世界には2種類の生物しかいない「狩る側」と「狩られる側」
中田敦彦のYouTube大学をきっかけに、「AI」「ブロックチェーン」「5G」「仮想通貨」などのテクノロジー分野や、節約、貯金、年金、株式などの金融分野の知識を得ることが出来ました。
そんな中、東京に高校の時の部活の後輩がいることを知り、一緒にご飯に行くことにしました!
彼は大手コンサルメーカーに勤めておりテクノロジーや金融の知識、情報が入ってくるようで、色んな面白い話を教えてくれました。
そんな中で、「実は今僕がやろうと思っている案件があるんです、先輩一緒にやりませんか?」
投資対象は「仮想通貨」!!
この案件では、「アービトラージ」という仕組みを利用していました。
■アービトラージとは
同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。
難しいことはさておき、結論から言うと、この仕組みをもってすれば基本的には''必ず儲かる''んです。
しかし、この案件には罠がありました。
それは「ポンジスキーム」という詐欺行為である可能性が高いということ。
◆ポンジスキームとは
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うという仕組みの詐欺のこと。
つまり、たくさんの人からお金を集めて、それを配当金として少しづつ配っていきながら、ある一定の額が集まったらそのお金を持って姿をくらますという作戦です。
このポンジスキームのポイントは、開始直後はきちんと配当金なるものが貰えるという点です。
配当金を出さないと、信用が得られず多くの人からお金を集めることが出来ないからです。
つまり、彼はこのポイントを逆手にとり、「先行者利益」によって配当金だけを頂き、利益が出た瞬間に逃げるという作戦でした。
つまり、僕らが利益が出るのが先か、詐欺団体が飛ぶのが先かの勝負。「2倍か、0円か」の2択です。
僕は賭けに乗りました!
勝ったら「叙々苑」、負けたら「牛角」という約束を交わし、10万円を彼に託しました。
2ヶ月後…
彼から連絡がきました。
その内容は…
「牛角行きませんか?」
あ…察し。。。
詐欺団体が飛ぶのが想像より相当早く、一瞬にして10万円を失いました。
もちろん、この10万円は投資などの案件に対する知識を深める「勉強代」と捉えて全く後悔はありません。
しかし、「ポンジスキーム」という仕組みを逆に利用しようとするのはリスクが高いので、気をつけてくださいね(笑)
次に、僕を待っていたのは○○との出会いでした。
続きはまた明日。