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ムファンガノの日々

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ケニアで過ごす大学生の心境をつらつらと綴っています。辛いことも楽しいことも、正直に頑張って書くようにしてます。感想など寄せてくれると嬉ションです。
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#コラム

僕は途上国に惚れたから、きっと何度でも足を運ぶ

僕は途上国に惚れたから、きっと何度でも足を運ぶ

カンパラに来て、生活スタイルが一変しました。

街を走りまくるバイク、車、トゥクトゥク...しっちゃかめっちゃかな街中。ひしめき合うトタン屋根の下で怒号のように飛び交うクラクション、笑い声、雑踏。

そうだ。これこれ。僕が好きなのはこれだった。
この雑多な感じ、排気ガスのにおい、活気に満ちた通り道。ここに来ると、自分まで元気になれる気がして、ワクワクしてくる。

農村部は農村部で美しい星空や大自然

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ショッピングウォール

ショッピングウォール

僕は今、ウガンダに来ています。ケニアのビザがクリスマスで切れるので、ビザ更新もかねて陸路でウガンダにかち込みました。

夜22時発のバスで出発し、首都のカンパラについたのは朝6時。国境が不安でしたが、事前にe-VISAで東アフリカビザを申請していたので結構スムーズにいきました。東アフリカビザは、ケニア・ルワンダ・ウガンダ間で最大三か月間有効なビザです。シングルエントリーと違って、いちいち国境をまた

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親の心子知らず

親の心子知らず

なんだかんだバクテリアを引きずり三日目。
三日目ともなると引きずりすぎて削れてなくなってきました。明日こそ本調子!なはず...

ここで病気にかかってわかったことは心の支えになるものがほとんどないことですね。マジでメンタルまでやられてました。どんなふうにかって言うと日本がひたすらに恋しくなるんですね。

いやお前トルコいたときも日本日本うるさかったやろって思う人もいるかもしれないんですが、今回に関

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途上国で生きるということ

途上国で生きるということ

「途上国の人々は貧困の中でも幸せそうだった」っていうフレーズを学生NGOやってる人とかスタディツアーで途上国を訪れた人たちからよく聞きます。僕もそうでした。

実際に行ってみたら思っていたよりも子どもは学校にいるし、笑顔で楽しそうに過ごしている村人を目にすることもできます。だからそう思ってしまうのも無理はないかもしれません。

でも、それはあくまで彼らの一面的な部分にしかすぎません。僕らが生活する

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