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【物語る映画ポスター15】007 スカイフォール

007シリーズは
素敵なデザインで仕上げられたポスターが
数多ありますが
今回はこちらの「スカイフォール」に絞って
ご紹介いたします。

シリーズの中で一番好きな作品です。

冒頭の逃走劇シーンの最後、
ほんの少しのズレが、ジェームズ・ボンドを
落とすことになる。

007シリーズお決まりの、
オシャレなオープニングに入ります。
逃走劇→落下→音楽
までの流れが最高に鮮やかでしたね。


本作は、ジェームズ・ボンド自身の
アイデンティティに触れて
深いテーマにまで入っていきます。

↑は銃口の中の自分。
自分を突き詰めている表れか。

「最後の家」が重要な意味を持ちます。
昔の住まいであり、
過去の遺産であり、
大きな前の世代であり、
故郷であり・・・。

崩れていくボンド。

新しい自分に出会うためには
犠牲が必要だった。

本作のポスターは、
デザインの凝ったものが多くて
びっくりしました。

映画ポスターって
何かシーンとか小道具が
象徴的に使われることが多いのですが
本作のポスターはほとんど、
人物中心のオシャレな描写で仕上がってました。

デザイン重視です。

これとかもシルエットだけなのに、
ダニエル・クレイグっぽく見える。
鹿の形もうまく女性と合わせて
全体的な色合いも綺麗で素晴らしい。

本作の映像もかなり作り込まれていて
美しい風景とか
オシャレなカットも山ほどあります。
大好きな映画です。

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たくまる
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