無常と不増不減
今日、3月24日は壇ノ浦の合戦、
平家一門が滅亡(1185年)した日だそうです。
「盛者必衰」と言いますが、昨今の疫病の流行ということ一つで、国境が封鎖される状況を見ますと、
本当にグローバル化、今の世界の形というのも、絶対ではないのだな、と思い知らされます。
私ども仏教徒の指針は2つあると思います。
一つは「無常」ということ。
これは、もちろんすべては変化する、ということです。
もう一つは「不生不減」ということ。
つまり、変化ではあって、増えたり減ったりしているわけではない、ということです。
これはとても大切な考え方で、人は変化が怖いものです。
変わると、失われる、という恐怖をとても感じます。
しかし、現実には、それは消失ではなく、変化です。
時代に応じた新しい形を生み出していく、ということに他なりません。
(もちろん、個人個人では病気にかからないよう、交通安全に気をつけるなど、はそれとは別の事ですよ)
今回の大きな出来事も、それを乗り越えた先に、どのような世界があるのか?
また、どのような世界にしたいのか?
さらには、その世界で自分はどんな役割を果たしていくのか?
それを考えることが大切ではないでしょうか?
メールマガジンも配信しています
ぜひ、登録してくださいね!↓
https://mail.os7.biz/b/34wg