟の前で詫びるバクージャジャとウクラマトが和解。
「残骸の中で生まれた」。遺産を形だけなぞろうとして出来上がった無の肉こそが自分であるという告解。『記憶』の伴わない『遺産』は意味を宿さないということの提示。
王にならなくたって良い。兄弟たちが意味もなく死ぬために生まれてくる、この悲劇を終わりにしたい。動機ができたその瞬間、皮肉にもバクージャジャは王道へ歩きだす人間となった。
……もうこいつが王で良くないですか!?!?!?!?バクージャジャのいない黄金が考えられない!!!!ウッ、これは恋?
試練を打ち破らんがため、「自ら王位継承権を放棄する」という鬼手をコーナが打つ。一人で足りなくても皆で王の正しさを支えれば良い。なぜならこれは友の試練、王の心を持っているかどうかを問われているのだから。心、すなわち王になる理由にだけは嘘をつくことはできない。
◆
【~荒野の掟】
ウクラマトが正式な武王に。コーナを理王に指名するのは考えたなと思ったがコーナに大した理とかないよ多分。
グルージャジャの理王が死んでいることが明らかに。ここ配信で見せたら顎がプルプルなの爆笑された。何故。
シャーローニ荒野。ここら辺で開始18時間ぐらいを過ぎて眠いしマムージャ欠乏で寝てたから憶えてない。悪いが人間のガキを憶える記憶領域はないんだ。エスティニアンが顔出してたが、今回は本当に脇役というかロケット鉛筆みたいな扱いなので何も言うことがない。
◆
【~血の涙を拭って】
鉄道を送り届けた瞬間なんか始まった。PSO2?なんでもいいけどマムージャ酵素が足りなくなってるんだから早くしてよね。
そう言ってたら突然帰ってきたゾラージャがチートを使用してグルージャジャを殺害。
……ちょっと泣く。
……。
グルージャジャという存在はトライヨラ全体に横たわる歪さと限界の象徴である。再現性のない個人の治世に依存した小大陸。如何に覇王であれども逃れられない老い。実子を作れば『奇跡の子』として呪われる。結局、この王を正しく継承できる者は終ぞ現れないという現実。
連王というのは考えるまでもなく特異な存在だ。王がただ2人並んでいるのではなく、王が2人連なっている。この言葉の意味の差は、トライヨラにとって自分が思っているより大きいものなのかも知れない。連なる。これもまたトライヨラという多民族国家を80年繋げていたワードなのだ。
黄金のレガシーは遺産相続の話だと前述したが、このグルージャジャという再現不可能の存在を如何にして区切り、受け継がれるカタチに分けて行くのか、というお題こそが恐らく寿命を迎えつつあった理王が考え、残した問いが王位継承戦の真実だったのだろう。
◆
【~手を取り合うという路】
無人在来線爆弾を使ってヘリテージファウンドへ。
理王スフェーン登場。顔パーツの全てが怪しいので裏切り認定した。この障壁内の住民は生命の予備を抱えながら生きることが出来る、通常の死生観から外れた存在。
ヘリテージファウンド編!!!!あまりにも会話が怠すぎて死にそうだ!!!!というかここから先全部怠すぎて死にそうだった!!!!
◆
【~護る者、壊す者】
ソリューションナインへ突入。ここまで至るまで、もう相手のことを知るが完全にただ殺す前の準備段階になっているような気がする。これから殺し合う相手を知る。一見無駄に満ちた行為はウクラマトに何をもたらすのか。
グルージャと出会う。え?単為生殖?連王の血を引きながらまだ何者でもない子供。
なんかエスティニアンの扱いが完全に人間ミサイルになってるし、なんかヴリトラが戦艦全部落としている。着実にいつもの顔が揃っていつものことしてると冒険感無いんだって!!!!!!!こういうレイド展開もう暁月でやったじゃん!!!!!!!!
