THE VISIONという本のメモ
ここでいうVISIONは、倫理律に基づいたモノだけではなく
公共に何を与えたいのかを明確にしているもの。
この本を読もうと思ったきっかけは、タイトル
THEが加わっていたから、一般的なVISIONと何が違うのかしりたかったから。
ザ・メンタルモデルという本を持っていて、それも作者自身が「メンタルデル」を定義していた。
読んでみてよかったところ。
VISIONの話に入る前に、かつての日本政府の経営が優れていたこと
「富国強兵」
名前は中学の社会の授業で聞いたことのある言葉。
それが内的要因では無くて、外的要因で成し得たことであった。そうこの本では記載されていた。
実力自体は備わっているから、日本人に必要なのは「内的要因」をひとり1人が明確にして行動すること。
ザ・ビジョンの作り方から実践方法までが書かれている。
ぶっちゃけたことをいうと、ビジョンの作り方に関してというより、歴史の捉え方でめちゃくちゃ勉強になった。
黒船来航から明治期の経済成長が、自らの意志ではなく、外部からの圧力に対抗したためになし得たものだったんだとさ。
今の時代は内的要因を元にした成長の意志で動かないと衰退するだけだって書いてあった。あと魅力的でなビジョンとそうでないビジョンの違いを、実際の企業が掲げてるものを何種類も乗っけて解説してた。
そんでもって、その魅力的なビジョンを言語化するために、どういう手順を踏むといいのかもあった。
これはオススメ。企業について書いてある本だけど、企業は人がいて初めて成立するものだから、自分が今後何をやりたいか、それを叶えるためにどうすればいいのかのきっかけにもなると思う。
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