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これって相続税??「名義預金」
ちゃす。
知的欲求が爆発してるたく坊です。
日本で生きていく限り「税金」からは逃げられないですよね。
そこで、今回は相続税・贈与税!
こわいこわい。。
税率とか、控除とか難しいことがたくさんですが、二つだけためになる話!!
①暦年贈与って
暦年贈与とは年間に受けた贈与額が110万円以下であれば非課税となる贈与税の仕組みを利用した贈与の方法です。
贈与税とは個人から贈与によって財産を取得した際に生じる税金であり、年間に受けた贈与の財産額から基礎控除額となる110万円を贈与税の計算時に差し引くことができます。
贈与を受けた方は、その額に税率を乗じて算出した贈与税額を申告・納税することになります。
式:【贈与税額=(年間に贈与を受けた財産-110万円)×税率】
このように、年間に受けた贈与の財産額から基礎控除額となる110万円を差し引いた額に税金を課す規定のことを「暦年課税」といいます。
贈与を受けたとしても110万円以下であれば非課税となるため、贈与税の申告・納税は当然ながら不要です。
贈与を受ける方が年間に取得する財産額が110万円を超えることがないように、所有している財産を移せば良いだけです。
②名義預金って?
名義預金とは、形式上、家族の名義で預金しているものの、実際はそれ以外の真の所有者がいる預金です。
例)祖父母が孫の為に、孫名義の口座を作り、貯めていたお金。
↓↓
この口座を名義預金って言います。
つまり、祖父母が亡くなった場合は相続税の対象になるということ。
名義だけ違えば相続財産を減らせると思ったら大間違いです。
ここで、①で説明した暦年贈与について考えてみてください。
年間110万円以下でも、子供や孫に所有財産を移しても、名義預金として考えてられてしまう場合もあります。
なので、贈与した事実を残すことが必要です。
具体的には、贈与契約書を作成し、資金の移動も銀行送金することで、暦年贈与と認められるでしょう。