見出し画像

この時期何する?

休校対応

本校も生徒の登校は昨日まで。本当は来週から考査でしたが,明日から春休みまでは休校。そのまま春休みに入る予定。昨日は午後から教科会がありました。各教科ではこれから一ヶ月続くであろうお休みの期間にどんな「課題」を生徒に出すのかを検討したようです。検討の結果を共有フォルダ内の文書で共有してクラス・学年内で調整し,週明けには一覧を生徒へ発信。各教科から課題の送信となる予定です。

今までも校内SNSであるTalknoteを活用してきて,GoogleDriveも使ってきたので,このあたりの流れはもう心配ないでしょう。一応,昨日,一昨日と生徒向けのサポートデスクも設けたけれど,ふだんスタディサプリを使っていなかった生徒の問い合わせがあった程度。生徒も慣れたものです。

いつもなら

課題が多くなりすぎないように共有して調整しましょうという話をしていたときに,同僚が「だって,いつもならこれで試験が始まって試験休み。それで春休みですよね。授業もないし,春休みなんていつも課題は少なかったですよね。」と言いました。

確かに3月なんて試験が終わったら成績処理やら卒業式やらで授業はないし,終了式終わったら春休み。そんなに宿題出てた記憶もありません。生徒にすれば試験がないのは大きいけれど,試験が終わった後の一ヶ月はクラブはあっても授業はないし,休校みたいなもんか。

もちろん授業がまだあるはずだった学校や3月中も補習やら講習やらやっていた学校にすればこの期間学校がないのは大変。でもうちみたいな学校だと一ヶ月休校になっちゃうというのはふだんとそんなに大きい違いってあるのだろうか。

情報科の課題

情報科の結論として今回は(今回も)特に課題は出さなくていいねということに。Swift Playgroundsやった生徒で先をやりたい生徒は自分でやるだろうし,GarageBandで曲作る生徒は勝手にやってるだろうし,iMovieやClipsで動画作る生徒も好きなもん作ってるだろう。そのために必要な動画やBookは提供してある。とはいえ,たぶんそんなのは見てなくて(まあせっかく作ったから見て欲しいけれども)自分でYouTubeやら何やらで調べてやってくれるだろう。

せっかく「何があるかな」と考えたので,課題として強制するでもなく提出を求めるでもなく,いつもの授業でやってる「情報提供」として「こんなのあるよ」はやろうかなと。

いろんな学び方あるよ

本校だと高校生はスタディサプリが使えます。今回の休校騒ぎでありがたいことに様々なサービスが無料での提供を申し出てくれています。学校として「これ」というのもありだけど,いろんなの試すいい機会でしょう。気に入って「おお,これなら自分でやっちゃおうかな」というのが出てくるかもしれない。試してみて「やっぱり学校で授業受けるのがいいな」でももちろんいい。というか,そうでないと学校としては死活問題だ(笑)。

これ面白いよ

これは授業でもやってることで,webサイトだったり,YouTubeだったり,アプリケーションだったり,とにかくこの1週間で「これ面白い」と思ったものをリスト化して提供してみる。数人でもヒットしてくれれば十分。今回ならば本とか映画とかでもいいよね。「YouTubeばっかり見てたらどうしよう」という不安は保護者にも教員にもあるけれども,見るコンテンツの幅を広げてあげればいいんじゃないかな。遊びに使うな,ではなく,学びに使えるよということを具体的に伝えないといけない。リストを作るのは自分自身が今,何に興味があるのかを客観視できるので面白い。

そういえば,昨日ある生徒が「もうゲームも飽きた。勉強する」と言ってました。そんな生徒のちょっとしたきっかけになればいいな。

自分は何する?

画像1

さて,自分は何しよう。テストの採点もない。課題の評価もない。成績処理があるくらい。授業を配信する予定も少なくとも今月中はなさそう。

来年度に向けて,KeynoteやBook,動画をチマチマと作っていくには良い期間。今までだと慌ただしく年度末から新年度に入っていたので。でもそれだけではつまらないので,生徒同様に,「これ面白いよ」と勧めてもらってやってないことや読んでない本,観てない映画とかに手を出してみよう。何ならギター取り出して練習しちゃうかな。外出を自粛と考えたら寂しいものだけれど,久しぶりにゆっくりとインプットを許された期間なのだと思えば愉快ではないか

なかなか人に会うのも憚られるものの,ふだん会えていない人に会うのもいいのだろうなあ。みなさん,どう過ごします?

いいなと思ったら応援しよう!

takshinada
もしサポートいただければ,STEAM教育開発のために大切に使わせていただきます!