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思考を変えるには脳を鍛えるしかない

皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

今日のお題は、『脳を鍛えるには運動しかない』からヒントをいただいています。

私たちは自己啓発本を読んでどんな感想を持ちますでしょうか。

なるほどと思う反面、そんな簡単にできるんならみんな幸せになってるはずじゃねえか、だけど相変わらず自殺者は多いし、落ちこぼれだってたくさんいるし、適応障害になっちまう人がいるのはどういうわけだい?

とまあこんな風に思いたくなろうかと思います。私もどちらかというと猜疑心が強いのでそういう風な思考回路を持っています。

例えば次の文を読んでみて思いついた感想を書いてみれば、ご自身の思考パターンというものがわかるんじゃなかろうかと思います。

セルフヘルプの本は、いつも「問題」の話で始まっている。まず問題を定義し、それからその問題を解決する方法を伝授する。この本はその正反対で、「あなたには問題は一つもない」という前提から始まる。問題があるように見えるのは、自分で問題があると思い込んでいるからであり、その問題を解決しようと必死になっているからだ。ここで、「問題があるように見える」という表現を使ったことに注目してもらいたい。ほとんどの問題は作りものであり、こちらで探さなければ存在することさえない。

これは『「感謝」で思考は現実になる』という本からの引用ですがどうでしょう?私も割と感謝するようにしているつもりではあるけれども、やっぱりそこまで言うかね…という気持ちにはなりますよ。

でもおそらくこれは脳の神経回路の問題だろうと思うのです。最初にご紹介した『脳を鍛えるには運動しかない』という本では、運動が新たな神経回路を作ることに寄与していると主張しています。簡単な例でいうと、鉄棒の逆上がりでしょうかね。あれ、何度も練習しているうちにある日突然できるようになりますね。できるようになる瞬間というのはこれまでの失敗の蓄積から脳内で神経回路がつながってこうやったら体が回る、というふうにうごけるようになるということだろうと思うのです。

思考パターンもそれと同じことだと思います。正直、『「感謝」で思考は現実になる』で書かれていることが自分もすぐになるとはなかなか信じられないところではあります。でも少しずつでもやっていったらそういう思考回路ができるんじゃないか、私はそう思います。

少なくとも今までと同じ思考パターンであれば、同じことの繰り返しであることは間違いないでしょうしね。

それでは今日も雑文、ご一読ありがとうございました。

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