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肉とは何か?

ケト・サピエンスは牧草牛の夢を見るか?

僕たちはスーパーに売られているものを「肉」と言っている。色々な産地はあるし、牛だって、豚だって、鶏だって、見たことはあるだろう。でも、それが実際に肉になるところを見たことがある人は少ない。

さて、僕たちが食べている「肉」というものは一体何なのだろうか?

この映画の中で印象に残った言葉で「もう別の肉のようだ」という言葉があった。別の肉のようだ、ということはどうこうことか。僕たちが食べている(牛)肉と一体何が違うのだろうか。

僕たちが普段食べているものは、それが美味しい、それが価値がある、そして、それがお金になるということで、品種改良されてきた。でも、だんだんとその限界に近づいている。そもそも、美味しいと思っていたものが美味しくはない、健康によくない、価値があると思っていたものが価値がない、持続可能ではない。だんだんとお金という基準だけでは、考えることができなくなってきた。

アニマルウェルフェアのことはもちろんこと、僕たちの「肉」という概念自体が変わり始めているのかもしれない。

僕たちは問い直さなければならない。「肉」とは何か。
そこには、「生きるとは何か」という根源的な問いも含まれている。
それは、僕たち人間もそうだし、肉の根源である、牛もそうだ。
お互いに生きていて、一緒にこの世界での生を全うするものだ。

僕たちがこれまで見てきたのは夢だったのか。
それとも、これから見る夢が本当の夢なのか。
僕たちはいつも夢の中にいる。
夢はいつも僕たちの中にある。

さて、これからどんな夢を僕たちは見るのだろうか。

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