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緊張に打ち勝って俯瞰したい

人前に立つ緊張感

とある芸人さんの一日密着取材を見た。人前でお笑いをやりたい、と思いながら、いざ芸人さんの舞台袖での様子を見ると、中学で吹奏楽コンクール本番直前のすごく長い待機時間を思い出してしまう。すごく緊張した。

あれを乗り越えて緊張せずに話すなんて、どうやったらできるようになるんだろう。漫才でコンビだったらまだしも、私が今日見ていた芸人さんは一人だったから、なおのこと緊張感を感じてしまった(本人は緊張していたかは分からないけど)。

人前で緊張してしまう機能を、なぜ人間は備えているんだろう、と思ってしまう。人間は昔から群れで暮らしていて群れにあぶれたら生きていけない。だから、人前にたたされたら本能的に緊張してしまう、というのをどこかで聞いたことがあるけど、今めっちゃその機能いらないな、なんて思ったりする。

逆に緊張しない人だっている。「俺、全く緊張しいひんねん」なんて発言を聞いたら、「そうなんだ!すごいね!(まじで?!信じられん!!!)」と言ってしまう。言葉の抑揚で感情が伝わってしまう気がする。

人前でめちゃめちゃあがり症になってしまう私を一生のうちに治したいって思っているんだけど、どうやったら治るか分からない。目標は、人前でも自然体の自分になれることなんだけど、本当にこれが難しくて。人前でも自分に自信を持てたらいいんだけど、自信がないから堂々と振る舞えない。むむむむ。

全体を俯瞰する

それはそうとて、私は全体を俯瞰して見れる人になりたい。いざ、自分が人前に立つと、自分の事に精一杯になってしまうけど、自分のパフォーマンスがどこにどう影響を与えるのか、ちゃんと知っておきたい。

芸人は特にそうで、前後のネタと全く同じようなネタをやると面白くないから、前後のネタの様子を見て、ネタを変更したりできるだけの余裕が必要だと思う。

仕事も同じで、前後の文脈の流れを正しく理解できるようになりつつ、自分の仕事がどこにどう影響があるのか考えながら業務ができるようになりたい。特に、今は業務を始めたばかりで、他の業務とのつながりが見えない状態で仕事をしているから、難しい。私がどういうパフォーマンスをしたら他の部署の人やお客さんが喜ぶのか想像しながら仕事ができるようになりたい。

人前に立つのって緊張するけど、それでもなお、全体を俯瞰して見る余裕のある人間になりたいと思う。



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