感情をどこにぶつけるか
はじめに
誰にも理解されない感情。
言葉に言い出せない感情。
誰にも理解してもらえないこと。
みなさんは経験あるかと思います。
私は数年前、こういった感情がたくさん湧き出て
誰にどうやって相談したらいいのかも右往左往していた時期がありました。
心の中でのモヤモヤ。もどかしさ。苦悩と葛藤が入り乱れる状態。
今現在、そういった状態にある方。
そういった状況下にあるであろう方の遭遇している方に向けてこの記事を書かせていただきます。
誰も同じ感情には至らない
みなさん、みなさんの周りの状況下と私の体験した状況下と違った世界線にあるかもしれません。
ここに書かれていることが全てではありませんが
私が体験したことをまずはじめにお話しします。
そもそも当時の私は相手のことを考えすぎた上で人と関わる際に相手にとってこの発言、行動は不利益になるのではないか。
と考えてしまう性格でした。
私がどう見られるか。
というよりも相手がどう感じるか。
ということを最優先に考えていました。
そういった性格を持っていたため
自らの生活の中で、当時の組織が定めたことに関して
私がなにかを言うとなると
不利益になるのではないか。
私が我慢すれば良いのではないか。
と考えてしまっていたのです。
そこに降りかかったのは
自らの身体的・精神的・経済的な負担
でした。
同じ環境、同じ境遇の中の方はいらっしゃらない。
さらに育ってきた環境、出会ってきた方が違うこともあり
どういった場面でどういったことに対して思うことがあるかは人によって異なります。
だからと言えども、理解されないわけではない。
人には人の考え方があり
その考え方によっては
気付かされることも多々あります。
腑に落ちることも、逆に何を考えているのかわからないことも。
同じ感情がみなそれぞれが沸き起こることは少ないが
理解されたり、それに近い感情を生んだことがある人も多くいるはず。
全くの同じ感情を起こした人はいないかもしれないが
それについて、解決できるなにかを持っている人は“必ず”いる。
なにかのピースを持っている人は近くにいるはずです。
頭を悩ませる“なにか”はその“なにか”で解決するのが良い
その感情から目を背ける人も
その感情をモノにぶつける人も
その感情を人にぶつける人も
感情が湧き出るほど頭を抱える・悩ませるものはいくつも存在します。
人・その他の生命・モノ。
たくさんのことが湧き出てきます。
それらの悩みはその悩ませている何かに向き合い、解決することが1番であると私は思います。
人で悩んでいれば人に解決してもらうことが1番。
モノで悩んでいればモノで解決することが私にとって最善の策ではないかと考えます。
もちろん。埋め合わせをするために必要なことは
【人と関わること】
モノしかり、生命しかり。
人と関わり、それと関わることが必須です。
私自身誰かに助けを求めることは嫌いな性格です。
しかしながら、身体を癒すのも、精神を癒すのも。お金を生み出すのも全て人と関わっていくことが必須条件になっていくと理解したので、
人と関わりながらも、満たされない”なにか“をその“なにか”で埋め尽くしました。
お金の面では奨学金や親の援助。
身体と精神の面では、それに関わる人たちに手助けしてもらいました。
目上の人と揉めていたとして
下の人に愚痴を言っても解消されず
家での空間で自分が落ち込むのであれば
別の空間で解消する他ありません。
その感情はそこにぶつけるべきであると私は体験を基にみなさんにおすすめします。
ひとりで消化できる人できない人
これらの感情を自らひとりで消化できる人もいれば消化できない人もいます。
私は前者寄りの後者だと思っております。
前者はかなり限られています。
社長をしている方、家族がいない方。
様々であります。
ひとりで生きていくことのできる言葉通り自立した方です。
しかしながら
そういった方はかなり少ない。
私の知る限りでも片手で数えられるほど。
私が生きてきた中で言うなれば
99%の方が自らで消化できない。
(自立していないというわけではありませんが)
誰かのチカラを借りて消化しなければなりません。
その誰かを選ぶのもみなさん次第ではありますが、
家族・友人の他にみなさんのことを心配してくれる赤の他人の第3者を選ぶことをおすすめします。
言っても赤の他人です。
みなさんの状況をわかっている方でありながらも
公平な立場として選び、どれが最善なのかを示してくれるかと思います。
少なからず私はあくまでも公平な立場で
その頭を抱えるなにかについてはその人にとっての価値もわかってはいないので
正しい選択ができているのではないかと感じております。
全ての人が私のような人であるとは限りませんが
私のような人がいるということは
他にも同じような人がいるということです。
赤の他人に心を開く勇気はかなり困難であると思いますが、まっさらな気持ちで心を開いてみることがみなさんの頭を抱えるタネを解消する唯一の術であると思います。
最後に
感情をさらけ出すことは大人になって
かなり激減したかと思います。
悲しむ・泣く・怒る・喜ぶ
様々な感情を表に出すことは何も恥ずかしいことではありません。
この日本に住んでいる限り
それを出すと白い目で見られることが多くなっている世の中ではありますが
少年・少女の気持ちを持ち
全力で人生を楽しんでみたらいかがでしょうか。