見出し画像

今日のお昼ご飯:ナスのペペロンチーノ

在宅で仕事をしていると、お昼ご飯が密かな楽しみになる。家で過ごすからこそ、自分で準備しなければならないという手間はあるけれど、それでも、仕事の合間に食べるご飯はちょっとした息抜きだ。毎日のことだからこそ、何を食べるかはいつも小さな悩みの種でもある。冷蔵庫の中を覗き、手軽に作れそうなものを考えながら「今日は何にしようかな」。そんなふうにして迎えた今日のお昼は、ナスのペペロンチーノだった。(写真撮り忘れです。皆さんの想像通りのものです)

市販のソースでも、それなりの満足感
今日は忙しかったこともあり、あまり手の込んだ料理はできないけれど、ちょっとお腹にたまるものが食べたかった。冷蔵庫を覗くと、そこにはちょうどいい感じに熟れたナスが一本。それに、棚の奥には市販のペペロンチーノのソースが眠っているのを発見。パスタを茹で、ナスを焼いて、ソースを絡めるだけでもそれなりに美味しいパスタができる気がして、今日はこの組み合わせで行くことに決めた。

まずはパスタを茹でると言いたいが、我が家は電子レンジでチンすれば茹でれる便利グッズを使う。なので電子レンジを後ろで使いながら、ナスを薄く切ってフライパンで焼いていく。じゅわっと焼き目がつき、ナスがほんのり香ばしい香りを放ち始める瞬間は、思わず食欲がそそられる。ソースを自分で作るわけではないし、凝ったものではないけれど、それでも「ちゃんと料理してる」という気分になる。

簡単だけど、ちゃんとご飯を作った自分に拍手
茹で上がったパスタにソースを絡め、焼いたナスをのせて、最後にひと混ぜすると、思った以上にちゃんとした一皿が完成した。食べてみると、シンプルなペペロンチーノのにんにくの香りと、ナスのとろっとした食感が意外と相性がよく、市販のソースでも十分な満足感が得られる。

ただチンして焼いて混ぜただけ」と思いつつも、仕事の合間に手を動かしてランチを作った自分が少し誇らしくなった。簡単なものだけど、これも立派な手作りのご飯。誰に褒められるわけでもないけれど、そんなときは自分で「ちゃんとご飯作って偉い」と声をかけてあげたい。

家ごはんだからこその「自分をねぎらう」時間
在宅仕事だと、誰かと一緒に食べることもなく、自分だけのご飯が続く。それは寂しいと感じることもあるけれど、逆に「自分だけのためのご飯」を用意する時間として考えると、意外と良いものだ。仕事の合間に好きな食材を使ってパパッと準備して、ひとりで気楽に楽しむ。忙しい日常の中で、こうした小さな自己満足の積み重ねが、意外とリフレッシュになっていることに気づいた。

誰に見せるわけでもなく、誰かに評価されるわけでもない、ただ自分のために作ったお昼ご飯。それでも、こうして手をかけたご飯は、思った以上にお腹も心も満たしてくれる。手を抜こうと思えばいくらでも抜けるけれど、今日のように少しでも自分に優しいランチを用意すると、午後の仕事もなんだか頑張れる気がする。

明日はどんなランチにしようか。また簡単なものになるかもしれないし、ちょっとしたひと工夫で「自分だけのご飯」を楽しめるかもしれない。何も特別なことではないけれど、自分のために少しの時間を使って、自分だけのランチを楽しむ。それが、在宅仕事のささやかな楽しみになりつつある。

今日のお昼ご飯、ナスのペペロンチーノを作った自分にちょっとした拍手を送りながら、明日もまた少しだけ工夫して、自分をねぎらう時間を楽しもうと思う。

#今日の振り返り

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?