令和時代の曲の売り方
どうもtakuhoです。
最近は、マーケティングとかプロモートとかそう言った類の話をする機会が多くて、大学での勉強の成果が出ているなと感じている部分が少なからずあります。自分が勉強してきたことが、机上の空論だけでなくある程度実践にも活かせている実感があり、嬉しい次第です笑
さて今日はそんな「プロモート」について書いてみようかと思います。
令和時代の曲の見つけ方
皆さんは好きな曲ってどんなところから引っ張ってきますか?新しく自分の好きな曲ができる時ってどこから見つけてくるでしょうか?
新型コロナウイルスの影響によりデジタル化が一気に進んだことで、ジャケ買いみたいな文化が衰退していきました。
では、令和のジャケ買いはどんなものか。僕は"TikTok"だと思っています。
TikTokの音源として流れてきた曲を聴いて、「あれ、この曲いい曲かも」と思ってその曲のタイトルを探して、音楽アプリで探してみる。というのが今の時代の"新しい音楽を見つける"主流になりつつあると僕は考えています。
人ではなく曲につくファンたち
TikTokが音楽を探す媒体の主流になってきた現代、いわゆるCDを買う文化は圧倒的に衰退傾向にあります。今は音楽アプリのサブスクリプションが主流になってきましたからね。
このことから生まれる新たな傾向が"人ではなく曲にファンがつく"というものです。
平成時代は、好きな音楽を聴くためにはCDを買う必要がありました。そのため、買うことのできるCDはお財布事情的に限られ、結局曲の傾向が似ている"アーティスト"にファンはつくようになりました。
しかし、令和である現代、音楽のサブスクリプションが主流となってきて、どの曲をどれぐらい聴いたとしても月々の料金は一定です。
そのため、特定のアーティストに縛られる必要はなく、自分があまり好みではないカップリング曲にわざわざ料金をかける必要がなくなりました。
そのため、ファンは「狭く深くの時代」から「広く浅くの時代」へと変化してきたのです。
令和時代に必要なプロモート
このように、TikTokが新たな音楽の発見場所になり、より"曲"にファンがつくようになった時代に必要なプロモートはどんなものか。
それはまさしく"深いファンをどう作るか"です。
え?時代の逆を言ってるじゃないか、takuho!!と思ったそこのあなた。甘いですねー笑
先ほども書いた通り、今の時代"いい曲"を作ることはほぼ絶対条件です。
その上で、プロモーションとして狙うのは、"熱量の高いファンを作ること"です。
今まで、1回聴いてくれる1万人と、100回聴いてくれる100人は同価値でした。理由は簡単で、新しい曲を聴くためには、CDを借りるか買うしか方法がなく、その場で布教することが難しかったり、布教できる人数に限りがあったからです。だからこそ、売上枚数にこだわりが強かったと言えます。
しかし、それもデジタル化によって大きく緩和されました。聞く側がインターネットに発信することが容易かつ、布教された側もその曲をその場で検索し聴くことができるようになりました。
このような状況下においては、1回聴いてくれる1万人より、100回聴いてくれる(つまり好きで布教してくれる可能性が高い)100人の方が価値が高いのです。
このように、プロモートの仕方に関しては、単純に売る側(自分たちがわ)の変化だけでなく、売られる側(相手側)の変化も考慮しなければいけないんですね。
最後に
いかがだったでしょうか「プロモート」。
今回の記事で僕が伝えたかったのは、変化にはいろんな要因があり、1箇所変化するとそれに付随して5つぐらいの変化があるんですよねってことでした。
単に一点だけの変化にとらわれないようにしたいですね。
明日は、これに付随した記事を書きたいなと思います。
それではまた
takuho