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評価されるということを気にしないこと

時々、世の中にはこんなにも情報が溢れていて、こんなにも毎日たくさんの本が発売されていて、僕が何かを「書く」意味というのはあるのだろうか? ということを考えてしまう。

たしかに、誰かの何かの役に立ちたいという気持ちはある。でも、それだったら、僕の本よりも、僕の文章よりも、他の人のもっとわかりやすく、実績のある人のものを読んだ方がいいのでは、と思うこともある。

それでも、文章を書き続けることができるのは、ある意味で「評価される」ということを気にしていないからだろう。
「いいね」がどれくらいつくのか、なんてことを気にしない。
何人「フォロー」してくれるかなんてことは気にしない。
「いくら」儲かるかなんてことは気にしない。
そう言った評価というのを気にしなければ、書き続けることができるのだ。

もちろん、それって意味があるの? と思う人がいるだろう。そっちの方が今の世の中多数派かもしれない。でも、逆に意味なんて問う必要はあるのだろうか?
あなたは何のために生きているのか? という質問に答えることはできるのだろうか? と思ってしまう。

たしかに具体的な目標や数字の目標は必要な場合もある。でも、それを基準にしたところで、その目標を達成したところで、逆に「それで?」と言われればそれでおしまいである。

それは企業がやっているか、個人がやっているか、ビジネスか、ビジネスじゃないか、とかそんな程度の違いであって、それって本当にどこまで大切なのだろうか?

エッセイを書いていても、こんなこともう百万年前から何度も言われていることだよ、と自分で思うことも多々ある。
でも、いまはそれを書きたいと思ったから書く。そこに理由なんてないのだ。
もちろん、誰かの何かの役にたったらとても嬉しい。
でも、無名の作家のエッセイなんて、ほとんど目に止める人がいない。
それでも、書き続けるのは、別に誰かの何かに評価されたいとは思わないからだ。

自分が自分で創作したいと思ったものをつくる。
自分が価値があると思ったものをつくる。
自分が自分を褒めてあげられるようなものをつくる。

まずはそこから始めてもいいのではないかと思う。というか、本当はそう言ったところからしか始まらないのではないかと思うのである。
それを、結果としてうまく外に広まったからと言って、そういう方法があるとか、SNSでバズらなければならないとか、それはもちろん計算されてつくられたものかもしれないけれども、それも本来は結果論であって、やってみなくてはわからないのである。
その前に無数の失敗や軌道修正、試行錯誤があったのかもしれないのだから。

それよりもまずは自分がつくりたいと思うものをつくってみる。
それを他人にどう評価されようと気にしない。
自分が自分で評価するのだ。

子どもなんかはそうしている。
もちろん、親に褒められたら喜ぶけど、
でも、自分の中の創造性を他人の評価のために制限したりはしないのだ
つくりたいものをつくる
それがたとえ評価されなかったとしても。

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