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心の森に射す光

目を閉じるとそこは真っ暗だ
形も音も光もない心の風景だ
真っ暗な森の中で私は不安だ
目を開けてもその森に陽が射す事はない
私は不安を忘れ一日の忙しさに浮かれる
心の森は暗さの中に沈んでいる

今日もまたその森にやって来た
空間も時間も感じられない場所
私は道しるべをさがした、光をもとめた
私は身体を調え、頭の声を忘れ、私は祈った

何度繰り返したことだろう...

心の森にかすかな光が射した
そこは深い原始の森
私はわずかな光を手に入れた
もはや盲目ではない
とりついていた恐怖が去って行った

森の中にいることが今は怖くない

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