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稼ぐためのシンプルな話【マナブ著#億を稼ぐ積み上げ力読書感想文】(毎日更新100日目)

宮本武蔵の『五輪書』に「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす」という言葉があって、この記述が「鍛錬」という言葉の語源となっているとされています。

技を習得して本物の実力をつけるにはそれだけの時間がかかると達人は言っているんだと思うんです。

ぼくはnoteの毎日更新を始めてから今日で100日だから「ミニミニ鍛」達成といったところでしょうか。

文章で有益なものを提供しようと思ったらまだまだこれから。
いまやっと準備運動が終わったところって感じなのかもですね。
もちろん結果を出したいし、良いものを提供したいので、そのくらいの長期的な視点で物事をとらえてじっくり腰を据えてやっていきたいですね。

さて今日はビジネス系YouTuberとしても有名なマナブさんの初の著書
「億を稼ぐ積み上げ力」の紹介と感想文です。
KindleUnlimitedでは読み放題。


著者のマナブさんについて

トップブロガー、アフィリエイター、YouTuber。

1990年生まれ。
小中高とゲーム三昧の日々を過ごしていた。
大学生のときにフィリピン留学し、帰国後にフィリピン留学情報をブログで発信。
大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職し11ヶ月後にはフリーランスに。
しかし起業に失敗、27歳で月収5万円、貯金はゼロの状態。
心血を注ぎブログを1000日間更新し、2019年には年収1億円を達成した。
現在は海外に活動拠点をおき、ブログ、YouTube、Twitterで主に個人で稼ぐための有益な情報を発信しつづけている。

本書にはどんなことが書いてある?

成功するための思考と行動について自身の経験からのアドバイスをしています。

 稼ぐための小手先のテクニックではなく稼げる人材になるための心構えや実際の行動へとつなげるコツを紹介した自己啓発的な内容です。

具体的には継続するためのコツ、生産性を上げるためにやるべきこと、爆速で成長する取り組み方、時間の使い方、捨てるべきものなどなど。

本書は稼ぐことができずにもがいていた過去の自分に向けて書いたと述べているだけに、結果が出せない人の気持ちに寄り添って書いてあります。

これから自己成長して大いに稼いでいきたいと考えている人や自分らしく働いて将来イージーな人生を送りたいという方が最初に読むには適した本であるといえます。

感想

ブログだけでも月に何千万円と自動的に収益を得ているマナブさんだけあって、非常に平易で読みやすい文章です。

超遅読のぼくでも3時間くらいで読み終わることができました。

ただサラッと読みやすいだけに、内容もサラッと流れていきやすいものかもしれません。

というのも自己啓発が好きな人ならどこかで聞いたことがあるようなことが書いてあることが原因かと思われます。

人によってはそんなことわかってる とか
よく言うあれでしょ とか
真新しくもなんともない
と感じるかもしれませんね。

でも、でも

多くの人がすでに知っていて
そうすべきだとなんとなくわかっているのに
できていないこと

そのことを実際に結果を出し続けているマナブさんが
稼げないぼくらにもう一度再確認させてくれるということに
この本の意義があるのではないかと思いました。

ぼくは大事なことは何度も何度も触れて、使って、自分の血肉になるまで
つまり自分の潜在意識に刻み込まれるまで活用するべきだと思います。

とにかく多読にばかり力を入れている人がいますが、それだけではなく読んだものをしっかりと自分のものにしていくこと、
実際に自分の人生に活かしていくこともとても重要だと思うのです。

たとえば「7つの習慣」みたいな名著だったら、その内容が腑に落ちるまで潜在意識に入っていくまで何度も何度も読み込んで、アウトプットして行動して使いこなすことが大事なのではないかと。

なにも新しいものを知るためだけに読書しているのではなく、人生のいろんな場面で使える本質的なことをいろんな人の言葉で違った角度から理解するというのも読書の目的だと思うからです。

むしろ多読して賢くなったように勘違いしているより、そっちのほうがよっぽど重要なのではないかと思います。

マナブさんの本書もそういった本質的なことが書いてあるものだと思いました。

本書の中ではたとえば

生産性を上げるために最優先なのは
よく寝ること

とあります。

睡眠がどれだけ重要かということは勉強している人なら
よく知っているはずです。

でも7時間は寝たほうがいいとわかっているのに
それを実際に毎日しっかりと意識してできている人がどれだけいるのでしょう。

本を読んで良いことを知って、でもそれを実行して人生に役立てなければなにも意味がありません。

知っていることと、実際にそれを実行できているということは
結果として天と地ほどの差が出てきてしまうのです。

そういった感じで
本書はもともとダメ人間だった筆者が成功するために
どういったことを意識して行動してきたのか
ということを経験を元にして実感として語ってくれているので
読者としては、いま一度日々の指針を見直す良い機会になると思います。

そして本書の内容はすべて重要だといえますが、その中でもさらに重要なことは強調して書いてくれていますので、それをメモして壁にでも貼っておいたらいいなと思いました。

フリーランスでこれからやっていきたい人
もうすでにやってるけど行き詰まっている人
には特に励まされる内容かと思います。

手元において事あるごとに読み返すと良いですね。



というわけで今日はインフルエンサーとして活躍されているマナブさんの著書についての書評みたいな感想文でした。

読んでいただきありがとうございます。

それでは今日はこのへんで

またあした。


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