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つらい上司に勝つ方法~会社はゲーム~


こんにちは。セーラー服男子のなんでも相談屋さん、たくみです。

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たくみさんは、所謂大企業と呼ばれる組織で、エリアごとにある部署の人事課を経験しました。


たくさんの方が働く企業の、一部分とは言え、多くの部署の方の様々な情報を持って、現場の上長とお話をさせて頂いたりしたこともありました。


最終的に重要な決定を下すのは課長になりますが、その素案の大枠を組み立てているような感じです。


よく上司に


「会社はシステム化されていなければならないのだから、誰が入っても仕事をできるようにシステム化しておきなさい。」


と言われました。


しかし、たくみさんはそれは違うのじゃないかなと思っていました。


確かに、定められたルールを守ったり、必要な業務知識を十分に身に着けてもらうことは最低条件として必要だとは思います。


そして、その先に一人一人のスキルや個性があり


それをうまく駆使することによって、


売り上げが伸びたり、会社のファンが増えてくれるのではないかなと。


そんな時、昔の上司がこう言ってくれたのを思い出します。



たくみくんは、たくみくんにしかできないことを全力でやりなさい。

その辺から連れてきただけの人には絶対に出来ないことを。

他の人にしかできないことを無理にしようとしなくていい。



これは今でも鮮明に印象に残っています。

他の人ができることは、他の人が全力でやればいいのです。

たくみさんにはそれはできないことかもしれません。


でも、たくみさんにしかできないことは、たくみさんは全力でやるようにしました。


人間をシステム化することは、到底できないのです。


それならばロボットを導入してしまえばいいいのですから。


一般職がやっている事務仕事を

誰でもできるからと見下してはいけないのです。


できると、する、のでは大きな違いがあります。


その仕事をする一人ひとりを尊重し、認め合うことで

誇りを持って仕事をすることができるようになるのだと思います。



1.上司から見た部下とは



人間とはか弱い生き物です。

立場に立つと、その立場を演じようとする、

そんな心理学実験も過去に行われたようです。


上司という立場にいることで、

「自分は上司なのだ」

という自覚を持って振舞おうとするわけですね。


そんな上司がかわいいのは、どんな部下なのでしょう?


能力が高くて何でもこなせる部下?

能力が低くてなかなか伸びない部下?


実は、どちらかというと、

能力が低い部下

の方がかわいいそうです。


ただ、もう少し条件があります。

それらを総合的に示すとこうなります。



「能力が低いがゆえに、自分を頼ってくれて

何でも話して、信頼してくれる部下」



どうでしょうか。確かにその通りだと思いませんか?


