二度と再現できないあの雰囲気
今月卒業を迎える皆様ご卒業おめでとうございます。今までいた場所を離れ、新たな場所に向かっていくそんな時期を過ごしている感じでしょうか。
僕は小学、中学、高校と卒業を経験していましたが、あの雰囲気は独特な感じがします。在校生として上級生を見送る卒業式などにも参加したことがありますが、見送るのと自分たちが送り出されるとでは大分違います。
見送る方の時は、上級生が卒業式で涙を流している姿を見て、そんな卒業式って泣くものなのかなぁとどこか他人事のように考えていました。
しかしいざ自分たちが卒業となった時、あれは中学生の時でしたが、涙を流すことがありました。まさか自分がと思っていたのですが、それだけ思い出があって、それが今日でお終いと感じて思わず涙が出でしまったのではないかと思います。
今まで当たり前に来ていた学校や職場が次の日から行かなくなるというのはちょっと不思議な感じがすると同時に、もう自分たちはその場に足は運びに行くのが難しくなるんだなぁと思うと寂しい気持ちにもなります。
将来卒業して母校を訪れることがあって、例え校舎など在校していた時の変わらなかったとしてもやっぱりもうあの時の自分が生徒として過ごしてきた雰囲気や光景を再現することはできません。あの時の雰囲気は、当時の自分達だったからこそ感じられる雰囲気ではないのかなと思います。
だからこそあの時楽しかったなぁと思える後悔のない生き方をしていくことが大切なんだなぁと卒業という言葉を聞くと僕は思い出します。