2種類の難易度と競争から選択をしよう
こんばんは。たくたくです。今日はちょっと趣旨を変えて受験や資格といった勉強全般に通じる話を書いていきます。
タイトルの通りまず2種類の難易度と競争というものを考えます。
最初に難易度についてですが、2種類というのは難易の2つだけという意味ではなく、2つの時点における難易度という意味です。
勉強においては理解と思考、そして実践と段階が進みます。ここで最初の理解と最後の実践を考えることにします。思考については両方に混じっている感じですが理解の方向に纏めます。すると学習はおよそ2つの段階に分けられ、それぞれに注目して考えられるようになります。学習においては理解と実践2つの時点での難易度に注目するということが重要だと思っています。
簡単のために難易度についてはシンプルに難しいか簡単かの2つにしておきましょう。すると段階が2つに難易度が2つなので4つのパターンが生まれますね。一応下に全パターンを記載します。
理解 簡単 + 実践 簡単
理解 簡単 + 実践 難
理解 難 + 実践 簡単
理解 難 + 実践 難
僕にとっては高校の頃の勉強だと物理は理解も実践も易しいものである一方、化学については理解は易しく、実践が難しい印象でした。これについては主観が大いに入りますので皆さんの主観での判断をしてください。また後にも書きますが主観と、大多数の評価には差があると思います。その差があるのが重要ですのでそれは覚えていただけると幸いです。
ここで2つ目の論点に行きます。少々唐突ですが書きたいことは2つが総合的になって意味があることなので少し飛ばして後で詳細に書きます。
競争というのは実践の段階で他の人と争うことを指します。勉強であれば試験、受験がそうですね。資格も合格率がある程度固まっているようならこちらも競争です。
この競争ですが、競争する相手のレベルが非常に重要になってきます。何を当然の事を、と言われるとは思います。しかし当たり前のことだからこそ今一度書いたうえで1つ目の論点と合わせる価値があるのです。
競争相手が自分よりも劣る人間ばかりならその競争は楽です。逆に自分より上の人間ばかりなら相当にハードな戦いになります。受験では模試である程度自分の実力と立ち位置がわかりますが、模試がない資格試験や勉強以外の競争ではそうは行きません。
すると戦う相手がどんなレベルにあるかがわからいという状況になることが大半だと思います。これが非常によくない。基本として自分の事を知り、相手を知るというのが戦術の基本でありどちらが欠けても勝利は揺らぎます。ですので競争をするのであればまずこの二つの情報を押さえなくてはいけません。
そしてこの競争の情報に1つ目の論点がある程度役立ちます。
簡単な例として先に上げた4パターンの内自分で一番取り組みたいのはどれでしょうか。普通は一番簡単なものを選びますよね。ですがそこに一つ条件を加えて、何人かで集まってパターンから選びその中で上位1%に入れといわれたらどうでしょう。そのまま一番簡単なものを選ぶでしょうか。少なくとも僕はやりません。理由としてはそこの人気が高く、実践も簡単な分テスト形式ならミスが許されなくなるからです。簡単なテストでは全員が満点当たり前という状態でスタートしてミスった人間から脱落という状態になりかねません。故にそういった競争は避けるべきです。
すると選ぶべき選択は4パターンの内から3パターンとなります。おそらく一番不人気なのは最も難しいパターンでしょう。しかしその分自分と相手の力量によっては相当に有利になる可能性もあります。自分の興味や勉強に近しいものだったり、得意なものに関連していたら多少難しくても学習は続きます。逆に自分から遠いものほど学習は続きません。
ここまで読んでいただけたらすでにお分かりだとは思いますが、このパターンの選択によって競争の難易度と種類は大きく変わります。人が多く集まり、簡単なものだと上位を目指すのはミスが許されない世界に。逆に人が集まりにくく、難しいものであれば如何に学習し着実に重ねていくかというkたちになります。重要なのはこの自分の選択から競争がどんな種類になりうるかを予測して選択するということです。
また重要なこととして自分と他人の評価のずれもあります。先程の4パターンは決して万人共通ではありません。人によっては難しくて仕方がないものでもある人にとっては超簡単ということがあり得ます。冒頭でも書いた僕の例がその一つです。このずれも競争で優位に立つための戦略です。人が難しいと思っても自分が簡単だと思うならそこで攻勢に出れますし、逆もあります。
大事なのは自分の選択が競争としてどんなものになるのか、そして選択そのものが他人にとってはどんなイメージなのかという情報を忘れないことです。ちなみにですが、物理と化学だと、物理は一般的には難しい分人が少なくある程度までの点数で落ち着く人と高得点帯でのバトルをするひとに2分されていました。一方で化学は人も多く、満点から低い点まで結構満遍なく分布するイメージがあります。この例でもあるように選択次第で競争のフィールドは様々に変わります。ですので自分のできる種類の競争に参加できるように常に気を付ける必要があるのです。
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