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結論の導き出し方/論理的思考力を高める習慣化メソッド

おはようございます。

声づくりと話し方コーチ/たく(Taku Hagiwara)

です。

萩原たく円くり抜き



ビジネスにおいての話し方の基本は…

①結論から伝える

②結論を簡潔に要約する

③結論は理由と根拠で支える

であります。


これが

相手に伝わる論理的な話し方です。



論理的思考(ロジカルシンキング)

▶複雑な物事をシンプルにしていく思考方法

▶物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法



ですが、自分の話し方に悩みを持っている人が抱く事

それは…

結論がなかなか導き出せない

です。

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この記事をご覧いただいているあなたはとてもラッキーです。

この記事をしっかりと最後まで読み込む事で、

あなたの思考習慣は論理的な思考習慣へと変化します。



今回は…

結論が速やかに導き出せる/論理的思考力を高める習慣化メソッド




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論理的思考力を身に付ける3つのStepThinking≪習慣化メソッド≫

・Step1>ゴールを描いてから話し出す

・Step2>クローズドアンサー

・Step3>再定義すれば良い

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Step1~3を日常会話から意識していく事で、

あなたの思考は論理的な思考へと変化していきます。

そして、頭の中で速やかに結論が導き出せるようになり、

「つまり何が言いたいの?」と言われない

「とても分かりやすい」と言われる

相手に伝わる、説得力と納得感のある話し方ができるようになります。

論理的思考力を高めて、仕事ができる人になりましょう!



Step1>ゴールを描いてから話し出す

あなたは出かけようと思った時に…

A:目的地を決めずに、とりあえず家を出る派

B:目的地を決めてから、家を出る派

AとB、どっち派ですか?


ほとんどの人は、B派ですよね。

かと言って、A派を否定はしません。それもアリです。


ですが、

会話においてはいかがでしょうか?

A:結論を頭の中で描かないまま、とりあえず話し出す派

B:結論を頭の中で描いてから、話し出す派


伝え方が苦手な人は、間違いなくA派ですね。


面白いですね。

出かける時は、目的地を決めてから出かけるのに、

話す時は、話し始めてから結論を辿り出す。


≪話し方に要約力がなく、結論後行型の話し方≫

=話し出してから結論に向かう。又は、話を進めながら結論を考える。

▶結論後行型思考⇒話しながらじゃないと、結論が描けない。


だから、

頭の中の情報を一度全部アウトプットして、

風呂敷を広げないと結論を導き出せない

⇒話の要約力が著しく低くなってしまう。


これでは論理的思考力がいつまで経っても養えません。



≪話し方に要約性があり、結論先行型の話し方≫

=頭の中でゴール(結論)を描いてから話し出す。

話のゴール設定を描いてからでないと、話し出さない。

▶結論先行型思考⇒話し出す前に、結論を描いている。


これは、意識の問題です。


{さあ!話し出そう!}

の前に

{ちょっと待った!}


{話し出す前に、先に結論を頭の中で描いてからだ!}

って言う思考習慣を心掛ける。


論理的思考にベクトルを向けるための第一歩は…

話し出す前のマインドセット

『結論を頭の中で描いてから話し出そう!』

です。

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Step2>クローズドアンサー

結論=具体的かつ完璧である事。

ではありません。

結論=抽象的かつ簡潔である事です。

です。


結論から述べましょうとは、具体的かつ完璧である必要はないのです。

むしろシンプルかつ、抽象的が良いのです。

結論=あなたにとってのファイナルアンサーではありません。

>命も賞金も掛かっていません。

>何を結論に対してそこまで構えているのですか?


あなたに質問です。

▶手元にペンがあります。

▶そのペンを目の前に人に売り込みたい。

▶さて、この結論(ゴール)は何でしょうか?


分かりますか?

答えは…

「このペン、オススメです!」

あるいは

「このペン、買いませんか?」

です。

それだけです。


論理的思考力が不足している人は、

やたらと結論を小難しく考えがちです。

結論=100%正解である必要はないのです。

と言うか、試験でもクイズでもありません。

会話においての結論とは…

話の着地点(落としどころ)です。

ですから、シンプルであればあるほど良いのです。

そして、抽象的で構わないのです。

なぜなら、結論に対する補足(理由や具体例など)は、

結論を伝えたのちに、伝えれば良いです。

「つまり〇〇です」※結論

「なぜならば〇〇だからです」※理由や根拠


それでも、結論を導き出す事が不慣れな方は、

クローズドアンサーで結論を出しましょう。


クローズドアンサーとは

▶YES or NO

▶A or B

です。


答えを制限的にする事です。

▶はい か いいえ か。

▶アリ か ナシ か。

▶良い か 悪い か。

思い切って結論を制限してみましょう。


「今回のプロジェクト、どう思う?」

⇒良いと思います!ですが…(理由や補足を述べる)


「今月の業績は、どうですか?」

⇒悪いです!と言いますのも…(理由や事情を述べる)


「あなたの強みは何ですか?」

⇒粘り強いところです!なぜならば…(理由や具体例を述べる)