◆
【~奇跡の子】
『奇跡の子』。
ゾラージャが皆にそう呼ばれる名前であり、人生につけられた名前であり、ゾラージャを覆った呪いそのものの名前。いよいよ彼の全てを解体するにあたってのクエスト名がよりにもよってこれなのが残酷。
『レゾンデートル』。
これはゾラージャ討滅戦のテーマ曲名であり、王の才覚と人望を手に入れていたはずの長兄ゾラージャがついぞ手に入れることの出来なかったものである。
オリジェニクスを超え、ゾラージャ討滅戦。第二形態で頭が無理に双頭の形へ割れた構造になり、プレイヤーはようやく彼の心の瑕を真に理解することが出来るようになる仕組み。残酷であり、残虐。
ゾラージャは事実として、双頭として生まれたかったのだ。
ゾラージャ死亡。ここは貼りたいSSが大量にあるが少しだけ。彼の心の空虚さはやはりというべきか、愛情の欠落である。
「どうして僕を、家族にしてくれなかったの」から始まるグルージャ/ゾラージャの心の痛みの全て。偉大な王様の子どもではない自分を証明したかった男の最期。
今際の際にウクラマトのことをラマチと呼んだ。……そんなに流行ってるのこの呼称!?
家族を家族として愛することに理由も資格も必要ない。……同様に、子供が親に自分を特別扱いして欲しいという願いにも理由はない。しかし、グルージャジャは父親である前に正しく王であり英雄だったのだろう。故に誰かを依怙贔屓などしない、出来るわけがない。
だからゾラージャという子は本当は生まれた時から詰んでいたのかも知れない。青いフビゴ族という存在もまた、バクージャジャを呪った双血の教えと鏡写しにゾラージャを蝕んでいた。彼らは互いに遠い存在に見えて、実は驚くほど距離が近い者同士だったのだ。
……男男というかマムージャ絡みの部分は本当にちゃんと出来てるのが余計頭に変になる、黄金のレガシー。
◆
スフェーンの裏切り。まあ当たり前か。「誰かが憶えている限り、命に終わりはない」というこれまでの『記憶』と『遺産』を逆手に取るような発言。死ぬ、すなわち『遺産となること』を拒絶し狂ったように今をリピートし続ける彼女の生存はそのまま全世界の死を意味する。最後に1人立っていれば王だという意味ではスフェーンもゾラージャも破綻具合に大差がない。
◆
ウクラマトはガキのように見えてガキではない。どんなに酷い仕打ちを受けても相手に一通り以上の激情や憎悪を向けたりしない。守りたいものも自分の両手両足が届くまでのものしか守れないことを知っているし、親を殺した兄に向かって心底の哀しみから馬鹿野郎と言える。
無垢であると言われればそれまでだが、しかし、まずもって(上から目線の態度に見えたとしても)許容する態度が取れなければ多民族国家の王などやっていられない。主観の印象で赦し難い相手のことを思う時にも「相手にもそうしなければならなかった何かがあるはずだ」と思案できる人物であること、それは生まれ持った『王の器』であり、他の兄弟が受け継がなかった、しかし一番重要なパーツである。
◆
【~黄金のレガシー】
スフェーンは明確にラマチの鏡写しの像として作られている。皆に慕われた女王であり、世界を護ろうとした王であり、そこに生きた民が過去になることを良しとせず、民が生きている"今"を愛する者である。
ソリューションナインから更に進歩し、死んでなお魂だけの存在となってVRC情報世界で楽園を享受する人々、永久人。
……いや永久人って自分が死んでることを認めてない幽霊なだけじゃん。もう本当に早く死んでおいた方が良いよ。アレクサンドリアが他者の魂を啜って生きながらえる屍者の王国と言われる前に。もしかして黄金のアレクサンドリア周りの話ってSDGsの話だったのか?感心しました、自分も持続可能社会に取り組みたい……。(世界そのものを消しながら)
クルルの耳飾りとグルージャの移譲された権限で黄金郷の扉の向こうへと突入。遺された命が最後の鍵として機能するという遺産話のトロの部分。するとそこはピノコニー生きとし生ける記憶の世界、リビングメモリーだった。
そしてここからすごい勢いで強制成仏ラッシュ。えぇ……。まあ自分も先に進まない死者が生きていることに特に何も感じないから良いけど……これ普通に一つの国を消しにかかってますよね?