能力が低くても、たとえ能力が高くても、

自分のことを信頼してくれていなくて、

あまり相談もしてくれない部下・・・


確かに、それだと上司が部下をかわいいと思いにくいところがあるかもしれませんね。


自分が話しかけやすい雰囲気を持っているかどうかに関わらず

人間って弱い生き物ですから


上司らしい上司でありたいがために、

そういう思いを抱いてしまうのかもしれません。


上司側としては

そういう思いを持ってしまうことは仕方ないことだとしても

上司からもコミュニケーションを取り、信頼される上司として

相談を汲み取ってあげたりすることで組織力の強化に

繋がるのではないでしょうか。



鬼滅の刃の名言をここに置いておきます。


「柱ならば、後輩の盾となるのは当然のことだ」



こういう熱い思いを持った上司が一人でも多くいてくださることを

願うばかりです。




2.組織とはこういうもの


上司は、会社が辞令をしている上で認められた上司です。

これは動かしようがありません。


しかし、やはり人間ですから


タイミング的なものも、その時たまたま起こったことかもしれませんが


事実として、上司にはなっているのです。


自分より能力が低いと感じられる上司もいるかもしれません。


単純に出世をしていけば、


その上司を超えていける存在に、あなたはなれます。


しかし、今はまだ部下です。


今の状態は一時的なものなのです。


あなたの言いたいことは正しいかもしれません。

能力も高いかもしれません。


しかし、組織として部下である以上


その影響を及ぼすことは


まだ


できないのです。


正しいことを言いたいのであれば、成果も出さなくてはいけません。


人事は、顔の見えない人に対して


評価を下す基準は、


あくまでも成果という数字からしか

見えてきません。


勿論、色々な観点から数値化できるように

成果に対しての工夫はされていますが、


それでも、正しくないことを言っている人がいたとしても


成果が出ていれば


出世させる候補には上がってくるのです。


それが組織です。


自分が影響力を及ぼせる範囲は、

自分の部下以下の人にしか

影響を与えることはできません。


組織内での影響力を持つには、

自分が出世するしかないのです。



評価の仕方は、成果、とお伝えしましたが


感情的なものでは評価はできないのです。

最後、どうしても均衡があったときの

参考くらいにはなるかもしれませんが


評価は基本的には論理的です。


そうでなければ、大企業という組織は

秩序だって行動することはできません。


もちろん、すべての社員に公平に見えるようには


出来ない部分もあったかもしれませんし

私が一番下の時もそう感じていました。


人事も、人間ですから。

完璧な人も、そうそういるわけではありません。


それでも、理論は生きています。

組織の人事は極めて理論的です。


感情を使えるのは、自分が上司になって

部下を育成していく時であったり

チーム力を高めていく時のツールとしてです。



3.会社はゲーム



ビデオゲーム、テレビゲーム、アプリゲームと

色々なゲームを

みなさんは、プレーしたことがあると思います。


ゲーム内の設定であれ、

自分の腕前であれ、


ゲームをクリアするためには成長し、

課題をクリアしていくことで

嬉しさや達成感を

味わうことができるのがゲームです。


例えていうならば、

みなさん自身は、ゲームの

ハードウェアです。


ニンテンドーSwitchや、PS5のような。


そして会社は

ソフトウェアです。


ドラクエや、マリオのような。


ゲームにはソフトごとの違いやルールがあります。

そのルールの中で、自分をどんどんレベルアップさせていって

新たな敵を倒していくわけですよね。


ちょっと強いボスがいたとして、

倒すにはどうすればいいでしょうか?


地道に努力を積み重ねて

武器を手に入れて

仲間を連れて


戦いに挑んで、勝利するわけですよね。


出世することも、

実はこれと同じことなのです。


ゲームで、敵を倒せないと愚痴ることって

あまりないと思いませんか?


どうすればいいかを何となくわかっていて

その為に行動することができるからですよね。


現実世界の問題に置き換えてみてください。

上司の愚痴を言う時、


愚痴を言うだけで終わってしまっていませんか?


ゲームなら、あれこれ考えられるのに。

そうです、それと同じなんです。


・自分がレベルアップできる方法を考える。
・戦うための武器(スキル)を身に着ける。
・仲間を見つける。


こういった行動を起こして

上司を超えていく方法を見つけることで

出世していくしかないのです。


レベルアップには、やりがいも感じられます。

成果の数字も出るようになっていきます。

やりがいを感じられますよね。


やはりゲームなのです。


会社という組織は多様な人材を欲しがります。


これも、パーティーに魔法使いが居たり

格闘家が居たりするのと同じように


それぞれが得意とするスキルを

それぞれの方法で伸ばしていくことで

組織の力は上がっていくのではないでしょうか。


私が、昔上司に言われた言葉は

組織を魅力的にするために

必要なことだったのだと思います。


あなたにしかできないことを

あなたが全力でやる。


あなたの強みは何でしょうか?

必要な武器(スキル)は何でしょうか?


営業力なのか?

情報分析力なのか?

チームビルディングなのか?

技術力なのか?


それぞれの強みをお持ちを活かして


強くなっていかれたらと思います。



そして、ゲームソフトには色々ありますが


飽きてしまったら、ソフトを差し替えて遊ぶことだって

できますよね。


どうしても、このソフトが合わないと思ったら

交換してしまうのもありなのです。


こっちのソフトの方が自分の能力が

発揮できる、そう思えるなら

交換、つまり転職してしまった方が

自分にとっては幸せなのかもしれません。

もちろん、もう一度最初のレベル1の状態から

スタートすることになることは考えておかなくてはなりませんが。

そっちの場所の方が成長できる方だってたくさんいると思います。




どうしても、自分にとっての居場所が作りにくい、

または、上司の倒し方がわからない方は

そっと、たくみさんに相談してみてくださいね。







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