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子どもために学資保険に加入すべきか否か
わたしはまだ子どもはいませんが、将来的に子どもを育てたいと思っています。
その上で生活費や教育費は必須であり、心配事のひとつです。
やはり自分の子どもには不自由な生活はしてほしくないなと思います。
そのような中で「学資保険に入った方がよい」という話も昔聞いており、実際どうなのかなと調べてみました。
学資保険は、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険のことであり、毎月一定の保険料を払うことで、進学などのタイミングで資金を受け取ることができます。
また、突然の事故などで親が死亡した場合に、それ以降の保険料の支払いは免除され、学資金は受け取ることができる特徴もあります。
学資保険のメリットは、
●子どもの学費・教育費を着実に貯めることができる
●両親に万が一のことが起こったときの保障になる
●払い込んだ保険料よりも多くの保険金(学資金)を受け取れることがある
学資保険のデメリットは、
●払い込んだ保険料を途中で自由に引き出すことができない
●中途解約をしたときに元本割れを起こす可能性が高い
●固定金利であるためインフレに弱い
以上のようなメリット・デメリットがあると言われています。
それでは、実際の保険料と受け取れる学資金はいくらになるのでしょうか。
ある学資保険のシミュレーションでは、
親33歳、子ども0歳で、学資金計200万円の受け取りとした場合、
月額保険料は15,800円であり、10年間の払込が必要だそうです。
すなわち、15,800円×10年=189万円の保険料が必要となります。
学資金が200万円なので差額の11万円が学資保険のメリットになります。
わたしの場合は、
学資保険のメリットに対して、
●子どもの学費・教育費を着実に貯めることができる
➣通常の貯金で対応可能
●両親に万が一のことが起こったときの保障になる
➣生命保険で対応可能
●払い込んだ保険料よりも多くの保険金(学資金)を受け取れることがある
➣11万円のプラスは少ないと感じる(返戻率が低い)
と考えるため、学資保険に入るメリットは少ないと考えています。
それよりも上記に述べたデメリットが大きいかなと。
子どもにかかるお金(特に学費)を計算して、それを貯蓄するためのプランを立てることが重要と考え、わたしの場合は、児童給付金200万円と月額2万円の貯蓄、投資信託を併用して計画的に貯金することとしました。
子どもの人数によっても変わってくるため、プランの見直しはたまに行う必要があるとも思っています。
不安を取り除くために保険には入りたい気持ちもありますが、本当に必要かどうかを自分で考えていきたいですね。
それでは。
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