こうやって、クローズドアンサー(制限した回答)で一先ずの結論を述べてから、理由や原因、補足や具体例を述べれば、常に結論先行型の話し方ができるようになります。

しかも、結論と理由を分離して話す事が出来れば、結論が際立ち、

話し方に圧倒的な要約性がつきます。

聞き手も、理解しやすいですし、納得感を持ちます。



これからは、

結論を出す事にやたら高いハードルを課さずに…

▶YES or NO

▶A or B

たった一言の答えを冒頭から切る出すように、

話し方習慣を変えましょう。

論理的思考力を高めるための第一歩です。

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Step3>再定義すれば良い

一度言ってしまった言葉や答えは引き返せない。

確かにそうです。

ですから、結論は慎重に、言った事には責任を。

確かにそうです。


とくに日本人は、警戒心が強く、慎重で、繊細で、

なのに責任を負うのが大の苦手です。


ですから…

明確な回答を!

が、苦手です。

ハッキリを言い切ってしまうのと、その言葉に責任を負わなければいけません。

ですから、明確な回答ほど、リスクが大きく、明確な回答を言えないものなのです。

だから日本人は、オブラートに包んで伝える事を好き好むのです。

自分で結論を言うより、相手に結論的要素を察してもらうような話し方・伝え方になってしまうのです。


ですが、グローバル化した現在で、

しかも欧米のビジネススタイルが増々取り入れられていく現代の日本に…

オブラートに包んで答える。

と言う話法は、果たして正解なのでしょう?


正直、ビジネスにおいては、オブラート話法は…

▶話がまどろっこしい

▶話し方がたどたどしく何を言いたいのか分からない

▶いつまで経っても結論を言わないから、話が分かりづらい


つまり

『つまり何が言いたいの?』

状態です。


一度言ってしまった言葉や答えは引き返せない。

そんな事ありません。

再定義すればいいのです。

再定義:一度導き出した答えを、修正や補足を加えて再び出し直す事


ですから、結論は慎重に、言った事には責任を。

勿論!

だからこそ、潔い発言をした方が、好かれるのです。

信頼されるのです。自分自身が奮い立たつのです。



冒頭で結論を伝えたからと言って、それが話の全てではありません。

その後に結論や理由・具体例を述べて、

話に要約性と説得力を持たせるです。

そして、話の最後に「つまり…」と結論を再度伝えれば良いのですが、

最後の結論は、冒頭の結論と全く同じである必要はありません。

話をしながら、新たな結論や具体的な結論が出来る事は至極当然の事。

だからこそ、話の最後の結論を

≪再定義≫

すれば良いのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「今回のプロジェクト、私は賛成です!」※結論

「ですが、予算的な問題とスケジュール的な問題があります」※理由

「予算面とスケジュール面の問題がクリアできなければ、今回のプロジェクトは失敗する恐れがあります」※理由に対する補足

「ですから、今回のプロジェクトは賛成ではありますが、予算面とスケジュール面がクリアできる事を前提とした事が、僕の意見です」※再定義

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結論=全ての答えではありません。

結論≒再定義

一先ずの結論を冒頭で切り出したとしても、後から結論を再定義して若干の修正を加える事は大いにアリですし、これこそが納得感と説得力を持たせる話し方・伝え方の極意です。


ビジネスにおいては、

一言では言い表せられない結論ばかりです。

だからこそ、再定義を用いて、結論により具体性と明確さを加えるべきなのです。

勿論、そのためには、十分な理由と根拠説明が必要です。

話し方以外の問題もある事でしょう。

ですが、

≪結論を再定義する≫

意識を持つ事で、物事の見方や考え方が柔軟になり、

より俯瞰的に、より多角的に、

思考を研ぎ澄ます事ができるようになるのです。

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決して簡単な事ではござませんが、

▶結論を描いてから話し出す

▶結論を制限的に伝える

▶結論に再定義を加える

この3つの思考の習慣化すれば

あなたは確実に論理的思考力を身に付け、養う事ができます。


論理的思考の習慣化は、意識と実践と継続の他、ありません。


僕はずっと意識してきましたし、今でも意識をしています。

だから、いつでも、どんな時も

『さて、この議題の結論とは何だ?』

『よし、結論をシンプルにまとめよう』

『話しているうちに、新たな結論が浮かんだから、再定義をしよう』


いつも頭の中で考えを巡らせます。

だから、

「とても分かりやすい話し方ですね」

と、言っていただけるのです。


話し方のプロは、思考習慣が違います。


って、自己自慢になってしまいましたが、まだまだ僕も成長の途中です。


より思考力を高めたいです。

より語彙力を高めたいです。

より表現の幅を磨きたいです。

そして、もっともっと話し方を磨いて、

いつかはテレパシーで物事を伝えられるようになりたいです。





それは無理ですね。

ジョークです。

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この記事を最後まで読んでくれたあなたも、

本記事の通り、話し方の意識を習慣化させれば、

結論を速やかに導き出せる論理的思考力が身に付きます。


健闘を祈ります。


以上!



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