ネタバレ禁止!前情報無しで読んで欲しい小説3冊
SNS等が普及した現代ではひとつの作品を前情報無しで触れることはかなりの根気と意志が必要となる。
しかし、それだけ強い意志を持ってでも読んでいただきたい小説がある。
今回は、そんな前情報無しで読むことでとてつもなく面白くなる小説を3冊ご紹介する。
ちなみに、リンク先の記事はいずれもネタバレの記事なので、未読の作品については実際に小説を読むまで記事は読まないように願いたい。
〜屍人荘の殺人〜
いわゆるクローズドミステリ作品なのだが、奇抜すぎる設定がプラスされて、他に類を見ないオリジナリティ溢れる作品となっている。
その奇抜な設定がちゃんと推理にも活かされて、お見事!と思わず手を打った一冊。
〜異常 アノマリー〜
これは、本当に何も知らずに読み始めて欲しい。記事の副題にも書いているが、少しでも前情報が入ってくるような記事には一切触れず、本を買って欲しい。
ゲームプロデューサーの小島秀夫氏が「驚いて思わず本を落としてしまった」というのは、決して誇張ではない。
〜きこえる〜
各短編の要所要所にQRコードが付いており、それを読み込んで聞こえてくる音声を聞くことで、物語の新たな事実が見えてくる、という実験的作品。
音声を聞けば全ての謎が明らかになるわけではなく、ある程度読者側の推理力も試される。その推理の余白が絶妙で面白い。
同じようなシリーズの「いけない」「いけないⅡ」もオススメである。
以上。