1つ目のノード。ヘリテージで寿命を迎えていたウクラマトの乳母ナミーカと再会。抹消。
2つ目のノード。現実世界でグルージャのお付きをしてくれていたオーティスの記憶がFF9の歌劇のパロディと共に現れる。……いや、貴方は死んだんだ。
3つ目のノード。クルル氏、初対面で後輩をいじる先輩をしてたのも遠い昔、すっかり口も態度もしおらしいサブヒロインになっていた。クルルの出生の謎って最終エリアで雑に巻き取って両親ごと処分してよかったやつなんだ。……本当に良かったんですか?クルルの割り切り方に対して自分は結構もっと時間かけた方が良かったかなとか思いましたよ。
雑の極みだったリビングメモリー編だったが、両親につけられた真名であるマイアを加えて「クルル・マイア・バルデシオン」として完成した瞬間はかなり良いと思う。
親にもらった名前、それもまた遺産なのだから。
4つ目のノード。ヘリテージファウンドからの付き合いだったカフキワさんの消去。そしてそれは、エレンヴィルの母の本当の死を意味する。それでもカフキワは「あたしの人生で最も幸せな瞬間は、今このときさ!」と断言してくれた。永久人であるはずの母が、この瞬間を選んで。
最後に自分にできなかったまだ見ぬ世界という遺産をエレンヴィルに遺してカフキワは消滅する。
……
自分はマムージャ族がエロい話しかしたくないのに延々死者の処刑をさせられています!!!!!!助けてください!!!!!!
スゥ~~~~
じゃあスフェーン焼いて終わりにしよ。この期に及んで「人格を消去する」とかメンヘラみたいな口ぶりで抵抗してくる女を追い詰めるのも飽き飽きだ。アレクサンドリアを、ぶっ潰す!(疲労困憊)
◆
『記憶領域 アレクサンドリア』
7.0のラストダンジョンにしてついにスフェーンから見たあの日の起源が開示された。平和だった街、雷気によって壊されていく街、かつてあった街の順に同じ場所をリピートされ続けている。繰り返し。死の忘却を拒み、記憶を永遠に生かそうとしたスフェーンが抱えざるを得なくなった悪性であり、行動原理である。
防壁を破壊し、中枢へ。ラストダンジョンが記憶の領域なの3回目だけどネタ尽きた?
待っていたのはサンデーエターナルクイーンだった。……いや誰?もうそろそろスタレに訴えられそうな感じになってないか?まあいいや!SDGsに則って人間の数を減らそう!
エターナルクイーンのお笑いバラエティフェーズが終わるとウクラマトが乱入。なんかいい感じ(曖昧)の空気を出してクイーンと殴り合いに。いやコーナは??
最終的にヘリテージファウンドからのウクラマトとの短い付き合いの中で培われた人間性で心に目覚めて「さようなら」して終了。リビングメモリーは完全に活動を停止。
えぇ……。そこは一部分ぐらい都合よくスリープで置いておいた欠片を墓代わりに持っていくとか無いんですか?え?無い?
……無い!?今からスタッフロールですか!?僕が?
◆
ウクラマトの特に変わって欲しいものなんてないという保守主義は、スフェーンの主張と何一つ違いはなく、なんならアシエンとさえ違わない、当たり前の感情である。故に、ウクラマトはどうしてもスフェーンとの対話からだけは降りることができないし、ラストで無茶を承知で割って入ってくるのである。もっとも本人に諦める気もないが。
「変わってほしくなかった」。「生きていてほしかった」。「理想のままでいてほしかった」。
それは誰しもの憧れだが、少なくともこの世界でそれが叶うことなどほとんどない。たった1人で叶えようとすれば尚更である。
一瞬ごとに人が生まれ死んでいく大地の上で、世界を愛せる理由を見つけなさい。ヴェーネスが分かつ先の人々に向けて遺した宿題が遺り。
そして、それでも、今ある世界のためにどうしても他者を消さねばならないのなら。せめて、覚えていろ。私たちは…確かに生きていたんだ、とどこかの誰かに遺された宿題が遺るのだ。
【メインを終えてのあとがき】
ここにうちのこが一国滅ぼしちゃった~😭とか書いてたんだけど、加筆ついでに書き換えることにした。いや、なんか冗談のつもりで言ったんだけど周りを見るに真面目に取られかねなくて。
世間を見るとリビングメモリーのシャットダウンは虐殺に当たるのでは?という意見が多くてびっくりした。魂喰いをいけしゃあしゃあと繰り返しておきながら隣人に建前も交渉の札も持ってこないヤツって多様性とか分かり合いの範疇にあるものなんですか?いいとこ稲畑を全部食っていく蝗害だよね?
スフェーンって頭のネジが最初から付いてないよね?
