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どこから始めれば…地主とコンタクトを取るには?【自分で借地権売却までやってみた①地主編】
こんにちは。たくちゃんと申します。
今回は、地代の振込をしているため地主側の名前は判明しているが、
他に何も情報が無いという場合のコンタクトの取り方を私の例で紹介します。
ひとりひとり状況は違うと思いますが参考になれば幸いです。
全文無料で読めますが、この記事を役に立ったな・おもしろいと思って頂けましたら購入頂けるとモチベーションに繋がります!!
【自分で借地権売却までやってみた①地主編】からわかること
住所の具体的な調査方法
地主とのコンタクト方法
思っている以上に時間がかかることもあると想定しておく
経緯
私には100歳近い一人暮らしの祖父がいるのですが、健康体そのもので特に不自由なく生活を送っていました。
ある日、自転車での転倒をきっかけに足を骨折してしまい急激に問題なかった生活が問題だらけに…
骨折自体は治っても以前のように歩いたり自転車に乗ることは出来なくなりました。それでも無理した結果、転倒が増え救急のお世話になることも1回や2回で済まなくなり入退院を繰り返していました。
以前のような生活は無理と判断し、施設のお世話になることにしました。
住んでいた家は荒れ果てており、空き家となってしまうため思い切って売却し高齢者施設費に充てようとしたのが本連載のきっかけとなります。
判明していた情報は、家は持ち家で土地は毎月地代を振り込んでいたため借地であるということだけです。
【自分で借地権売却までやってみた】シリーズ紹介
このシリーズ全編は、すべて実体験を元に書いています。
借地の場合だけでは無く、家屋の解体や滅失登記といった
皆さんが人生で一度は経験するかもしれない出来事についてなので、お役に立つ部分があれば幸いです。
それでは本編です。
地主の住所の調査方法について
土地の『全部事項証明書(登記簿謄本)』の権利者その他の事項欄に、地主の住所及び氏名が記載されています。
全部事項証明書の請求方法
該当する土地を管轄している法務局にて請求可能。
直接訪問またはオンラインで請求でき、料金は600円程度です。
地主とのコンタクト
自宅訪問
行くことが可能な距離ならば、唯一顔を合わせられる方法。
私も全部事項証明書から住所が判明したため直接自宅を訪問してみました。
が、結果の方は…駄目でした。
自宅が豪邸で柵で囲われており、インターホンまでたどり着けない構造となっていました…
手紙
直接接触せずにコンタクトを取る無難な方法。
今回の経緯や連絡先を手紙に記載して投函しました。
急いでいるのはこちら都合だが、電話なのか手紙なのかメールなのかいつ来るのかそもそも手紙自体読んでいるのかとても不安になりました。
電話
電話番号がわかっていれば一番てっとり早い方法。
手紙の返信手段は電話でしたが、その時電話に出れなかったために会話できず。
何度もかけてもこちらからの電話は出てもらえない状況に困りましたが、最終的には電話で会話することができました。
コンタクト結果
地主所有の不動産は全て管理会社は任せているとの事で、今回の件に関しては何も進展しませんでした。
まとめ
住所がわかったからといってすぐにコンタクトが取れるとは限りません。
私の実例では実際1ヶ月以上かかっているので、事前に時間がかかることを想定しておいた方が良いです。
事前の対策としては以下も有用かもしれません。
借地の方は、予定は無くても地主と連絡が取れる状況にあるか事前に確認しておいた方が良いです。
なぜなら長年土地を借りていると、地主側も相続で人が当時と変わっている事も考えられ、いざという時に私のように困る可能性が上がるからです。
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