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長期インターンを経て、mikanに新卒入社しました。
はじめに
はじめまして、今年7月株式会社 mikan に新卒入社しました、新垣と申します。学生時代の mikan での長期インターン → フリーランスとして受託開発を経験し、mikan にジョインしました。
この記事ではこれまでの生い立ちを振り返りながら、なぜ mikan へ入社したのか、これからどんなことをやっていくのかなどをお話しできればと思います。
mikan に興味を持ってくださっている方や学生でスタートアップで働くことに興味がある方に少しでも参考になれば嬉しいです!
「英語 」への興味
元々英語が好きだったわけでも、得意だったというわけでもありませんでしたが、高校2年生の頃に国際文化交流プログラムでアメリカへ行った経験が英語に対しての向き合い方を大きく変えたきっかけとなりました。
この国際文化交流プログラムは外務省のカケハシ・プロジェクトというもので、学生が海外で日本の魅力等に関する情報発信を行うというプログラムです。
このプログラムで僕の学校メンバーはアメリカのシカゴとサンディエゴに計2週間滞在し、三線、空手、エイサーなどの沖縄文化をアメリカのとある高校で発信しました。
(僕が所属する班では三線を披露しました!)
アメリカという地に初めて足を踏み入れたことで、見たことのない街並みや耳に入る聞き慣れない言語など、何もかもが初めての経験で「こんな世界があるんだ」と大きく世界観が広がりました。
この頃から英語に対しての向き合い方が大きく変わり、英語をネイティブレベルでペラペラに話せるようになりたいと思うようになり、生涯にわたって英語を学んでいこうと思うようになりました。
「テクノロジーへの興味」
受験生になってどの学部に進むべきかを真剣に考えました。
時代はガラケーからスマートフォンに移り変わっていて、アプリが身近な世の中になっていました。中学生の頃には「パズドラ」や「LINE」などのアプリが流行り始め、初めて触ったときにすごいアプリだと驚いたのを今でも覚えています。
高校生の頃の僕はアプリがどうやって作られるのかもよくわかっていませんでしたが、情報系の学部に進むとどうやらテクノロジーについて学べるらしいと知り、英語系の学部に進学しようと思いながらも、何かしら専門性を持つ必要があると考え、大学では情報系の学部に進学しました。
大学ではパソコンの基本操作やプログラミング基礎の授業があったのですが、初めはついていくのが精一杯で楽しいと感じることはありませんでした。
ただ大学3年生の頃「Webサービス構築」という自分で考えたWebアプリケーションを構築するという授業を経験し、Webサービスやアプリがどのように構築されているのかを学ぶことができ、同時に自分で考えたものを形にするという楽しさを感じました。
僕たちが普段利用しているスマホの中には多くのアプリケーションが存在していますが、そのどれもが誰かが制作したものだと思うと、僕自身も「社会に価値があるサービスに携わりたい」と強く思うようになりました。
休学してコーディングブートキャンプに通う
将来は「社会に価値があるサービスに携わりたい」という思いがありつつも、自分の技術力に課題を感じていました。
当時の僕は html / css と基本的なJavaScriptが書けるだけで、どのように勉強をすればアプリを作れるようなるのか、その道筋も全くわかっていませんでした。
いろいろ調べていく中で、元々インターンをしていた会社が提供しているコーディングブートキャンプに通うことにしました。
受講したきっかけとしては実際にスタッフとして働く中で、受講生の成長をこの目で見ていたことが大きく、僕自身も受講することで技術力を磨くことができると思ったからです。
僕が受講したイマーシブコースは3ヶ月間平日9時から18時のプログラムで、受講するには休学をする必要がありました。
実際にこのまま就職活動を始めるよりも、一旦スキルを身につけ、経験を積む方が将来の選択肢を増せると考え、休学することを決断しました。
受講したイマーシブコースはレベルがかなり高く、ついていくのもやっとでしたが、無事卒業することができ、確かな成長を実感することができました。
(自分の単語帳を作成できるアプリを作成しました。『利用技術 : React / Node.js / firebase 』)
mikanとの出会い
コーディングブートキャンプに通った後、残りの休学期間を有意義に過ごすために、フルタイムでインターンをできる環境を探していたところ、たまたまTwitterで会社としてのmikanを知りました。
