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【表現評論】あざらしそふと「アマナツ」コアレビュー

はじめに

あざらしそふと「アマナツ」のレビューを書いてみます。

本日クリアしまして、2周目をやる……ことはやめました。なんといいますか、2周してまでこの作品を掘り下げようとは思いませんでした。この記事では、その率直な感想を書くことにします。

キャラクター紹介

詳細は公式ホームページに譲ります。

相倉あいのくら和葉かずは

相倉和葉

今となっては珍しいツンデレ系。性格がおかんっぽくもあり、また声もババくさい←だがそれがいい。

雨晴あまはらこがね

雨晴こがね

元気な後輩枠。ゲーム開始直後、最初に出会うヒロインでもある。

上梨かみなし夜雪やしろ

上梨夜雪

神社の巫女さん先輩。会話に独特のリズムがあり、うかうかしていると主導権を握られてしまう。

何が自分に合わなかったのか?

ゲームそのものはコンセプト通りに作られており、レビューサイトで高得点を得ていることには納得しております。しかし、自分にはあまりはまりませんでした。いろいろと考え、個人的には
田舎を舞台にしたこと
が、自分に合わなかったすべての原因であると思いました。

個別ルートのちがいがあまりみられない

田舎が舞台であることから、娯楽やカップルができることは限られます。夏のお祭りでの縁日、花火大会、海遊び、学校生活……。どのルートにすすんでも、これらのイベントは共通して登場します。もちろんキャラクターの個性は発揮されてはおりますが、大筋として同じ話を3回読むことになり、私はこの点がマイナスポイントです。

本当に「学生の恋愛」に終始している

そういうゲームだっていうのは見ればわかるだろ!というのはごもっともです。ファンタジーやミステリー、シリアスもない、コミカルな恋愛アドベンチャーは現代においてむしろ希少であり、その点での価値は認めます。とはいえ、もう少し掘り下げがあると面白かったかなと思います。ヒロインと夏を楽しみました!おわり!の潔さが好きな方にはお勧めします。和葉ルートは最終的に婚約して終了するのですが、学生の恋愛から一歩踏み出そうとするところの悩みなどが描かれているのは個人的には好印象でした。

おわりに

本作は、一般的には良作と評価されるでしょう。単に自分に合わなかったというだけであり、このようなゲームがあることそのものは歓迎します。
公式ホームページによれば、本作は「あざらしそふとの新境地」らしいので、それ以前を調査するために「アマカノ2」をプレイしようと思っています。

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