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宇宙料金(自由価格)という設定
プリミ恥部さんは宇宙料金で宇宙マッサージを行っているという。もうわからない人には意味がわからないが、宇宙マッサージについては僕はうまく説明できないので、プリミさんの本やツイッターを見て欲しいと思うのであるが、宇宙料金については、その人が値段を決めていいという自由料金のこと。簡単に言うと。
それであれば、お金持ちでも、お金がない人でも、誰でも宇宙マッサージを受けられる。最近は遠隔でやっているので、銀行振込になっているところも面白い。
そんなので商売になるの? と思うかもしれないが、まあ、もうプリミさんに関しては、もうお金に関する概念とかも違うので、なんかそういうレベルの話ではないような気がするのであるが、僕みたいな一般人には気になるところであるが、普通に生活されているのを見ると(YouTubeとかで笑)、まあ、それでやっていけるものなんだなと思ってしまう。
それ以外にも、本を出していたり、音楽を作ったり、いろいろ活動されているので、どれが収入の基盤になっているかわからないけれども、でも、その宇宙料金というのはこの何でも値段がある時代にとても気になる設定である。
特に日本は寄付の文化があまりないので、自分で値段を決めて払うというのには慣れてはいない。昔、エジプトは行った時に露店とかでは値段が決まってなくて、毎回交渉しなくてはいけないのは面倒であった。
でも、値段って本来そうだよ! と思えた貴重な体験であった。相手はこちらが日本人だと思って簡単に倍くらいの値段をふっかけてくる。逆に僕たちは現地の相場の情報を入手しているので、その価格くらいで買えるように交渉する。場合によってはさらに値切ってみたり。
本当は気持ちの良い、自分の納得する、無理のない金額で買えるといい。売る側もきっと、無理なく、気持ちよく、納得して買ってもらえると心地が良いだろう。それでちゃんと利益も出る値段。そんな当たり前のことが、なんだか、もうお金というものがバーチャルに近くなってしまって、目に見えない何かで価格が決められてしまうのはとても気持ちが悪い。
プリミさんの小説 SF「安心」が、宇宙料金ということだったので、久しぶりに自分で値段を決めて支払いを行った。
なんだか、そんな小さな行為ひとつでも、払っていて気持ちよく感じられるのがいいなと感じた。そういうのを感じると、僕もなんか宇宙料金(自由価格)のものを販売してみたいなと思ったりするのである。
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