mikanは学生の頃に利用していたアプリで、かわいいキャラクターと共に「素早く」「手軽に」単語を学習することができる、とても素晴らしいアプリだと当時からかなり良い印象を持っていました。
2020年10月当時、mikanは450万ダウンロードで有名な英単語アプリでありながらも、社員数が3名で運営している小さな会社でした。
HPやカルチャーデックを見ていく中で、「会社のミッションと事業内容に強く共感した点」「自分の好きなプロダクトの運営に携わりたいと感じている点」「スタートアップという環境で働くことに憧れがあった点」の3点からぜひmikanで働きたいと強く思いました。
mikanは"本質的なテクノロジー活用であらゆる人の英語学習によりそい人生の可能性を広げる"というミッションを掲げ、英語アプリmikanを運営しています。
僕はこれまで「英語 × IT(テクノロジー)」を人生の軸として置いていて、また学生時代のときに感じた「社会に価値があるサービスに携わりたい」という考えていた点からミッション・事業内容に強く共感しました。
そして僕自身、mikanというプロダクトは心から素晴らしいサービスと感じていて、会社としてもまだ小さい規模の会社でこれから組織拡大をし、事業を伸ばしていこうという中で、この会社で働くことができたらきっと楽しいだろうなと思っていました。
特にmikanはインターンを募集していたわけではありませんでしたが、飯田さんへTwitterでDMをし、数回の面接を実施後、晴れてmikanで働かせていただけることになりました。
(上の記事では創業期のmikanがどのようにユーザーを増やすために施策をおこなったかが書かれています。この記事を読んでmikanで働きたいとワクワクしたのを今でも覚えています!)
インターンでは何をやっていたか
前述した通り、当時のmikanの社員数は3人でした。
当然社員の皆さんもやるべき仕事があるため、手取り足取り仕事を教える余裕はなく、初日からタスクを頂きそれをこなしていく、忙しい毎日でした。
そんな中でも社員の方に時間を少し作って頂き、 サポートをしてもらいつつSwiftでアプリの辞書サイトへ遷移する画面を作成したり、データベースからある条件のユーザーを洗い出して、通知を送ったり様々な経験をさせて頂きました。
当時mikanでは提携済みの教材をmikanで学習できるように制作していくコンテンツポジションの専任がいなく、後半から主にこのポジションに関わる仕事を担当していました。
出版社と提携してきた英単語教材のPDFデータをデータベースに入稿できるように整形したり、英単語の音声を作成したりすることが主な仕事内容でした。
リリースを控えている教材はかなりの量があって、多いときには月で16冊もの単語教材を制作から入稿までを行いました。
mikanでのインターンを通して、実際にプロダクトの運営側に回る経験をし、社内にいるからこそ見えてくる発見などがあったり、とても楽しかったです。
mikanのメンバーは本当に尊敬できる人ばかりで、尊敬できるメンバーと素晴らしいプロダクトを作るのは本当に楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。
一方で当時のコンテンツ制作は決められたスキーマ(英語、日本語、選択肢など)に対して、適切なデータを入れるというような既に単純化された業務で、スキル的な広がりがあまりないことで、業務内容の面でモヤッとした気持ちがありました。またエンジニアとして技術力を磨きたいという思いもあり、このまま続けていくべきか葛藤がありました。
mikanのミッション、一緒に働いているメンバー、mikanのカルチャーはどれも本当に素敵でぜひ大学卒業後はこの会社で働きたいという気持ちがあったものの、僕の「キャリア像」と会社のフェーズ的に「求めているポジション」「求めているスキル」が一致せず正社員としての採用はお見送りになりました。
その後大学に復学するタイミングで、代表の髙岡さんと今後の話を行い、一旦mikanでの2020年10月から半年間フルタイムで働いたインターンは区切りを迎えました。
(インターンをしていた当時の写真)
業務委託として業務改善システムの開発を経験
mikanでのフルタイムのインターンを終えた後、受託会社を経営している友人から開発を手伝ってくれないかと声がかかりました。開発案件を担当するということは開発経験が浅かった僕にとって、思い切った挑戦ではあったのですが、せっかく頂いたありがたい話だったので、勢い任せにジョインさせてもらうことになりました。