不時着地点にあった隣国の長を殺しそのまま宣戦布告を行うというあり得ない強硬策を指示して当然ながら戦争へ発展する。自分のしたことの重大性を理解していないのでウクラマトの(この期に及んで存在する)親切心につけこんで「自分たちはやむにやまれず悪事を働いて然るべきな立場」みたいなことを言い始める。
こんなイカれた言動ばかりしているやつが惑星を流れる魂の流れにポンプぶっ刺して自鯖の電気代にでも使おうとしているんだからリビングメモリーの住人ごと全員黙らされるのは当然じゃないですか……?
一国の王殺しを指示した主犯となればトライヨラの真ん中で公開処刑だってされてもおかしくないんだよね。連王を名乗った以上ゾラージャと同じ累が及ぶのは当たり前です。大人しく死ぬしかないじゃん。
ウクラマトは自分の父親を殺した相手のことを一生懸命に想おうとしているが、相手がこれでは報われない。
史上最悪の王を名乗るならエレクトロープ技術を釣り餌にコーナをたらしこんでサカトラルの割譲を引き出すぐらいの悪女っぷりで来いよ。
サブクエスト/ジョブクエスト
◆【オルコ・パチャ ~ 護衛の巨人と小さな商人】
気を抜くとヨカフイの背中のケツの筋の話をしそうになるから危ない。ヨカフイ族は誇り高かったり慎み深かったりするのかなと思いきや、人のこと騙して結構な大きさの石運ばせてくるカスがいるのおもろい。嘘だろ。あと多分こいつら肉と塩分が好き。
ペルペル族が商売は人を幸せにするためにあるんだ!と凄んでおいていざお隣のヨカフイ族に睨まれただけで足腰ガタガタになってるのかわいいと思った。
マムージャ族の湯浴みは……誰一人見ることが出来ませんでした……。悲しい結果で、終わり~ですね……。あ、でも秘湯とかいう明らかなそういうシチュ用の場所が存在するらしいから【尾行】するか。
◆【ゴザマル・カ ~ 勇連隊の装備を完成させよ!】
ハヌハヌ族はなんだかとろくさくて呑気だ。そういうところバヌバヌと似てる。ケーツハリー装備ってハヌハヌ人の羽根使ってるんだ。じゃあこれ実質カツラじゃん。
グルージャジャがケーツハリー像を壊して揉めたという事実の解釈を自分で出さないといけないの、もう本編だろこれは!!オイ!!!!本編するのやめろ!!!!
今モブの爪の垢の匂いキメるのが流行ってるって言った????
連王も装備の検品は自分の手(物理)でやるタイプなんだ。メルヴィブと発想同じじゃん。そういうところトラルってリムサ・ロミンサと相性良さそうだよね。
ケーツハリーという装備を通じて種族が繋がっていく様子、流石に本編で必要だったものすぎ
◆【ヤクテル樹海 ~ ひとつの大きな森として!】
ヤクテル樹海、シュバラールとブラーシャに囲まれて生活できる上にマムージャまでいるのもう「そういうの」の欲張りセットじゃん。でも外に出た瞬間に殺人カマキリとか殺人ピラニアが大量にいる世界なんだよな……。
初老のシュバラール男性に相手して欲しいと連れて行かれた先で複数の大型ブラーシャを相手に輪姦されることになり……(実在サブクエスト)
シュバラールが特に肌の色も気にせずわにゃわにゃしてるのにマムージャはただでさえ暗い森で内ゲバ気味なのすごい。サブクエやる限り露骨な差別というほどでもない感じだが。
マムージャ、メンタル面で男性がざこざこなのに対して女性が強いのが種族としての特徴なのかな?森そのものが綺麗なだけの暗い鬱病みたいな場所だからマムージャがなんとなくヘラり気味なのは……本当にそうなのかも……。元がこんな種族なら太陽に何かしらの思い入れがあるのもまあね……。
マムークの石像には英霊が宿るの、この世界で言うとシャレになってないというか、本当に宿ってない?
チャタロー。
ごめんめちゃくちゃ名前が面白い。顔と名前がツボって良いこと言ってるのに邪な感情になるの本当に良くない。チャタロー。マウス扱ってる時に隣にいてほしくない感じの名前なのがかなり良い。もう同じ顔タイプして並んでる自機まで面白く見えてきた。
ひとつの大きな森。そうだよ。森はねぇ、連なっているんだねぇ。原因がえぐいディルド触手の魔物だったせいでちょっと淫猥な意味にとれてゲラ笑いしてたけど良いことなんだよねぇ。
ヴァイパーのジョブクエストが人々の連なりと自然の話にじわじわと効いてくるの、やっぱりアレ本編だったんじゃないか?
