写真を読む日々#7
またボチボチと読んでみた写真集の記録。
あまり中身のあることは書けていない。
と思うと、なんでもかんでも評論の文章をかける人はすごい。
印象に残ったのは小島一郎の写真集。
青森なんて遠い土地だから、訪れたい思いがあってもなかなか足が届かない。そんな憧れを少し増長させてくれたような気がする。
小島一郎「小島一郎写真集成」
小島一郎、青森で生まれて青森を中心に写真を発表していた写真家。
戦後の近代化から取り残された青森の田舎をうつした写真集。
現在、写真にあるような風景を垣間見ることすらできなさそう。
それほど異質な過去の風景、そこに生きていた人々、文化を感じるような哀愁ただよう写真だった。
おおよそ物質主義から遠ざかっているような、ときに雄大で、厳しい冬風景に出会ってみたい。アスファルト舗装なしの道を歩いてみたい。
高梨豊「都市そのものが見る夢」
あまりピンとこなかった。
金村修「I CAN TELL」
雑然と都市の姿を、そこにあふれた物質とともに複雑に、様々な要素を絡めてうつしているように見える。
写真の説明も、どうも難解で、哲学的で、詩で、どうにもこうにもよくわからない。パラパラとページをめくるだけでは、なんだかよくわらない。
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