2021年4月から約1年3ヶ月ほどで計3つのプロジェクトを経験しました。タスクが膨大で辛い時期もありましたが、いずれのプロジェクトも求められるプロダクトをなんとか納品までやり切ることができました。
まだまだエンジニアとして経験は浅いですが、誰かに役立つプロダクトを構築する経験をしたことで自分自身でエンジニアと名乗れるように自信をつけることができました。
挑戦の機会を与えてくれた友人には本当に感謝しています。
エンジニアとしてコンプレックスを持っていたときは、コードを書きたいという思いが先行していましたが、エンジニアとしての経験を積み、今ではもっと俯瞰して物事を考えられるようになりました。
”プログラミングは書くことは目的ではなく、あくまで手段”
この気づきが後に代表髙岡さんから紹介頂いたポジションに興味を持ったきっかけかもしれません。
mikanの入社に至るまで
今年に入り代表の髙岡さんから「最近何してる〜?」と連絡が入り、近況を話したり、今のmikanについてお聞きする機会がありました。
その際にコンテンツポジションとして選考に進んでみないかというお声がけをいただきました。
現在 mikan は英単語アプリから英語アプリへと進化している途中で、英単語教材だけではなく、TOEIC問題集や英検問題集などの演習教材を学習できるようになっています。
現時点でも多くの提携済み書籍がリリース待ちになっていて、ユーザーが求める教材をいち早く提供するためにも、これらの教材を早く・高い品質で制作し、リリースすることが必要不可欠です。
コンテンツチームは直近この制作に対して課題を感じており、チームの仕組みや体制を整えたり、制作業務の効率化や単純化を行う取り組みをしています。
本ポジションはチームの仕組みや体制を整えるビジネス的なスキルと業務の効率化を図るエンジニアスキルの両方が求められます。
業務の仕組み化や効率化・単純化は多くの会社・組織がスケールさせていくために直面する重要な課題です。髙岡さんからポジションについて説明を受ける中で、自分のエンジニアリングスキルを使って、会社の重要な課題に挑戦していけることにとてもワクワクし、選考を受けさせて頂くことにしました。
選考は僕の場合、面接 → ワークサンプルという形で進みました。
ワークサンプルではコンテンツに関する解決すべき課題を考え、それを自分のテック的なスキルを使ってどう解決するかに取り組みました。
実際にコンテンツチームの一員として働くことで、今後どのようなことが求められているのか、今後どのようなことを発揮できそうかを具体的にイメージすることができました。
やはり素晴らしいメンバーと一丸となって、プロダクトを作っていくことはとても楽しく、ぜひmikanで働いていきたいと思うようになりました。
選考の結果、ありがたいことに内定を頂くことができました!
これから何をやっていくか
まずはコンテンツチームの一員として、前述した課題について取り組んでいき、ユーザーが mikanを使ってより良い学習体験ができるように努めていきたいと思います。
またコンテンツチーム所属のエンジニアとして、優先度が低くエンジニアチームがなかなか対応できていなかったコンテンツチーム内の課題についてガンガン解決していけるように引き続き取り組んでいきたいと思います。
(以下の記事では、実際に僕が管理画面を構築した取り組みについて取り上げられています!)
mikanは、いわゆる第二創業期というフェーズです。
スタートアップによくあることですが、業務内容や役割は会社のフェーズによって大きく変わります。実際に僕が初めてジョインした2020年10月頃と今とでは同じポジションとは言えど業務内容はかなり変わっています。
このように常に変化を求められることや裁量を持って様々なことに挑戦できる環境で働かせて頂いていることはとても恵まれていることだと思います。
目の前のことに精一杯取り組み、プロダクトとともに成長していきます。
最後に
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
現在mikanは英単語アプリから英語アプリへと進化、to B 事業にも拡大している本当に面白いフェーズです。
そして一緒にプロダクトを作っているメンバーは本当に尊敬できる人たちばかりです。
英語に興味がある方、テクノロジーの力で人の可能性を広げたい方、ぜひ一緒にmikanで働いてみませんか?
興味がある方はぜひご連絡ください!
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