◆【タンクロールクエスト ~ 寝ても覚めても】
祭器が今のところ同人誌用のアイテムにしか見えない。凍てつくような寒さの場所で眠りこけてるのは陽気なBGM流してる場合なのか?
「ずっと起きてるのって、自由かもしれないけど、
まわりが寝てたら全然楽しくないんだよな」
…………。(天を仰ぐ)
「オレが取り戻すべきなのは、
祭器が盗まれる前の暮らしじゃなくて……
オマエとずっと一緒にいられた、あの頃の方だったんだ」
…………。(横を見る)
「だったら、こっちもレオフィーヌのことを知るべきじゃない?」
…………。(下を向く)
「仲間なら信頼してくれるはず、か……」
…………。(放心)
「でも、それじゃ未来は何も変わらない。
誰も信じず、よそと距離を置いて暮すんじゃなくて、
皆を信じて、ともに仲良く暮らせる日が来れば……」
…………。(バナナを食べる)
…………。(Lv100のIBをする)
…………。
――俺の"負け"や、イシカワナツコ――。
◆【ヒーラーロールクエスト ~ 毒と癒やしの頂上決戦】
登場する敵のバックボーンも何もないまま3回ぐらい煙に巻かれてしばいて終わりなのシンプルに不快で草。マムージャバフの切れた黄金の脚本ってこんなに苦痛なんだ。デューンフォークは毒に強いという設定を拾おうとした姿勢だけは認める。
「大人でも道に迷うの?」
「そうだよ」
…………。(何らかに対して思いを馳せる顔)
◆【メレーロールクエスト ~ 一端の狩人】
5クエストも使って「眼鏡の力は凄い」ということ以外の情報が何も存在してなくないですか?
「家族が帰ってくることに資格なんて要るわけないだろ!」
…………。(アンニュイロスガル)
◆【レンジロールクエスト ~ 打倒!シャルトフィット盗賊団】
ギャルのマムージャ、ギャルージャ!?セートジャだよ。護りの力がぶわぁぁぁって。ぶわぁぁぁ。このギャル人を疑うことを知らなさ過ぎる。今回は祭器じゃなくてこの人が薄い本に使われてしまうよ。
……なんかレンジクエはインターネットレス画像素材が多いな。
あっ、ギャルが理解あるギャル仕草で敵を籠絡している。
「協力しあお。」……しあお!?!?
「完璧な人なんていないから、悪いところは誰しもあるけど……
いいところがない人だって絶対いない。
案外みんな、普通の人だって!」
…………。(亡き兄を思って泣くロスガル)
このギャル、人心掌握の天才か?もうこのギャルが理王ってことにしないか?この女一々こっちを勘違いさせるような一言を付け加えやがって!!クッ!!!!
◆【キャスターロールクエスト ~ 祭器と作られた虚像】
その大きさの石は人が死ぬんだよね。
この世界で虚言系youtuberみたいな存在が出てくることあるんだ。思ったより思想が過激っぽいし終末過ごした子供に星戦士団要らないって言わせるのヤバすぎて流石のヒカセンも真顔のガチ説教。
転送魔紋の地図っていつも使ってるけど普通にそういう使い方できるんだ……
あっ厄介特オタ仕草だ、採石場に埋めろ埋めろ
せっかくの幸運でやることがカスのワンダー・オブ・Uなのアホ臭すぎる!!こっちに寄越せ!!全部クリダイに使ってやる!!
「私たちにとって、あの人が正義のヒーローなの!」
「>それを星戦士団の人にも言える?
>どんな英雄も、ひとりでは限界がある」
「……息子がごっこ遊びに興じているとき、
私が叱りつけると、よくあの目をしていましたよ。」
「父を自慢したいという浅はかな思いから、
祭器を奪われるきっかけをつくった、私だからこそ……
過ちを誰よりも強く、訴えられると思うんですよ。」
…………。(王宮を仰ぐ)
(特にキャスター)ロールクエスト、やってることバカ丸出しの癖にもうほぼゾラージャのオリジンという最難関の謎への解答を示してないか?彼にとって父親の自慢の子であることは、奇跡の子というロールプレイは、何より楽しかったあの頃のごっこ遊びだったのではないか……?
流石に見えない物を見ようとしすぎだろうと自分でもツッコみたいが、いや、これは……なんだか……ゾラージャとスフェーンに対する直接的な何らかの言及が……こう……。
■おまけ
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