見出し画像

偏向報道…実は自分自身の中にも

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

私の家にはテレビがないので情報入手はもっぱらネットなわけですが、最近、こんな動画を見ました。

興味がある方はご覧ください。

さて、この方のおっしゃっていることが事実であるかどうか、今日はそれを論じようと思ったわけではありません。

ただ、これが事実だ、その通りだ!と思った方はきっとこのいまの世の中のありさまを嘆き悲しみ、そしてある人は絶望的な気分になったり、ある人はまたなんて世の中なんだと憤慨したりという気持ちを抱いたりしているのではないかと思ったりします。

私もどちらかといえば、ちょっと嫌な世の中だよなと思う方の口ではあります。ですが、ちょっとよく考えてみましょう。こうした「偏向報道」的な行為は実は一般的なメディアだけがやっているのではなく、自分の脳が自分自身に対して行っているのです。

そんなバカな、と思うかもしれません。しかしどうでしょう。例えば「ああ今日も俺はやるべきことをやらなかった。なんて俺は怠惰であほなんだい?」とか、「やっぱりあの人の方が自分よりも優れている、自分はなんてダメなんだろう、出来が悪いんだろう」とか、「こんなに勉強したはずなのに、テストで80点も取れなかった・・・」。

数え上げればきりがないほど自分を責める、あるいは貶める思考をしたりはしてないでしょうか。これこそが自分が自分自身に対する偏向報道というものです。

どうしてこんなことが起こるのか。それは普段何気なくやっていること、毎日の日課になっていることは自分では「当たり前」なので、それはやっていても意識にすら上らなかったりするわけです。ほかの人からすればちょっとまねできない、ということも中にはあるでしょう。でも自分では毎日やっているルーティンだから特別感はない。そして新たにやろうとしてできなかったことは、できない!と強く刷り込まれるのでそれこそスポーツ紙の報道のように・・・外国人選手が三振しようものなら「ダメ害人!」というような感じで自分の悪いところをこれでもかと強調するということをしているのです。これを偏向報道と言わずしてなんと言おう、というものです。

もちろん、現状維持ではいずれじり貧なのでもっと良くしていこうという行為がうまくいっていないことに対しての自分自身のフィードバックの面は否定できません。それはそれで受け取る必要があるでしょう。だからと言って100%自分はダメ人間であるという感じの報道を自分自身にすることはない、そう思うわけです。

ネガティブ思考の人はとかくこうなりがち、それは私自身がそうだからよくわかります。私に似ている人はきっと少なからずいらっしゃると思います。もし自分も当てはまるなと思った方、自分を責めた後は、一呼吸おいて今日やったこと、できたことを思い返してみてはいかがでしょうか。

それでは今日もご一読いただきましてありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?