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やっとわかった!日本での生きづらさの訳〜多すぎる規範の束縛

こんにちは。
元大手進学塾トップクラス担当講師で、
現在はニュージーランド在住のグローバル教育コンサルタントのTakuです。

あなたは世界幸福度ランキングを知っていますか?

国連持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が実施する、
世界幸福度報告(World Happiness Report)にあるのが、
この世界幸福度ランキングです。

最新の2024年のランキングによると、
日本は前回より4位順位を下げて、
51位になったようです。

この順位は他の先進国と比較しても、
決して高いものとは言えないでしょう。

ではどうしてこんなに、
日本の幸福度順位は低いのでしょう。

教育と直接の関係はないのですが、
今日はそのことについて、
ちょっと考えてみたいと思います。


規範だらけの社会

日本社会ではこうあるべきという規範が、
驚くほど多いなと感じます。

学生はこうあるべき
会社にはこうあるべき

夫はこうあるべき
妻はこうあるべき

若者はこうあるべき
高齢者はこうあるべき…

何から何まで、
こうあるべきという規範が存在する。

そしてそれが他の国々と比較しても、
はるかに強く守られています。

それだけでなくこのこうした規範を、
きちんと守っているかどうかを、
お互いに監視しあっている社会であることも特徴です。


少しでもこの規範から外れれば、
激しく批判され、パッシングされ、
修正を強制されます。

それでも修正を拒めば、
社会的な制裁が待っている。

このような中で生きれば誰でも、
人からの目を常に気にしながら、
生きなければならなくなります。

自分らしく生きる事は難しくなり、
他者から評価されるかどうかが、
自分の生き方の1つの基準になっていくでしょう。


しかしこれは本来の人間の生き方と、
真っ向から対立するのではないかと思うのです。

自由に生きることはマチガイ?

人は誰しも自分らしく生きたいと願い、
自由を願っているはずです。

それなのに残念ながら、
このような規範だらけの社会では、
自由は著しく制約されてしまいます。

本当は自由に生きたい。
でもそれができない。

そのイライラがストレスとなり、
生きづらさとなって、
私たちを押し包んでいるのでは。

これこそが日本社会の生きづらさの、
本当の理由ではないか。


最近そんなふうに思えてなりません。

私は海外で暮らすようになり、
初めて日本社会にこのような、
強い規範の束縛があることを知りました。

他民族国家であるニュージーランドにいると、
こうあるべきと言う規範は著しく緩い。

それは出会う人が其々の規範を持っているからで、
社会全体でこうあるべきと言う規範は、
法規範くらいかもと思えるくらいです。

このような社会で生きていると、
規範は強制されるものではなく、
自ら選択できるものだと言うことに気付きます。

どの規範を選んで生きていくのかで、
どういう自分になるのかを決めることができる。

つまり自分の人生を選択することが、
より容易だと言うことです。


自由は確かに不安定とも同義なので、
また別の心配が起こってくる事は確かです。

でも少なくとも自分で、
自分の人生を選択できると言う事は、
本当に素晴らしいことだと思います。

もちろん規範の中に生き、
安定を手に入れると言うことも1つの幸せなので、
日本社会が悪いと言うつもりはありません。

一方で少なくともその日本社会の中で、
生きづらさを感じている人も、
相当数いるのではと思うのです。

それは世界幸福度ランキングで日本が順位をどんどん下げ、
現在では先進国最低レベルの51位に沈んでいることからも、
はっきり分かることです。

海外移住という選択もある

規範に縛られて安定な生活を送ることが、
自分の人生に合致していると考えるのなら、
その人にとって日本で生きる事はとても幸せなことでしょう。

でももしもっと自分の人生を自由に選択して、
規範に必要以上に縛られない生活を送りたいと願うなら、
本気で海外移住を考えた方が良いのではないかと思います。

自分が生まれた国が、
自分の生きていく国とは限りません。


特にこのようなグローバル化が進む現代にあっては、
それはなおさらのことだと思います。

日々生きづらさを感じながら過ごしているなら、
自分らしく生きられる環境を探す旅に、
出てみてはいかがでしょうか。

泣いて生きても笑って生きても、同じ一生です。
そして人生はたった一度切りしかありません。


せっかく生まれてきたのだから、
この世を去るときに楽しく生きられたと、
心から思えるような人生を、
選択してみても良いのではないでしょうか。

まとめ

さていかがだったでしょうか。

もしあなたやあなたのお子さんが、
日本で生きにくいなと思っているなら、
海外移住の選択も考えてみてもいいかもしれません。

私自身もかつては海外移住など、
映画の世界だとしか思っていませんでした。

でも実際に子供の教育のために、
本気で移住を検討し始めると、
一気にそれはリアルな目標になりました。

もちろん誰にでも海外移住が、
良い選択であるわけではありません。

ただ日本で生きづらいと感じている人にとっては、
海外生活は間違いなく素敵な選択の一つです。

自分には無理だと諦める前に、
どうやったらできるだろうと考えてみると、
意外な道が見つかるかもしれませんよ。

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